FF13・彼女の名前

ヲルバ郷を進む一行


空を見上げるとコクーンがそこにある。




目指していたヲルバ郷は既に廃墟となっていた。




もう手はないのか…




そう皆が思っていた。










ラグナロク


怒りの日

パルスのルシよ

宿命に従い 楽園を崩せ

死者の魂を光とし―

永遠に眠る神を導く

哀れな迷い子 ラグナロク


死者の魂を光とし―

神を導く

ラグナロク







彼女がそこにいた




クリスタルと化したはずの彼女が





オーファンを破壊し、世界を救えと囁く






彼女はセラではない




セラのはずがない







やめろ！

とライトニングが叫び、斬り掛かろうとする


しかし


｢できないよ。姉さんは優しいから｣


｢そうでしょう？
エクレール姉さん｣



スノウがすかさず２人を止める







するとセラが光りとともに消え








ガレンス・ダイスリーが現れた。