突然のパンクに見舞われたため、4輪全部交換することに決めました。新しいタイヤは、
トーヨー「PROXES Sport 2」
です。
トーヨーによる先代との性能比較は下の通りです。他の性能はそのままに、ドライ/ウェットグリップの向上を謳っています。また以前のタイヤ選びで参考にした
Tirenavigator というサイトでの比較は下の通り。こちらではウェットグリップが向上したと評価しています。
逆にいうと「燃費とか他の性能は現状維持かよ」とツッコミたくなりますがw、この先長く売っていくための対応(なんとか7とか?)を実施しつつ性能向上したんだろうなーとか勝手に邪推しています。
○一般道
さて、装着して最初に微速前進したとき懐かしい感触がしました。以前テイクさんがPROXES R51A を装着していた自分のMazda3を運転したときに「微速発進時のハンドルが重い」と言っていたのですが、まさにあの感触"でした。
その後、40〜60km/h で一般道を走ってみたのですが、最初の感触は、
「前のタイヤと同じだ」
でした。前のタイヤ:コンフォート寄りである Playz PXII に変えた時の感想を
このブログで「足元でドコドコしているだけ」と述べていたのですが、まさにあの感触です。また、段差に乗り上げる瞬間や段差から落ちる瞬間の当たりもほぼ同じです。妻などは「え?ホントにタイヤ変わったの??」と言っていました。
とはいえ、比較的大きな凹凸や轍があるとその感触を結構ダイレクトに伝えて来るのでそこはスポーティー寄りなんだなと感じます。
ロードノイズも Playz PXII とあまり変わらず、それなりにある方だと思います(自分はあまりロードノイズは気にしない方です)。
○ワインディング
さて、自分が多用するのは0.3Gまでのコーナリングです。
減速はこちらのブレーキ操作にちゃんと応えてくれて、車体がノーズダイブして0.3Gになるところでピタッと安定するのが気持ちイイです。そこからブレーキを緩めながらハンドルを切って行き旋回G一定に持って行くのですが、ダイブしていたノーズが浮き上がって行きそれをキッカケにハンドルを切って旋回G一定でピタッと安定するのがこれまた気持ちイイです。更にそこからハンドルを戻しながらアクセルを踏み込むのですが、旋回Gが加速Gに変わって行くのを感じながらスピードが乗っていくのはテンション上がって行きます。
これら狙ったGに持って行って一定にすること自体はどんなタイヤでも同様の感覚ですが、そこに持っていくまでの感触はスポーティー寄りのタイヤの方が明確ですし、一定になったと感じるタイミングも僅かに早いです。この辺は好みの問題かも知れません。
○クローズドコース
i-DMsで年に1度行われている
クローズドコースを借り切っての競技会に毎年参加しています
(※サーキットではありません)。
今年は昨年までとはコースレイアウトが変わり、制限しているGも0.5Gと大きめだったのでスピードが出しやすいものでした。
タイヤが変わってG一定を感じるタイミングが早まったことで狙ったラインをトレースするのが気持ち良く、思い通りのクリッピングポイントでアクセルを踏み込むのが楽しくてしょうがなかったです!!結果は、
昨年同様 3位
やはりスポーティー寄りのタイヤに戻して正解だったと実感しました。
このようにトーヨー最新のプレミアムスポーツタイヤ「PROXES Sport 2」に変えました。
乗り心地は、トーヨーの性能比較では、先代と変わっていないとのことでしたがコンフォート寄りであった Playz PXII とほぼ同様と思います。一方ワインディング等クネクネした道を走らせるのはとても楽しく、ここはスポーティー寄りタイヤの醍醐味と感じます。さらにクローズドコースで一般道では出さないような速度でも安定した走りを"楽しむこと"が出来ました。
今回はディラーにお願いしたので諸経費込みで ¥170,000 と少し高くつきましたが、変えて良かったと感じるタイヤです。
今度は長く使えることを祈るばかりです。
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2023/12/20 20:25:55