
私は北米在住の主婦なので日本のように交通機関が整っていないので車は生活必需品となります。
住んでいる土地柄、SUV率が異常に高く、セダンなど殆ど見かけずSUVかミニバンが90%以上占めていそうなくらいなのです。
子どのも送り迎えが主な仕事なので車は大切なアイテムなのですが、マカンに出会う前まではお恥ずかしながらまったく車に興味がありませんでした。
マカンに乗り換える前の車はメルセデスのGLCに乗っていましたが、これも友人が乗っていてとてもコンパクトで乗りやすいからとおすすめされた事と、その当時ファミリーミニバンに乗っていてあまりの巨体に嫌気がさしていたからです。(巨体のSUVでも乗りこなせる練習になりましたが)
欲しいのは小さめのSUVで安全性が高い、ACCが結構使える、操作も簡単で目立ちすぎない車。
GLCはママさんたちもかなり乗っているし、主婦にはぴったりの地味めの風格が気に入り、将来、EV化とEV環境や道路インフラが整うまで5ー10年くらいこれで使えるわーとお気に入りの家電に出会ったようなそういう感覚だったのです。
とりあえず運転が私の仕事だったので、ACCを駆使し、いかに楽チンに運転をするかがモットーで運転していてドライブの楽しさなど全く理解不能だったのです。
メルセデスの気に入っていたところは安全性と、乗っているというより過ごしている感覚。まるでリビングルームのような快適な空間とディストロニック(ACC)そして地味目な風貌。
夫と担当さんにこんなにオプションつけるんだったら43のクーペとか63とかにした方がと言われたのですが、(夫も少しでもカッコいいのにしたかったらしい)荷物は積めないしエンジン音がうるさくてAMGなんて書いてあったらなんだかお迎えの時に恥ずかしい気がして他のママさん達も乗ってるのと同じ感じが良かったのです。
小さなタイヤとか上品なエンジンスタート音とか。
マカンGTSに出会うまでは!
その出逢いも普通に憧れていたポルシェに出会えたのではなく、ポルシエなど全く脳裏に浮かんだこともないくらい遠い存在だったのです。
もちろん911、ボクスターやケイマンの違いなんて知るよしもありませんでした。カイエンやマカンはSUVなのでさすがにわかっていましたがそんなお高いのに全然ラグジュアリーじゃない車なんて主婦にはコスパが悪すぎて全く眼中になかったのです。
何が世のおじさま達をそこまで虜にするのか全く理解不能でした。
街中で年配のおじさま達がオープンカーで走っているのを目撃するたび私ももっと歳をとったらオープンカーに乗りたくなるのだろうか?その時はポルシエのなんとか言う赤いオープンカーに乗ろうかなと浮かんではすぐに消えて行っていました。
今はどの911のどのモデルに決めていつ買うか、どう買うか、内装、オプションを本気で毎日妄想している自分が信じられません。
続きはGLCとの突然すぎる別れに関して書きます。
Posted at 2019/03/01 06:43:50 | |
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