スカイアクティブX搭載車のオーナーとしてあれこれ書いていくシリーズ第9回です。久しぶりですね。
いつまで続くかわかりませんし、不定期で申し訳ありません。
以前、この
ブログで、ハイオクとレギュラーの燃費比較を行いました。そこでは、高速・郊外路・市街地を含む同じ道程での比較だったわけですが、ハイオクの方が7.7%燃費が良いという結果でした。ただし、車載の燃費計の表示だけで満タン法での比較はできていませんでした。
ところで
この動画にて、100㎞/h 程度の走行での燃費が示されています。
結果は、満タン法で 19.81 km/L とストロングハイブリッドカーでない2.0Lガソリン車としては良好なものでした。もちろん、燃料はハイオクです。
となれば、レギュラーではどのくらいになるのか? という興味がわきます。レギュラーにすると燃費が悪くなるというのが、ディーラーやマツダの説明でした。果たしてハイオクの高速燃費(上記動画の燃費)にどこまで迫ることができるのか?
今年の秋はマツダ3で旅行する計画だったので、9月の中頃からレギュラーを入れていきました。その結果、レギュラーの割合は 99.86%になりました。
<高速路①:宇治西IC~新潟西IC>
まずはこの経路で新潟に向かいました。
京都から行くのであれば北陸道を使うのが普通ですが、タイミングの悪いことにリニューアル工事を8区間もやっていて、
渋滞や低速になるのを避けたくて、東海北陸道を使うことで工事区間を2つに抑えました。
(みん友のnobu_nobu さんが「交通整理が下手で渋滞を引き起こしている」とか呟いてたし…)
よって、東海北陸道を使って580kmほど走った結果は・・・
19.64km/L!!
意外と伸びました。
先の動画の燃費に対して達成率は
99%!!
凄~い\(^o^)/
…と思いきやこれにはカラクリがありまして、東海北陸道は飛騨清見ICを過ぎて二本松トンネル辺りから片側1車線の対面通行になるわけですが、飛騨河合PA辺りで前を走るクルマのペース70km/hに落とされ、それが北陸道に入るまでの60km続きました。しかもその殆どが下り。つまりこの区間の燃料消費が大きく抑えられていたわけです。
とはいえ、燃料的にも重量的にも不利なのにここまで迫ることができたのは上出来だと思います。
(動画:カタリさん1人と3日分くらい?の荷物)
(今回:夫婦2人と7日分の荷物)
<高速路②:伊豆縦貫道:長泉IC~宇治東IC>
もう1つ、高速路での検証ができました。このときは①のときから更に2回給油しているのでレギュラーの割合は 99.99%でした。
経路は以下のようになっています。
長泉ICを入ってから新東名までの35kmほどは100km/hではありませんが、新東名に入ってからはいきなり120km/h可能区間なので、動画と同様120km/hで浜松まで走りました。あとは渋滞等で大きく減速することもなく走ることができました。その結果、
18.40km/L!
…まぁ、こんなものでしょう。
動画の燃費に対する達成率は、
92.9%。
なかなかいい線行ってると思います。
(※写真のレシートがハイオクになっているのは、この検証が終わったのでハイオクに戻すためです。)
以上、2回ほどレギュラーで高速走行しました。
結果はベンチマークとした動画に対して、達成率99%と93%。
自分としては90%を越えれば良い方と思っていたので、意外と伸びたなという感想です。
さすが、もともとレギュラーで開発されていただけあると思います。
偶然かもしれませんが、以前の”レギュラー入れてみた①”ではハイオクの方が約7.7%良いという結果でした。今回の”高速路②”で出た燃費の場合、ベンチマークとした動画の19.81km/L(ハイオク)は18.40km/L(レギュラー)に対して約7.7%良いという結果でした。両者はよく似た数値になっています(今回の高速路②の経路は動画で走った道程の一部ですし)。
ちょっと暴論かもしれませんがこの2つの結果から、ハイオクの燃費がレギュラーよりも7~8%良いとします。現在レギュラーが¥160/L、ハイオクが¥171/Lくらいですから、ハイオクの方が6.9%高いことになります。とすれば、高速路やそれを含む郊外路であれば、ハイオクの方がお得と言えるかもしれません。(1回の支出が大きいですが・・・汗)
まぁ・・・数少ない SKYACTIV-X オーナーの中でもレギュラー入れるなんて方はそんなにいらっしゃらないと思いますが・・・ご参考までに。
Posted at 2021/10/15 23:44:16 | |
トラックバック(0) | 日記