DSG オイル交換 (フルード交換) DIY 上入れ編
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
交換部品になります。
・フィルタ 02E 305 051 C
・フルード G 052 182 A2
・Oリング N 910 845 01
・ガスケット N 043 809 2
ECS Tuningで購入しました。
他にやや特別な工具として24mmのソケットと14mmのヘックスが必要で、こちらはストレートで購入しました。
交換方法は下抜き下入れと、下抜き上入れができます。
前者は、オイルパンへ直接挿入するため作業速度が早く異物が混入しづらく、仮に異物混入していてもフィルタを通るため、ろ過され安心です。ただ下入れのための高価なSSTが必要です。
後者は作業速度が遅く、オイルへ異物が混入した場合、そのままメカトロへ流れて動作不良が起こる可能性があるなど、SSTが不要ですがリスクがあります。
その辺をわきまえた上で上入れで作業を進めます。
作業は車が冷えている状態で行います。
2
まずは車の下のドレンボルトを14mmヘックスを使って取り外します。
そしてこのドレン穴の中に油面調整用のシュノーケルが入っていますので、それも8mmヘックスで取り外します。
自分の車の場合は約5リットル出ました。
シュノーケル、ドレンボルトを閉じておきます。
トルクはシュノーケルは3Nm、ドレンボルトは45Nmです。
3
新旧オイル比較です。(左が新品、右が2万キロ走行後です)
まだ透明度もあり4万キロくらいがタイミングとしては良いのではないかと思いました。
4
フィルタエレメント交換のためにバッテリ、エアクリーナーを取り外します。
5
24mmソケットを使ってフィルタカバー・フィルタを取り外します。
そこからロウトを使って新油を入れていきます。
5リットル抜けたのでオーバーフロー分も考え6リットル位入れました。
だいたい1リットル15分かかりました。
事前にボトルを浴槽にお湯をためて温めておくと良いと思います。
6
新しいフィルタにオイルを染み込ませ・Oリングを交換しフィルタカバーを取り付けます。
トルク20Nmです。
バッテリ関係も元に戻します。
7
エンジンをかけ、VCDSを接続しAuto TransのMeasureBlockの19番で油温を35°になるまでウォッチします。フォルトコードが出ていないかも確認します。出ている場合は一度クリアし、再表示されないか確認しておきます。
温度が上がるまで時間がありますから3秒間隔で各ギヤポジションに入れてオイルを馴染ませます。他にもバッテリ外してリセットされた時計、パワーウィンドウなどを再設定します。
ブレーキは踏みっぱなしです。
35°になったら車の下のドレンプラグを外し余計なオイルを排出します。出てくるオイルが減ってきたら新しいガスケットに交換したドレンプラグを取り付けます。トルクは45Nmです。
この間エンジンはかけっぱなしです。
8
次にVCDSのAuto TransのBasicSettingsの61番を実行しDSGキャリブレーションを行います。ブレーキは踏みっぱなしです。
一度エンジンを停止し、車の下を確認しオイル漏れなど無いか確認します。
試走行し問題がないか確認します。
私の場合は出だし、変速など若干スムースになったような気がしました。早めの交換で、もともとスムーズでしたしキャリブレーションも行なっているのでオイル交換の効果なのかは不明です(^_^;)
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
タグ
関連コンテンツ( オイル交換 の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク