マスコミによる、燃料不足によるスタンド渋滞の報道、物資不足を懸念してスーパーへ買いだめに行く人たちの報道・・・事実は事実だけど、この報道をみて不安をあおられ余計にそういった行動へ拍車がかかり、被災地へ悪影響を与えてしまう。
マスコミによって煽られてエスカレートした買いだめ行動を、さも非常識、被災地への配慮が足りない、と常識ぶって報道し、非難を行う。これって、報道の自由を語った報道による暴力に過ぎないとしか考えられない。
正確な情報を伝える義務がある反面、伝え方を誤ってしまうと大きな影響を与えてしまう事に気がついて欲しいと切に思います。
冷夏による米不足のときも、阪神大震災のときも報道という名の正義をかざし、ある場面では報道という名の暴力をふるってしまっていた事に気がついていないとは言わせたくないですね。。。
報道の自由という事を履き違え、その報道による影響力について常に配慮をしなくてはいけないという感覚が完全に麻痺してしまっているように思えてなりません。
個人個人のモラルも勿論、大切です。ですが。。。自分もそうですが、人間って弱いんです。
不安を煽る報道を受けて、今回のスタンド行列、スーパーへの買いだめ行動は起きている部分は少なからずともあるはずです。
被災地の方の悲しみ、苦しみ、苦労・・に比べれば今の自分がどれだけ救われているかという事を考えれば、自分がしなければいけないことは何か?が分かってくるのではと思います。
不要な照明の消灯(外灯が付いていて明るいのに玄関灯が付いていたりとか。。コンビにも喉元過ぎた感で外看板含めてフル点灯の店があったりとか。。)とか、不必要な買いだめを控えるとか。。。
まだ、1週間しかたっていません。余震も毎日起きてますし、原発だっていつどうなるかわからない状態です。
自分達も困っているかもしれませんが、もっともっと困っている人達が大勢いることを改めて認識しなくてはいけないのでは?
ある種の報道が全てと考えず、冷静に自体を受けとめ、日々の生活で自分が出来る事をしていきたいと凄く考えさせられてしまいました。(※ここ1週間で、起こった日常から考えさせられました。←例:外人上司がとっとと国内退避してたりとか)
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2011/03/18 00:29:25