
サンプルボックスにはじまり
トリプルTM、ダブルTM・・・
ペーパーワークなんかも本気でコンプしようと思ったら
バリが多過ぎて気が遠くなります。
完成した箱にボックスアート原画を貼って作成するのが
通常の箱ですがフォールドトップボックスは裁断前に厚紙に貼ってから
組み立てられています(分解可能で広げることが出来ます)
この製法は現在でもお菓子の箱等で見かけます。
1968年頃、HASBRO社はミリタリー路線から撤退し、
アドベンチャラーシリーズに移行する為、日本工場への委託を終了しました。
そして全てをHONGKONGに発注するようになった時期の箱です。
日本でいうスーパーとか駅の売店で投げ売りされていたらしいです。
もしかしたらバーゲン用に作られた廉価版なのかも知れません。
下箱はグリーンやブルー等の4軍4カラー展開です。
左:三栄貿易BOX 右:FOLDTOPBOX
GIJOE輸入代理店「三栄貿易」から旧タカラに移行する際に
こんな箱もありました。品番G-1557(7だけフォント違い)
バージョン違いのFOLDTOP
時期的に「後期ドール&HONGKONG製ユニフォーム」が入っていました。

ブーツは無刻印USA製のブラックショートブーツです。
臀部は通称「盛りパテ」と呼ばれるタイプです。
後期の「デカヘッド」は人気がありませんでしたが現在ではレアです。
このタイプのドールでリベットペイントは終了します。
後にリベットペイントを省き、植毛タイプのマンオブアクションが誕生します。

※混乱期でもありますので最終ペイントヘッドに植毛し、頭皮が透けているものや
ペイントリベットが混ざっていたりもします。
そういえば・・・三栄BOXはどれも必ずと言って良い程、凹状に箱が反っています。
糊が違うとか、もしくはジメジメと乾燥を繰り返す日本特有の気候せいでしょうか?
三栄BOXは手に取った時に違和感があるんです。
下箱が白いのも三栄BOXの特徴です。
フォールドトップボックス以外にも最終生産の1968製造のBOXには
無地の下箱もありましたので生産時期の問題ではなく、コスト的な問題か、
何か決定的な理由があったのでしょうがよく分かりません。
実は深く考えてなかったりしてw
ライセンスにはこんなBOXもあります。
ホントにキリがありません・・・。
Posted at 2019/04/21 08:35:59 |
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