吸気温度の検証①では自作遮熱板の有効性を検証しましたが、今回は吸気の吸入方法で吸気温度が変わるか❓を検証したいと思います。
検証はあくまでもNAロードスターに限る(左リトラ周りでの吸入方法変化)方法となります。
また、最後の方は通常の街乗りでは使えない方法となりますのでご了承下さい。
検証日は①の翌日 2020/06/24
今回の測定位置は外気温度は前回と変わりなくAピラー上部、吸気温度はブリッツエアクリの上側にしました。
走行ルートは山坂の上下と市街地はちょこっとの10km程をそれぞれの検証で走行。
検証は6個項目。
検証①
ノーマル(リトラ閉じ)状態での外気温度と吸気温度の差。
私の車はリトラカバーをガレージベリーのリトラカバーと以前整備手帳にも書きましたがリトラカバー後ろのボンネットに付いてる黒い壁?に穴を開けてます。
その両方をテープでカバーして計測。

①の結果は
平均外気温度 27.4度
平均吸気温度 54.9度
外吸気温度差 27.5度差(この温度差が小さい程効果有りという事になります)
検証②
①の状態からガレージベリーのリトラカバー吸気穴を開けた状態

②の結果
平均外気温度 29.4度
平均吸気温度 54.6度
外吸気温度差 25.2度差
検証③
②の状態からリトラ後ろの壁カバーに穴あけ状態

③の結果
平均外気温度 29.7度
平均吸気温度 58.0度
外吸気温度差 28.3度差(①より悪くなってる⁉︎)
検証④
③の状態からリトラ半開き
(注 ここからはリトラのヒューズを抜いての確認の為リトラ自動開閉は使えない=街乗りでは使えない状態となります)

④の結果
平均外気温度 30.3度
平均吸気温度 48.8度
外吸気温度差 18.5度差
検証⑤
④の状態からリトラ全開き

⑤の結果
平均外気温度 31.1度
平均吸気温度 50.0度
外吸気温度差 18.9度
検証⑥
最後の検証は左ライト周りのカバーとリトラ後ろ壁カバーを外してのリトラ半開き

外した部品

⑥の結果
平均外気温度 31.8度
平均吸気温度 46.8度
外吸気温度差 15.0度
検証の結果やはり⑥がノーマル状態よりも-12.5度❗️とかなり効果が期待出来る事が分かりました。
③の結果が一番悪い数値となったのは???ですが、あくまでも大まかな目安という事で!
前回のブログ、吸気温度の検証①での遮熱板の効果-14.1度と合わせて単純計算で-26.6度も吸気温度を下げれる事になります❗️
(何度も言いますが、個人のいい加減な検証結果です)
でもこの温度差からして少なからず何も対策をしていない状態と比べれば必ず効果はあると言えそうです。
今回のやり方は一般的な方法だと思います。まだまだ色んな良い方法があると思いますが、今回の検証はこの辺で。
他、何か良い方法を知ってる方は是非教えて下さい。
今後のスポーツ走行時には⑥の状態で挑みます!
雨の日はどう?とかその辺りの事は私は知りません!
もしされる方が居ましたら自己責任でお願いします。
Posted at 2020/08/18 18:23:59 | |
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