これまで長い間悩み続けていた、始動時に条件待ちになったり走行時エンストするという症状がようやく解決しました。
判ってみればなんのことはない、EZS(EIS=Electronic Ignition Switch)イグニッションスイッチモジュールの不良が原因でした。
まず最初にこのEZS不良を疑ったのですが、この不良の場合の多くがキーが回せなかったり回せても反応しなかったりというのが一般的だそうで、自分の車両は普通にキーは回せるしエンジン始動も出来ていたので、鍵業者からは問題無しとの診断をされていました。(鍵業者め~!)
なのでECU(Engine Control Unit)不良を疑って専門業者で分解調査してもらったり、自分でクランクポジションセンサー交換やフロントサムのリレーを交換してみたり。
その後は友人のクルマ屋さん(最強診断機所有)を頼り、回路からじっくり時間をかけて追いかけて色々と調べてもらった結果、症状が出た時にEZSからの信号が途絶するということが判明。結局犯人は一番最初に疑ったEZSというオチでした。随分と遠回りをしてしまいました。
EZS不良が原因で引き起こされたのか、イグニッション制御プログラムの一部にも損傷があるということで、そちらの復旧作業も同時に行ってもらいました。
損傷したEZSユニットの交換については、中古リビルト流用で安く上げるか新品(お高い)で安心を取るかで悩みましたが、今後も永く安心して乗りたいと考え新品交換にてお願いしました。
これまでエンストの症状は詳しく書いておりませんでしたが、似たような症状で悩んでいる人がもしかしたらいるかもしれないと思い、以下に代表的な症例を書きます。
1.走行中エンスト
夜間80km/h前後で直進走行中に突然全電源を喪失したようにエンジン停止、ヘッドライトが消え車内計器類も全て消灯&動作停止沈黙(車内外全て真っ暗)、当然パワステもブレーキ補助も効かない状況に。幸い前後に走行車両は無かったので「何とか路肩に惰性で寄せなきゃ」と考えていたところ突然計器類&ヘッドライトが復活、エンジンも始動しその後はそのまま何事も無かったかのように走行できました。
勝手にエンジンが再始動した際にセルモーターが回ったのか、惰性走行でトルコン内の液体エナーシャで押し掛け状態になったのかは不明です。
エンストから勝手に再始動するまでの時間は恐らく4~5秒程度だったと思います。
2.信号待ちでエンスト
交差点の先頭で右折待ちをしていて、そろそろ右矢印が出るなと思っていたところで突然スコンとエンスト。慌ててキーをセルポジションにするも無反応。キーを刺しなおして改めてセルポジションにてエンジン再始動。
3.発進直後にエンスト
通勤帰路時、会社前から走り出したと思ったら数メートル進んだところでエンスト。
惰性で路肩に停車させて、2.の時と同様一旦キーの刺し直しにてエンジン再始動。
※いずれの場合も何故か異常表示無し&異常履歴ログも無しとのことで、もしかしたらクルマの頭脳的には普通にキーでOFFしてエンジンを正しく停止させたという認識だったのかも?
もしこのような症状でお困りの人がおりましたら、真っ先にEZSを疑いましょう。(苦笑)
Posted at 2020/01/06 12:21:40 | |
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