
以前REVELLのカルマンギアをドルフィンブルーで製作したんですが、その時はオートバックスで似たような色のカラースプレーを探して(確か日産のブルーグレー系の色)製作しました。
以前製作したカルマン。出来上がりはグレーが強めの色でした。今はエアブラシがあるので、調色してよりリアルな色で再現したいと思います。
このモデルの最初にして最大の難所。ボディ下部の前後パネルが別パーツで、しかも嵌合が悪く隙間だらけな所。これをパテでフラットにします。

左フェンダー上のミラーの穴も位置が違うのでパテで塞ぎます。他に古いモデルなのでバリが酷いです。全部取ります。

エンジンは同じシリーズの'51スプリットモデルと共通のため、カルマン用にカスタムします。
エアクリーナーオイルフィラーは特に違うので。
その他キットには付いていないフューエルライン、デスビのバキュームとバキュームライン、キャブのステー、エンジンケースの調整位置、プラグコードチューブのクリップ、オイルディップスティック、レギュレーターの配線等を追加してそれっぽく再現します。
ボディーカラーはもちろんカラーコードL337のドルフィンブルー、カルマンの中で一番好きなカラーです。 今回の一番拘りどころなので念入りに調色。 実際には本来の色が分からなくなってきたので、途中からイルカの画像ばかり見ていました。内装も純正同様水色と紺のツートンに白のラインで再現。 リアシートの固定ベルトやヒーターの出口も再現。
ステアリングはキット標準がバットウイング後期でフルサークルリングのオプションモデルの為カルマン用のステアリングに変更。
最終難関、ボディの取付。 エンジンの位置がなかなか合わないのです。無理するとあちこち壊れます。 最悪なのは最初にパテつけ・目消ししたボディ下部のパネルが取れること。これだけは避けたい。 無事終了した後はエンジンルームをよりリアルにするべく、グランドベルト、バッテリーの配線、エンジンフードオープナーのワイヤー線を追加します。
完成! モールはメッキはリプロっぽいので、あえて剥がしてアルミシルバーで塗装。アンテナも追加。 カルマンは横からのラインが好きです。
このモデルは製作が難しいですが、完成した時のプロポーションが良いです。 バンパーがヨーロピアンモデルなので、ヘッドライトレンズがVカットを採用しているところも渋いです。
前回製作した友人のレジェンドカーを並べてみました。実際には所有されていた時期が違うため、並ぶ事がなかった2台です。

クラシックカーをリアルに仕上げるコツは、窓枠周りをサボらない事が自分の中のルールです。
クラシックカーはモールがあることが多いので、ゴム-モール-ゴムとなるんです。
何度見ても飽きのこない渋い色です。
Posted at 2023/11/12 16:44:58 | |
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