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2013年12月06日 イイね!

S660

S660 先週末に開幕した東京モーターショー。今回は土日を除く毎日通っていただけあって、写真は撮れども掲載が間に合わずにモーターショーが終わってからの掲載となってしまった。というわけで、今日から数日間、モーターショーで撮影した写真を、車種毎、あるいはブース毎に掲載していきたいと思う。まずは、ホンダS660から、掲載するとしようか。

 巷では、ビート後継とも呼ばれるこのクルマ。クルマと人が一体になるスポーティーな走りを多くの人が楽しめるスモールカーで実現したい、というのがコンセプト。まあ要は、小さくて扱いやすいクルマでスポーツカー作りましょうよ、という事か。

 2011年に展示された、これまたビート後継と目されたEV-Sterは電気自動車であったが、正常進化系の今回は軽自動車規格で、見ての通りのオープンカー。駆動方式は勿論MRとなるそうだから期待は高なるばかりである。さてさて、EV-Sterの名前も出たところで、EV-Sterからどこがどう進化したかというと…
2011年 EV-Ster

2013年 S660

 左右対称となってしまっているのはちょっとわかりずらいが…どちらも一応、コンセプトカーという扱い。厳密には、血がつながっているかどうか怪しいところだが、デザイン上はかなり似通っているところ。ただ、よくよく見るとホイールの径が小さくなっていたり、横幅がS660の方が小さく感じたりと、計規格に合わせるように少々コンパクトになったような印象が強い。これは、本気で軽規格で出すんではなかろうか。
2011年 EV-Ster

2013年 S660

 リアからも左右が対象なのは申し訳が無いところ。EV-Sterは電気自動車という事を協調する為か、ブルーの配色が多かったものの、S660ではより現実に即したような、普通のデザイン。一番の違いはテールパイプが配置されている事か。他にもまあ、EV-Sterはリアフェンダー周りがグラマーな印象をうけるが、S660はスリムに収まっていたりと、やはり小型化の傾向を感じる。が、リアバンパーとかドアパネルの造形は結構そのまま継承されているようで、このまま市販となったら、EV-Sterの完成度が高った、なんて評価にもつながるのだろうか?

 EV-Sterからも進化を遂げたS660。軽自動車の中でどういう風なレイアウトとなっているのかが気になるところである…。

 前述の通り、エンジンをミッドシップに置くレイアウト。ドライバーは中心に配置される2シーターでオープンスタイル。コンセプトモデルなので屋根については考慮されていないとのこと。でもって、詳細は諸元は公表されていない…とのことだが。
 ちょっと考察をしてみよう。ホンダが、どうしてMRレイアウトを作る事が出来るのか?勿論、ビートという前例もあるし、何よりF1のイメージもある…が、そういうのはまあ抜きにして。例えば、写真は右がフロントで左がリアだが、これを逆にして見てみるとどうだろう?そう、Nシリーズと共通するFFレイアウトとなる。

 FFを作っていれば、それを逆さにしてMRを作る事が出来る、という手法は一時期あったと思うが、恐らくS660もその例に漏れない事だろう。MR用専用シャーシを作るのはさすがに無理があるし、投資分もとても回収できない。となると、Nシリーズのシャーシを使ってMRスポーツカーを作るのが一番投資も少なく開発もできる事だろう。

 となると、大体の諸元は予想が出来る。現在のNシリーズはホイールベースが2520mmで共通、全長も3395mmで共通、全幅も1475mmで共通だ。高さについてはさすがに予想がつかないが。写真の縦横比で考えると大体1400-1450mm位になるんではなかろうか。勿論、ソフトトップがどうなるかにもよるが。となると、全長が3395mm、ホイールベース2520mm、全幅1475mm、全高が1400-1450mmが現実的な値に思える。勿論、よりキビキビ走るようにホイールベースを短くするという可能性も充分に考えられるだろうし、エンジンの搭載位置をより中心に移すという変更もあり得る事だろう。詳細は発売の時に改めて確認したいところである。

 ホイールについてはいっちょまえにカーボン一体成型の物を装備。タイヤはアドバンネオバを採用していた。ブレーキキャりパーが赤いのもアクセントとなって、穴あきローター共々かなり本気である事を伺わせる。さすがに、発売される時にはオプションでも装備されるか怪しいが。ホイール系は、フロント16インチ、リア17インチ。結構大きいサイズを履くものだ。 

 サイドから見るとしっかりツライチになっているようにも見える。キャンバーの角度とか、そのあたりはいくらでも変わってくるだろうからどうなることやら。それにしてもこの白は、見る角度で若干色が変わるのがとても美しい。後ほど掲載するNSXコンセプトでも、今回の東京モーターショー全体でも思ったことだが、展示車の色がとても美しい今回のモーターショーであった。

 オープンモデルという事で気になるのは幌の収納場所。少なくともショーモデルでは、収納場所がさっぱり見られないのは仕方が無いが、実際にはタルガトップとなるのだろうか?リアは収納場所が少なそうだが…タルガトップをフロントに収納という形や、スパイダーのように布を引っ張って屋根を貼るような形になるのだろうか。さすがに、KTMクロスボウのような屋根なしスタイルだとアバンギャルドすぎるが…。

 この位置からだと良くわからないが、底面は結構フラットだった…のはショーモデルだからか(苦笑)テールパイプも左右に振られれており、三角形なのはシビックタイプRユーロを思い出す。もしもこのサイズで、このままの状態で発売されたらかなりカッコイイと思うのだけれど…。

 S660のチャームポイントと言えるのがこのヘッドライト。ヘッドライトカバーがクリスタル状にカットされていて、それが光を屈折して回転するたびに虹色に変化する。これは非常に美しく、これだけで何枚も写真を撮ったほどだ。パンフレットやメーカーの写真では、この上の線上のライトがウィンカーとして機能する模様。このクリスタルカットはさすがにモーターショー仕様だろうけれど、こういうデザインで行く、ということは確かにわかった。

 さてさて、そんなS660と共に舞台に上っていたのがS360。幻の軽スポーツ、なんて表題をどこかのサイトで見た記憶があるが、50年前のモーターショーにS500と共に展示されていたという。しかし、360ccのエンジンでスポーツカーに仕上げることは難しいとか、国内専用になるだとか、諸事情によりお蔵入りしたとかしないとか、そんなクルマがS360。NシリーズがN360の名を受け継ぐように、S660がSシリーズの名前を、そして50年前にも同様のコンセプトカーが展示されていたという偶然もあって、S360とS660の共演は実現したのだろう。

 S660の目標発売時期は2015年といわれている。後2年弱、経済状況は色々と変わるであろうが、S360のように幻とならない事だけ、祈っておきたい。
Posted at 2013/12/06 20:51:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 展-Showcase- | クルマ
2013年12月06日 イイね!

グランツーリスモ6 day1

グランツーリスモ6 day1 さてさて、昨日届いたグランツーリスモ6。GTアカデミー版や東京モーターショーでの試遊を通して走った事があったけれど、本格的に走っていくのは今回が初めて。挙動に関してはもう充分堪能しているが、それ以外の面では果たして…?

 まずは表示面。GTアカデミー版からの進化というのはほとんどないが、レースをした事が気がついた追加機能がいくつかある。その内最も役に立つのがサイドブラインド警告。自分の死角にクルマがいると、三角の警告表示が出て接触の危険性を示してくれる。最近のメルセデスベンツやBMWに搭載されている、自分の死角にクルマがいるとサイドミラーに警告表示がされるという機能とほぼ同一のものだ。これがあるおかげで、今まで3画面で無いとわからないような他車の位置が、より直感的にわかるようになって不必要な接触を避ける事が出来る。オンラインレースでは重要となってくる要素だろうし、これから先の長距離レースだとマシンダメージの回避にも繋がる事だろう。また、今回から自社のオドメーターが動作するようになっていて、クルマ毎に累計走行距離が計測されていくようだ。

 ダメージ表現についても結構進化がある。

 GT5までは多少の接触では傷一つ付かなかったものの、GT6では少し当たっただけでもパネルが凹んだり、傷が入ったりするようになったようだ。写真はトップ画像の競り合いの時に接触した後の状態。少々わかりずらいが、パネルが歪み、傷が入っている。これが勢いよく当たった場合にはアライメントやエンジンダメージ等も出てくる…のではないだろうか?また、クラッシュという観点でいうと、オーバーランしてグラベルに入った時に、小石がフロアに当たる音等が新しく再現されている。これは非常に臨場感があってまるでスーパーGTのオンボードでも見ているかのようだった。

 はてさて、今の所気がついたのはこれくらい。他にも挙動の面では、タイヤのグリップ感覚がかなりリアルに近づいたというのが新しい。今までステアリングを切りすぎてグリップを失った時はツルッとまえに進んでいくイメージだったが、GT6では切ったタイヤが抵抗となって減速してゆく感覚が得られる。タイヤをこじっているような感覚が非常に強く感じるようなそんな印象を持った。

 こういう細かいところが自然になってより現実に近づいた…と思いきや、こんな一面も発見してしまった。

 レース時に前を走っていたクルマなのだが…ブレーキングでジャックナイフ!?普通にブレーキングをしているようなのだが、どうもトライアルマウンテンの上り坂頂上でブレーキングをすると、この他のクルマでもジャックナイフをしている模様。一体全体、これはバグなのかなんなのか…非常に気になる一面もあった。
Posted at 2013/12/06 08:25:57 | コメント(0) | トラックバック(0) | 想-Virtual Review- | 趣味

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