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それでは、自分なりのマカンターボとＧＴＳの
比較についての感想を書いてみます。

ただ、車の専門的知識は少なく、単に好きな
車に乗って来たというだけの人間なので、
素人丸出しの感想をお許し下さい。(^_^;)

ＰＣ名古屋で、新しいＧＴＳを受け取り、帰路に
ついてすぐに感じたこと。

エンジンの吹け上りの違いでした。

マカンターボでは、普通に運転していて、一般道で
走行する速度では、回転数も１０００台を超える
事は少ないし、ましてやシフトダウンが起こるよう
な事もなかったと思います。

しかし、ＧＴＳでは回転の上りが早いというか、
吹け上りが小気味よい感じで、タコメーターが
上がります。

もちろん、スポエグＯＮにしておくと、低音の
心地よい響きが車内にも伝わって来ます。

自分のターボは、スポエグなしだったので、その
辺りは比較は出来ないのですが・・・

高速に上がって速度を上げて行くと、明らかに
ターボの方がトルク感があり、重い車体を
軽く走らせる感じは上です。

でも、それはＧＴＳが遅いという事ではなくて、
ＧＴＳは、エンジン回転が簡単に上下しながら
小気味よく十分なパワーで走ってくれるという
感じです。

つまり、たとえて言うと、重戦車のようにどっしり
知らぬ間にスピード出てるターボに比して、

バイク的な感覚で、エンジン回転がアクセルに
敏感に反応して、よりスポーティに感じるのが
ＧＴＳ

と言ったところでしょうか。

もちろん、直線での加速は間違いなくターボ
が上。

でも、固められた足回りや、エンジン重量の軽さ
が鼻先の動きを軽快にして、峠などではＧＴＳの
方がよりスポーティさを感じ、速さでは負けないか
もしかするとコーナーの連続する道では速いかも
と感じさせてくれます。

ターボに比較すれば、排気量もパワーも少ない
ＧＴＳですが、それでも９３０ターボよりも、加速
では速いのですから十分なのは間違いないです。

ターボは、どちらかというと高速道路を巡行して
遠距離走るためのグランドツアラー的な感じで、

ＧＴＳは、エンジンを回して、車を操るのが楽しい
という感じかも知れません。

もちろん、ターボもあのパワーを使いこなせる
テクニックある人には、同じように感じるのでしょう
けれど、自分はターボのエンジンをぶん回せる
ほどのテクニックもないので、底知れぬ、有り余る
力の限界を感じることは出来ませんでした。

ではＧＴＳの限界をつかめてるかというと、これも
出来るほどの腕はありません（笑）。

それでも、ＧＴＳで小気味よいエンジン音を響かせて
走って楽しむのは面白いと感じてます。

あと、燃費ですが、ターボの方が良いようです。

まあ、楽しければ燃費なんて関係ないですけどね。
両方とも、エコカーじゃないんですから。

あと、装備面ではオプションにあるかどうかは別と
して、ターボの方がラグジュアリーですね。

ハンドルのチルトなど移動が電動のターボに
比して、ＧＴＳは手動。

他にも、いくつかそんな感じで標準同士だと
ＧＴＳには付いてない装備も結構ありますね。

オーディオもターボはＢＯＳＥでしたし。

ま、高いから当たり前ですけどね。

うまく感想かけなかったかもですが、何か質問
あればコメント頂ければ、分かる範囲で答え
させていただきますね。

あちこちのレビュー見ていると、マカンはカイエン
と比較しても、９１１に近い、ＳＵＶのスポーツカー
だと評価されていますね。

その中でも、一番９１１感覚に近いのは、ＧＴＳ
なんだろうなと思ってます。

自分も、そのうち９１１に乗りたいなあと思うように
なりました。

あ、でもＳＵＶも好きなので、唯一のスポーツカー
ＳＵＶのマカンは大好きです。

保険の決まり？によって、事故から３か月以内に新しい
車が手元にあるように決着しなければならない
とのこと。（この辺り良く分かってません）

廃車→新車購入ということが決定するまでに、
すでに１か月近く経過してました。

しかも時期的に年末。

まだ、何も決まってない状態で年越しをする
ことに。

新年になって、ＰＣ名古屋の担当から電話で、
車を替える事が決定したので、一度見に来て
貰えればということで、数日後に行きました。

決められた価格以内で、残された期限内で
車が手元にあるようにするためには、新車
オーダーは無理。

新車（在庫）、新古車、中古の中から選択する
ことになります。

ターボ、ＧＴＳの中古共に（走行距離ごくわずか）
のモノがいくつか用意されてましたが、色や
装備などでしっくり来るものがなく、迷いました。

前車が、スポーツデザインパッケージやデザイン
ミラーなど、ターボでありながらもよりスポーティ
な外観しており、自分がこだわる、マフラーが
４本出しの丸いものが付いてました。





ターボの標準のあの四角い４本出しは、好きで
無かったのです。

あとは、サラウンドビューのパークアシストは、
ＢＭＷ時代も最後の２台には標準で付いてて
自分のマカンターボにもあったので、それは
欲しいと思ってました。

また仕事場に置くことを考えると、あまり派手な
色は避けたいというのもありました。

これらの条件を満たすものがない・・・

どうしようか迷っていたところ、裏の倉庫を見せて
貰ってた時に、別のＧＴＳがありました。



展示車に使ってたもので、走行はほぼゼロで、
装備的にも納得できるものでしたが、パーク
アシストはありませんでした。

その代わり、ＢＭＷにあって、マカンターボでは
無かったため欲しかった、キーレスエントリーは
付いていました。

実は、派手な色は避けたいという意向を伝えて
あったため、担当者が候補から外していた車
だということが判明。

でも見ていたら、もう色は派手でもいいやという
気持ちになってました。

前の、ジェットブラックの外装に、赤のシートという
好きな色の組み合わせに比して、他の候補車は
地味すぎて却下。

こうなりゃ、外装を派手な色にして、シートは
ブラックでもいいという気持ちになって、がぜん
有力な候補になった、このＧＴＳ。

ターボという、最高グレードからＧＴＳへと変える
ことへのこだわりは、少しありました。

ただ、マカンに乗るようになって、ＧＴＳが一番の
人気グレードということを知るにつれて、それに
対する興味も強くなっていたのは事実でした。

迷った末に、ターボはもう乗っていたので、
今度は、ＧＴＳに乗ってみようと決めました。

１月中旬過ぎの納車日がやって来て、ＰＣ名古屋
にて受け取ると、それに乗ってすぐ高速道路で
帰路につくことになりました。

ターボとＧＴＳを比較した感想は、次に書くように
しますね。

（続き）

忘れもしない、昨年１１月２０日の事。

仕事が終わって、ジムの友人の誘いで一緒に
スーパー銭湯に行こうということに。

夕食後、友人の自宅まで迎えに行くために
マカンターボで出かけました。

自宅から、１分も走ったところで、最近横道が
通り抜け出来るようになったために、横から
飛びだして来る車が多く、事故が多くなった
と後に家内からも聞いたのですが・・・

時速４０キロ程度で直進していた自分でしたが、
細い道が交わった所に差し掛かった時に、
凄い勢いで走ってくる車に気づきました。

慌てて急ブレーキ。

マカンのブレーキは強力で、１メートル程度で
交差点内で止まったのですが・・・

左から飛びだして来た車は、マカンターボの
フロントをかすめて、右へと通り過ぎて、
そのままスピンして９０度回転し、交差点を
通り過ぎて、脇の道で車の後部がマカンの
進行方向になり、停車。

あまり衝撃を受けた感じは無かったものの、
瞬時に視界が遮られて、何が起こったのか
分からない状態に。

ひと呼吸おいて、エアバックがすべて開いた
状態になったのだと気付いた自分は、車
から脱出する前に、点いたままになってる
車内灯を消そうとしたけれど、スイッチを
押しても点いたまま消えません。

仕方なくそのままで車外に出ると、

目の前を横切って、交差点から飛びだした
車は、レクサス。

レクサスの事よく知らないけど、ＬＳのひとつ
下の車種かなにか。

互いの車の位置を見ても、交差点内で止まってる
マカンに比して、レクサスはその進行方向に
突き進み、スピンして停止している。

どう考えても、相手がとんでもないスピードで
飛ばしていたのは一目瞭然。

非常にムカつきましたが、自宅近くでもあり、
起こってしまった事故に怒ってるだけでは
何も解決しません。

互いに、怪我のないことを確認して、相手を
確認の後、車の処理をするための連絡を。

相手は地元のレクサスディーラー連絡すると
担当者が２人ほど駆け付けて来てました。

それに比して自分は、２００キロ以上離れた
ＰＣ名古屋に車を運ばねばならんだけでなく、
夜のため、担当者とは連絡取れず。

ポルシェ保険のサービスに連絡して、
レッカーの手配などしたので、来てくれた
レッカー車のお兄ちゃんだけが味方という
雰囲気。

しかも、周りのやじうまは、よく状況理解せず、
乗ってる車が、ポルシェとおっさん車のレクサス
だから、きっとポルシェが飛ばしてたんだろう
というような見方をしてるような雰囲気。

ま、とにかく自分の可愛いマカンターボ君が
大怪我してしまった事を、考えるとショックを
受けそうだったので、スイッチを切り替えて、
状況を客観的に見るようにだけ心がけて
たのでした。

その後の自宅に戻ってからの詳細は割愛
しますが、翌日ＰＣ名古屋の担当者から慌てた
声で電話が。

損傷した車を見て、運転手である自分が、
大怪我してないかと心配だったようですが、
全く怪我なしだったので、後は車の話に。

ＢＭＷから乗り換える際に、保険のプランを
３種類提案受けてました。

１つは、ＢＭＷ時代とほぼ同じ。
２つめは、もう少し手厚くしたもの
３つめは、これなら何があっても大丈夫と
担当者が言ってたものでした。

そこまで必要無かなあと思ったものの、まあ
安心だからと３つめのモノにしてたのでした。

そのせいで、マカンターボがある程度の金額
以上の損傷があった場合には、新車に替わる
という特典があったのでした。

その後、結果的にそれが功を奏して、マカン
ターボは廃車扱い。

自分は、別の車を買い替えるという形になり、
当然、次もポルシェを選択するということに
なったのでした。

（続く）

マカンターボ



期せずして、乗ることになった車ではありましたが、
中学生の頃から憧れていた

「ポルシェ」　そして、「ターボ」という２つの単語を
持ち合わせた車は、予想以上でした。

BMWの５シリーズを乗り継いで、代替わりする
たびに、スポーティさが失われ、ジェントルな
車になっていくのを味わって来てました。

X4になった時、SUVにはスポーティさを求める
気はなかったため、それまで乗っていた５３５ｉ
と同じ、３０００ＣＣ　６気筒ターボではなく、
２０００ＣＣ　４気筒ターボにしたのも、そのせい
でした。

自身、初の４気筒。

回転を上げて、エンジン音は大きくなっても
心沸き立つような音質でもなく、コントローラブル
なパワーの上がり方。

でも、それでいいのだと思いつつありました。

そのＸ４に慣れた自分が、今度はマカンターボ。

３６００ＣＣ　ツインターボ　４００馬力はやはり
只者ではありませんでした。

あこがれの９３０ターボのような、途中から突然
パワーが盛り上がるようなことはないものの、
アクセルを踏み込むと、怖いほどの加速。

そりゃそうですよね、マカンターボの方が、
９３０ターボよりも、０→１００キロ加速でも
０．８秒ほども速いのですから。

高速道路を運転する機会が結構多い方なので
長距離移動でも、楽しくストレスなく運転する
事が出来てました。

ただ、この有り余るパワーを使いこなすことなど
出来てなかったと思います。

余力を持って、余裕で速い車・・・そんな感じ
でしょうか。



ジェットブラックの外装と似合った、赤いシートも
大好きでした。

そのマカンターボとも予期せぬ別れが。

（続く）