編み込み式ハンドルカバーの交換(前編)

2024年最初の整備記事です✨

昨年末は持病の腰椎痛が悪化してしまい、しばらくはまともに歩けずクルマになんて乗ることも出来なくなった私でしたが、元日頃から少し痛みを誤魔化せるくらいにはなりましたので簡単な作業に取り掛かってみました。

３年くらい使用した編み込み式のハンドルカバーがパリパリ剥がれ始め、新しいものを購入してはいましたが替える余裕のないまま2ヶ月くらい経過…今はご覧の状態になっています。

やはりハンドルカバーと言えど、クリーム等でケアしなきゃ痛むのも早いのでしょう。

車検くらいしか他人にハンドルを預けることもありませんし、まーいつでもいいや！と思っていたら剥がれたクズが運転席やシートに散乱しているのを見つけてしまい…

まずは痛んだカバーを取り外します。

編み込みの紐をニッパーで部分的にカットしながら抜いていきますが、所々純正ハンドルの露出している部分もありますから丁寧に作業します。

ハサミを紐とハンドルの隙間に通して一気に切ると小さなゴミが散ったり、不意にハンドルを傷付けてしまう気がしたのでその様にしました。

カバーを編めないハンドル下方中央の部分は、エアバックのパネルに重ならないよう折ってハンドルに両面テープで貼り付けていたんですが、もしかしたら両面テープでハンドル表皮が痛んでないか心配でした。

問題はなかったのですが表面は後でケアします。

紐を抜いた後、取り付ける時は結構グイグイと引っ張りながらハンドルに被せたカバーなので、こちらもクズがポロポロ落ちないよう＆楽に外すための切れ目を入れて取り外します。

全体的には綺麗な状態でしたが、編み込み式カバーの弊害は純正ハンドル表面にデザインの凸凹跡が付いちゃうことですね。

そこで取り出したのがこれ！

"れざーけあーろーしょーん“　
byドラちゃん

http://minkara.carview.co.jp/userid/3111302/car/2909065/12121970/parts.aspx

ローションを付属のタオルに垂らしてハンドル表面を揉みながら塗りこんでいきます。

新しいカバーを編み込みする前に状態改善と表面保護を促しておきます。

ついでに最近ケアしてなかった運転席シートの乗り込み側に出やすいヒビをローションで解してあげます。

本来なら水で濡らしたメラミンスポンジで拭いて先に汚れを落としてから行うのが効果的です。

丁寧に塗るのではなく、表面を揉みながら手の温度をタオル越しに伝えグニグニさせて塗り込みます。

表面に付いた線をローションでは消せませんが柔らかさを戻しておけば切れや割れを予防しておくことは出来ます。

中古車のレザーシートなんかではありがちな、乗り降りの頻繁なシートの側面なんて放置しておくと割れてきたりしますので、こちらもグニグニ塗って皮の柔軟性を補っておきます。

シートをついでにケアしていたら、最初にローションを塗り込んだハンドルは少し凹みが戻りました。

また時間を置いてからハンドルカバーを編み込みします。


つづく…