
平素は私の清涼感溢れるブログに
お付き合いいただきありがとうございます
僅かながらもファン登録していただいている
奇特な方もいらっしゃるようで
この場をかりて感謝の意を表したいと思います
正気ですか?
しっかりして下さい
さてさて
危険物と見なされる物を車載しているだけで 条例だの軽犯罪法だの引っ張り出してきて
御用となる激辛なご時世です
ちょっと唐突すぎましたね
先日私の知人が野球で使った金属バットを車に載せっぱなしになっていた事で
検問の際にひと悶着あったようなのです
そもそも危険物って何ですかね?
要はそれを使う側の問題なのではないのでしょうか
もちろん所持が禁止されてるような物を積んでるのはいかんですよ
「口径」という単位で表すような物とかは論外です
ここで爽やかだけが取り柄の男が
(もう言いませんから) 今さら語るまでもなく
過去幾度となく色々な所で議論が交わされているものと思います
が 私も思い出さずにいられないエピソードが一つあるので
下に書かせていただきます
書くのっ!
話はかれこれ5年以上前にさかのぼります
当時私が仕事で配属されていたのが建設機械の販売、レンタルを行う部署
主な取引先は建設業者という事になりますか
ある時、下水工事の現場からエンジンカッターという機械を貸してほしいとの連絡が
さらに据付けたマンホールの微調整のためバールも持ってきて欲しいとのこと
急を用すとの事ですぐさまその2点を営業車の荷室に積込み
現場へ配達に向かったわけです
現場は海水浴場に近い集落の中
車が入らない場所という事で指定された海水浴場の駐車場で
作業員の到着を待つ手はず
シーズンオフなため海水浴客はいないものの数台の車が止まっており
私は自動販売機の側に車を停め 一服しながら作業員を待つ事にしました
そこへ現れたのが一台のパトカー
駐車中の車一台一台に声をかけ始めました
ほれ 奇特で賢明なみなさんは
もうこの話の展開が分かってきた事と思います
ん? 何か事件か?
どの車もトランクの中を調べられているようです
なんだか面白い事になってきたぞと思っていると
やってきた警察官2名が私にこう告げます
「すいません。
最近この辺りで自動販売機荒らしが多発してまして、みなさんのお荷物を確認させていただいてます。」
……はぁ;
わし…
おあつらえむきな物 積んどるがな;
「運転手さん、ちょっと免許証と
荷室見せてもらっていいですか?」
嫌なのだっ!
と言ったところでややこしくなるばかり
こうなったら置かれた状況を楽しむ他はありませんぜ
若い方の警察官が車の後へ回り
よせばいいのにリアハッチを開けます…
はい、そうですね
そこにはあの
「おあつらえむきな」2点があるわけですよ
「ウォーッ!!」
いままでドラマの中でしか聞いた事のないような叫び声をだす若いの
元気ヨシです
「こっ、こっ、こりゃ
何ですかっ!」
あー それ?
それATMぶった切る道具です
自販機用じゃないですよ
「えっ、ええええっ!?」
ほんのジョークのつもりだったんですがね
もう大ハシャギですわw
私の免許証を見ていた年輩の警察官は少しも慌てず尋ねてきました
「えー、お勤め先はどちらですかね?」
勤務先名を告げると
「あ~なるほど。配達中ですか。
お仕事ご苦労さまです、お気をつけて」
何ていうの 余裕?
はっきり言ってダンディー
弱冠納得しきれてない若いのを
促すようにパトカーに戻ります
かっこええのー
んが!
よぉよぉ ちょっと待ってくれ
うちの会社の者だったらいいの?
「……運転手さん、長くなってもいいですか?」
あぁ… いや;
そ、 それは願い下げ
どうぞ どーぞお引取り下さい;
パトカーが去るまでの顛末の一部始終を遠目から見ていた現場作業員は
笑いながら近付いてきて
「お前、見事にからまれとったなぁw」
助け船を出す気はさらさら無かったようです;
その時は私の爽やかな風貌も手伝って
(また言うたった) 難を逃れましたが
誤解を招くような物はなるべく車載しないのが賢明なようです
あっ もちろん誤解を招くようなジョークは厳禁ですよ
みなさん
気ぃつけなはれや
Posted at 2013/07/25 22:18:38 | |
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