本来の「世界線」というのは全然意味が違うのですが、最近ネットやオタク界隈で言われている世界線とは "パラレルワールド"つまり「もし○○だったら?!」の意味合いが強いです。今回はそんなお話。
一部の方はご存知のように、自分はいわゆる「左足ブレーキ」です。
i-DMs で左足ブレーキといえば、
あるりりこ さん が有名?!です。また以前左足ブレーキだった方といえば、
cknrtz さん、
busaku さん でしょうか・・・。ただ、cknrtz さんはMTに変わったのでもう左足じゃないし、busaku さんは・・・左足だったり右足だったり かな?? ほかにもいらっしゃったらごめんなさい。
というわけで、左足ブレーキの方って極少数派です。世間的にも。
ところがそんな自分も、かつて一時的に右足ブレーキに変えたことがあります。まずは長い長い前置きからww
あれはまだ、コイツに乗っていたころ。
自分も昔はブレーキングに悪戦苦闘した頃があったわけで、そのころの悩みというのが・・・
コレはできるのに!!!!
なんで、コレが出来ない??!!
でした・・・文字で書くと、
何でG一定の減速が、一時停止だとできるのに、コーナリングだとダメなの??
ですね。i-DMs で碁盤目やってたらたぶん殆どの方が悩んだであろう
アレです。その当時
アレに悩んでた自分は解決法を模索する中で、右足ブレーキに変えてみたわけです。
その頃、タッチ_さんのブログ(か、何してる?)で、
「GボールログのG一定部分がギザギザになるのは、左足をフットレストにちゃんと置いて身体を安定させていないから」
というのがありました(文面は違うかもしれませんが主旨はこんな感じだったと思います)。
ログがこんな感じになるのは、しっかり身体を支えていないからだってことです。言い換えれば
"しっかりとG一定にしたければ、右足ブレーキだ"
ということですが、自分はこの当時「ちょっと自分の悩みと違うかな…」と誤解してしまいすぐには右足ブレーキに変えることはしませんでした。悩んでいたとはいえ
アレが全く出来ないわけではなく安定しなかっただけだからです。
しかし練習を続けても一向に改善する気配がありませんでした。となると流石にタッチ_さんに相談しようと思い始めました。そうして相談するために要点をまとめていくうちに、
「相談するのはいいとして、やっぱり"右足ブレーキ"は試しておかないと…」
と思いました。
教えを請おうとしている者の"礼儀"というのもありましたが、ブレーキングの「安定」を望むのなら身体を「安定」させることが大事と考えたからでした。
また、
アレの原因が本当に左足ブレーキにあるなら、右足ブレーキに変えたらすぐ治るはずで、それはそれで楽だなぁ…と考えました。
以上のような経緯で「右足ブレーキに変えます」宣言をしたわけです。タッチ_さんには、
「遅い!ボクのブログの何を読んでたの?」
と(その後の飲み会で)言われww、一方G-bowlの開発者である もっきーさん には、
「せっかく左足ブレーキ出来るのに勿体ない」
とコメントされる始末 ( ̄∀ ̄)
その結果それまでよりは「安定して」G-bowlスコアの9点台が出せるようにはなりました。しかし、写真のような水平な減速G一定部分を持つログに「安定的に」するまでには至りませんでした。
ただ、G-bowl スコアが伸びてきたことと例の”お休み”になってしまったこともあって、結局その後左足ブレーキに戻してしまいました。
さて、やっとここからが本題 (゚∀゚)
先日"サプライズ"で現れたタッチ_さんとお話しているときに
アレの話が出てそんな過去を思い出していました。そしてそのうちにふとこう考えたのです。
そのまま右足ブレーキだったらどんな感じだったろう?!
これがもう1つの「世界線」(パラレルワールド)というわけです。車体の動かし方が分かってきた自分なら、右足ブレーキに変えても同様に運転できるとは思いましたが、やっぱり試してみたくて。
そこで、i-DMsの最終戦もひと段落したところで頻繁に通ってる さるびのワインディング で試してみました。もちろん、イキナリというわけには行かないなので、練習も兼ねて家を出たときから"右足ブレーキ"にしました。
右足ブレーキに変えてみて違和感は殆どありませんでした。i-DMは普段通りに青点灯しましたし、アクセル/ブレーキも思い通りにG一定で踏めました。そのために姿勢を変えることもありませんでした。ただ、エンジンをかけるときは無意識に左足でブレーキを踏んでしまいますね…。
で、さるびのに着いてからいよいよワインディング走行。…と言ってもそこまでの道程も割と良いワインディングだったりするので、いつもと同じブレーキングポイントで踏み、同じペースで走行できました。変わらず走れることは予想してましたが、拍子抜けするくらい"いつもと同じ"でした。
で、結果ですがこのようになりました。
ここ最近の結果と比べても遜色ないくらいの好成績でした。ただちょっと上りはまだまだ課題があるのと、今回の走行ではやはり i-DM スコアが全体的に低くなっていました。しかしこれも練習すれば改善できるレベルだと思います。
そんなわけで、久しぶりに右足ブレーキでワインディング走行を試してみましたが、左足ブレーキとそんなに変わらず走行できて良かったです。「あのまま右足ブレーキだったらこんな感じだったんだろうな」というのを少し体験できた気分です。
最後に。
左足ブレーキのメリットと言えば、
「ブレーキペダルからアクセルペダルへの踏み替え時間が少ない」
というのがありますが、現在右足ブレーキのドライバーがこのメリットに魅かれて左足ブレーキを試すのは
お勧めしません。特に、G一定の碁盤目走行やワインディング走行/練習において、このメリットはあまり生かされないと考えます。タッチ_さんがかつておっしゃっていたように、
フットレストに左足を置いて身体を安定させることが出来ないというのは、G一定のコーナリングにおいてデメリット
です。上記にあるように、自分も G-bowl スコアを伸ばすことが出来たのは、左足でしっかり身体を支えることによって、「設定G(0.2Gとか0.3G)までしっかりブレーキを踏み込む」ことが出来るようになったおかげだからです。
Posted at 2022/09/19 18:00:04 | |
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