2009年02月07日
さて下巻。
この巻は豊臣家五大老となった上杉家が徐々に力をつけはじめる徳川家康に対し、豊臣家への義を全うしようとします。
そして、その後関ヶ原で徳川家康に天下を取られた上杉家。
そして豊臣家の滅亡、徳川幕府の始まり、徳川に臣下の礼をとった上杉家が米沢藩へ封じられ、大阪夏の陣で豊臣家が滅亡するあたりまでを描いています。
その激動の時代で上杉家、さらに主君景勝を支え、藩の為に尽力した直江兼続の生きざまは、戦国の世において数々の武将、文化人に影響を与えました。
直江兼続は豊臣家の滅亡と、徳川幕府の基盤の確立を見届け、60歳の生涯を閉じています。
直江兼続は上杉謙信の教えを受け継ぎ自らの義“仁愛”を貫きとおし、また民の為さまざまな改革を起こしています。
大河ドラマでは設定が少し変わっているので、楽しめると思いますね。
また、主演の妻夫木聡、北村一揮、常盤貴子らがこの先どのような兼続、景勝、お船を演じていくか楽しみです。

Posted at 2009/02/07 11:37:25 | |
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