ブレーキキャリパーOH
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2018の春、B型からA型に買い換えた時、走行距離が8万kmでした。 メーターは交換されているかもしれないと思って購入したんですが、車両を手にしてみると、何もかもがドノーマルで前オーナーさんは何も整備されずただ普通に乗るだけの方のようでしたので実走行8万の車両なのでは?と思ってます。 大概VIVIOは前オーナーさんが手を入れて使用しているので、余り急ぎで整備の必要性は無いと思っていたのですが、どちらがありがたいのかよく無いのか分かりませんが、色々整備する必要があり、特にブレーキ系はパッドやシューがまずいと思い、車両購入後には前後ブレーキ周りのOHをすぐにやりました。そのときはローター、シュー、パッドの交換がメインでキャリパーのOHはやるならついでにくらいで苦労したことくらいしか覚えておらず、やり方を忘れてしまっているので備忘録を残そうと思います。 今回は前回から4万km走行後なので、ブーツは正直痛んで無いと思いますが、前回キャリパーピストンの傷を付けてしまったと思うのと、ブーツも取付時に傷を付けてしまったかもしれないので、合わせてやり直そうと思います。 用意したパーツはピストン本体とOHキットです。いずれもミヤコ自動車製です。ゴムの感触は良好で長持ちしそうな手触りです。 リアのカップキットは車検前なのでフルード交換のついでにやるために買いました。
2
まず、このオーバーホールの作業は整備に慣れていない方は余りお勧めしません。
何かと外れない・戻らないが発生し、それがブレーキ周りで起こると整備工場に持ち込む事も出来なくなります。それより何より失敗していたらブレーキが効かない事になりますので。(前回は単身赴任先で手持ち工具も少なく初めてだったこともあり、やり方も全く分からない中、何かと問題が発生し、後悔した事を覚えてます。)
最初にパッドを固定しているブラケットを六角で緩めます。これをやっておかないと先にキャリパーを外したあと固くて回らない可能性があるので、キャリパーとブラケットを取り付け直す事になります。早速やらかしてしまいました。
3
パットを外したらパッドのブラケットも外すのですが、片側はピンが固着して外れませんでした。その場合、横から叩けばピンについてるネジが回るので跳ね上げる感じで避けることは出来ます。今回はこれで対応。ですので、右タイヤの片側はピンのブッシュ交換はできませんでした。(前回は交換できたので、ゴム自体はまだ痛んでいないので良しとします) ピストンはこのままブレーキを何度か踏み込めば出てくるので、ある程度でたら引っ張って抜き取ります。ブレーキフルードが大量に漏れるので、受けを置いていくといいでしょう。
4
問題のピストン。やはり傷がありました。交換して良かったです。純正は少し金色っぽいです。 クリップ取付時に破れた跡がありました。大事に至らなくて良かったと共に今回作業を決行して良かったと思いました。
5
ブレーキホースは固くて外れなかったので、やりにくいですがこのまま決行します。 キャリパーのシールを交換して、ピストンにブーツを取り付けて、付属のエロいピンクのグリスを塗ります。
6
ピストンの取付は手で押し入れるには固すぎて入りません。エア抜きのネジを外して当て木でハンマーで叩くと入れやすいと思います。 ピストンを押し込んでブーツをキャリパーの溝にはめ込んだら、Cクリップで止めます。ブレーキ周りとのこともあり、クリップで破らないように、かつ綺麗にやらないと怖いです。いつもテキトーな僕はこの2つが意外とやりにくい。 そして1回目、Cクリップを取り付ける時にブーツを逆向きに付けていることに気づきました。 正解はチョボがある方が前です。 要はCリングが収まるスペースがある方が前に来ます。 余りやり直しをするとブーツが破れそうなのでやりたくはありませんが、こればっかりはやり直しました。写真はやり直した後です。 Cリングが隠れて綺麗についていると思います。 パッド・ローターの消耗もありませんでしたので、ここまで終わるとあとは元に戻してエア抜きして完了です。 試運転も問題ありませんでした。
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