が-のブログ一覧

古いイタリア車のガソリンホースは、緑色のCAVISが使われていることが多いのですが、何年もたつと、飴色みたいな色になって、カチカチになってぱっきり割れたりします。
なので乗る前にガソリンホースも全部交換しますー。
安心とかを品質を考えて、新しい部品が平気な方は、ここで黒いゴムの新しめのガソリンホースとか使うと思うのですが、
私は安心とか品質より、当時の姿の車に乗りたいだけなので、オリジナルと同じものを使いました。

フィアット500用は、CAVISの5X9、内径が5ミリで外形が9ミリのですー。

塗装しましたー。
つやつやだと雰囲気にあわないと思ったので、PG80の黒のつや消しにしました。
これでガソリンタンクは完成です。

サビだらけのガソリンタンクをリン酸に一週間つけて、洗って、また
一週間つけて洗って、
カインズで50センチの鎖を何本か買って中に入れて振り回したりして、
を繰り返して、やっとサビが取れました。
そのあと、一週間乾燥させてから、タンクの中をコーティングしました。

ストレートで売ってる、POR15のフューエルタンクシーラー236ml が、
ぴったり１缶で、フィアット500のガソリンタンク１個がコーティングできる
感じでした。

古いバイクのタンクみたいなシンプルな構造だと思ったら、中にバッフルプレートとかあって、サビを落とすのもコーティングも時間がかかりました。

また一週間乾燥させて外側も塗装します。

きっと、フィアット500はガソリンタンクがものすごく錆びやすいのだと思います。
どの個体の給油口から中を見ても、わりとサビだらけで・・・・

この子も10年くらい動かしてないと聞いたので、ガソリンタンクをのぞいてみたら、
サビしか見えなかったです。

腐ったガソリンを捨てて、洗ってから、リン酸に漬け込みます。

フィアット500の燃料センサーが、サビでがびがびだったので、リン酸につけこんで
おきながら、フロートにガソリンが入り込んでいたので、穴をあけてガソリンを出してから、穴は半田ごての熱プラを溶かして埋めておきました。沈めてみても空気が出てこないので、大丈夫そうです。

パーツごとアセンブリーで交換したりしないで、できるかぎりパーツを分解して、ダメな部分だけ直していこうと思います。