
こんばんは
アライチューです
ここ最近、
機材の強化の為、色々と改造をしたり、
アナログ電源の導入等をしてました
まず、
リッピング品質を向上させたいので
前々から改造をしてたプレミアム2ドライブ、
このUSB出力基盤のコンデンサを交換しました
以前に ここの場所には、OSコンSPシリーズの
100μF、耐圧16Vに交換してた訳ですが‥
もう少し音質アップ出来ないものか?
と思っていたのでした
そこでSPシリーズのまま、まず 裏側に
SEコンデンサを追加してみたのですが‥
どうもイマイチ効果が上がらない…

SPシリーズの裏側にSEコンを入れた状態
よく分からないが追加した場所が悪いのか?
期待ほどの効果は上がらず…
次にOSコンSPシリーズを止め、手元に
余っていたKEMETのポリマータンタル、
こちらに打ち替えてみようかと思いました
150μF、6.3V、35㍉Ωのポリマータンタルです
ここで以前から
みん友のvitawoxさんに教わった情報で、
「コンデンサに絹糸を巻くと音質アップ」
するという謎のチューンを教わりました
そこで材料を準備しました

エポキシ接着剤、絹糸、スピーカーケーブル
ナノテックシステムズの【SP#79SV】という
線材です
簡単に説明しますと…
KEMETのポリマータンタルは面実装…
スルーホール基盤にはそのままじゃ使えない…
なのでリード足を自作で加工する必要がある‥
その為にSP用のケーブル線材を流用して、
実装出来るようにしようというもの‥
さっそくやってみる事に…
まず、
ポリマータンタルにリードを付けていきます
ナノテックSP用ケーブルは 7本の単線で
編んであり それをほぐします
バラしたら適当な長さにカットし、
ポリマータンタルにハンダ付けします

こんな感じです
35㎜ x 28㎜サイズのコンデンサですので
かなり小さく やりずらいです
こうして加工した
リード付きポリマータンタルに絹糸を
ぐるぐると巻いていき、その上から接着剤で
固めていきます
接着剤が固まったらスルーホールに
差し込み ハンダ上げしていきます

ポリマータンタルに絹糸を巻いて
その上からエポキシ接着剤で固めた様子
この裏にも前回と同じく
SEコンを追加しました
これで音質アップするか!?
エージング200時間ほどで 視聴してみると…
あれ!? おかしい!? 何故か?
全体的にノイジーな歪みだらけの音質に…
理由はよく分からないが…
極性は絶対に間違えてないはず…
しいて言えば…
基盤にハンダ上げした際、加熱し過ぎて…
溶けたハンダがエポキシを溶かしてしまい、
ハンダが少し漏れ出てた事が気がかりでした…
加熱し過ぎてコンデンサが壊れたのか?
原因は不明のままですが‥
結局 失敗だったようで
すぐにまた SPシリーズに戻したのでした‥
SPシリーズの音も
極端に悪い音質でもないのですが‥
どうも音の腰が高いというか‥
少し煩いというか しっくり来ませんでした…
そして もう一度 ポリマータンタルと
絹糸チューンにトライしてみる事にしました
これで2回目のポリマータンタル実装です

接着剤を固めないで 先にハンダ上げしました
多分 大丈夫そうな雰囲気…
次に絹糸をポリマータンタルにぐるぐると
巻いていき、瞬間接着剤で固めていきました

初めに個体毎に巻いていき そのあと隣に
巻いていって アロンアルファで固めました
今回は裏側にSEコンを追加していません
再びエージング400時間経過後、視聴…
今回は問題なく音質も大丈夫のようです
前回のような歪み感は出ませんでした
結局、なんで前回ダメだったのか?
よく分かりませんでした
今回の度重なるコンデンサ交換で…
スルーホールのリングがちぎれてしまい、
一応 大丈夫でしたが‥
少し破損してしまいました
何度も基盤に手を入れた為、痛んだようです
次に最近 入手したアナログ電源、
【EL SOUND】を ご紹介します
今回、
12V 3A仕様のアナログ電源を購入しました
最終的には2台のアナログ電源を揃えて、
リッピング用ドライブの電源にしたいと
考えております
届いた元箱です

かなりコンパクトな箱で届きました
まずは12V仕様のこの製品を光モデム、
無線LANルーターの電源として設置‥

小型ですが かなりドッシリと重量感あります
電源の出力ジャックを特注で
AY電子さんに もう1つ増やしてもらいました
音質はどうか…!?
低域の沈み込み、音場のレンジ感、
透明感などが改善されたように感じました
はっきり言ってアナログ電源2万は安いです!
標準のACコード(別売り1000円)が何故か?
2mの長さで長いのが気になったくらいです‥
こちらのアナログ電源、コスパがいいですが‥
内部のコンデンサを交換したり、
電源ケーブルを換えたりすれば さらに音質の
改善が出来そうだな‥と思いました
次に最後にLANカードの改造です
以前からPCI express用の拡張カードで、
イーサネットLANアダプターカードを
使ってました
かなり前の記事でも紹介しましたが‥
USB3.0ポートが3つ、
LANが1つある複合タイプの拡張カードです
それを改造しました
こちらがその製品

star tech社の拡張カードです
このカードの電源部の大きい方の
電解コンデンサに以前、OSコンSPシリーズ
180μFに交換してました
最近、みん友のvitawoxさんに
このカードを改造出来るポイントを相談
してみた所…
「大容量の高分子アルミ固体コンデンサ」
1000μFの耐圧16V、OSコンの該当品を教えて
頂き それに交換してみました
秋月電子で購入した 【OSコン SEPF】です

1個、140円と超安いです
早速、OSコンSPシリーズを外そうとするも‥
【スルーホール内のハンダが取れない!!】
という いつもの苦行に…
調子が良い時は
1発で綺麗にハンダ除去出来る時もありますが…
ハマるとどうにも詰まって取れないのです…
ドリルの0.6~0.7㍉の刃を揃えてないので、
ハンダ吸い取り線で何時間も格闘してました…
何度も心が折れそうになり 挫折しそうでした
ようやくハンダを取り除き、
購入した高分子アルミ固体コンデンサを
差し込んでみると…
コンデンサのサイズが大き過ぎて隣と
バッティングしてしまいスムーズに入らない…
仕方ないので足を少し曲げて調整しました

なんとか無理矢理コンデンサを入れて
ハンダ上げした様子
固体コンデンサの上にあるコイルには、
オヤイデ製の電磁波吸収シートを貼りました
LANポートと近接してる所のチップセラミック
コンデンサを1ヶ所、SPシリーズ100μ、16Vに
交換してみました
拡大写真
ハンダ上げ後、無事にPCのネットワークに
異常はなさそうでした
只今、コンデンサのエージング中です
今度 エージング終わったら音質テストを
してみようと思います
Posted at 2019/11/23 22:37:42 | |
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