イタリアの名門自動車メーカーであるアルファ・ロメオが創立110周年を迎え、それを記念したファンによる総選挙が24日に行われ、アルファ156が1位に選ばれました。
まー、日本のファンによる投票ですので、アルファ156が1位に選ばれるのは当然と言えば当然。アルファ史上、日本国内でもっとも売れた車ですしね。そう言う私も20年近く前、20代中頃の青春時代に乗ってましたよ。ファンタジア・ブルーと言う水色のメタリックの車で、かなり珍しかった。今では白なんかも多いですが、当時は断トツでソリッドの赤色であるロッソ・アルファが人気でしたからね。私の双子の兄も当初、赤いアルファ156に乗っていました。当時は富山に住んでいましたので、よくオフ会を主催させていただいてました。
2000cc直列4気筒のツインスパークと呼ばれる1気筒に2本のスパークプラグを使ったエンジンで、鼻先が軽くアクセルレスポンスが良い名機でした。とにかく走らせて楽しく、見た目は美しい車で、故障やトラブルの多い車で月に一度は入院していましたが、それすら魅力に感じる良い車でした。私はエキマニやマフラー、触媒を社外品に換えていましたが、「本当に4気筒なのか?」と思うほどの快音が素晴らしかった。当時、国産車はターボを中心にシングルの大口径、重低音のマフラーが人気でしたが、アルファの場合、管楽器を思わせるフワァーンと鳴る高音が気持ち良かったです。今でも車の排気音に高音を求めるのは、この車の影響ですね。
結局、結婚と第一子の誕生で国産のミニバンに買い替えたのですが、今でも忘れられない車です。
Posted at 2020/06/25 15:42:33 | |
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