SPOON ステアリングギアボックスリジッドブッシュキット  

ある程度　年数が経ったからなのか、
このブッシュがかなりへたっていた。

サーキット走行などかなり熱が入った時に、
車を停めてその場で　ステアを据え切りしていくと、
あるステア角度から、

　　『　パッキンっ！　』

と、EGルームから聞こえた。
原因を突き止めようとEGルームを見ながら、ステアを回してもらうと、
据え切りしていることからタイヤの摩擦抵抗で
ステアラックに力が入り、　
ある一定以上切り込むと、ステアラックがずれていた。
そのズレる時に、　ラックとボディが擦れ、
　『　パッキンっ！　』　
と、音が出ていたのが理由。
しかもこれ、熱が入っていない時は、ブッシュが硬くてズレないので音が出ないという、中々見つけにくかった病気ｗ

で、リジットブッシュを打ち込んでみると、
音は　皆無。　
回りの人が懸念していそうな、
「　轍に取られたり・・・・　」
みたいな印象は自分にはありませんでしたね。
厳密に言えば路面からの入力が　モロなわけですから、逃げ、遊びが無くなっていく方向ですが、
走行に不満が出る事は自分にはありませんでした。

それ以上にスポーツ走行で、
ステアにリニアに反応する事、特に切り初めの少舵角の所の曖昧さが消えて、
細かいコントロールするには武器になったと思っています。


　車の全部が全部　リニアになれば。
　とは自分は思っていません。
　曖昧なところが逆に融通になり
　走り易くなったり、神経質にもならなくてすむ。
　それがストリートカーのあるべき姿でもあるとも考えていますし、
　攻めるにあたっても、チャレンジし易く
　攻めきれる所でもあるんじゃないかな？とｗ

　この部分は　善し。　かな(*^^*)