
1話
エンゲージ
人と魔導との出逢いは
果たして幸福であったか否か
かつて世界に争いを起こしたのが巨大な魔導の力ならば
争いを止めたのも また同じ魔導の力だった
世界はいま片時の平和の中にあり
答えは未だ出ていない。
トーマは恩人のスゥちゃんに許可をもらい旅に出ていた。
一昨日からルヴェラの文化保護区に入り、1人旅も残りあと3ヶ月となっていた。
ルヴェラ鉱山遺跡に着いたトーマは物騒な連中と念話で"助けて"と叫ぶ声を聞く。
遺跡の最奥部、研究施設と化していた場所で1人の少女に出会う。トーマは少女を助けるが、直後この施設を管理していた連中に施設ごと焼却処分されることになる。しかし間一髪、彼女と"誓約"を交わしたトーマはその力で脱出に成功する。
彼女は話す事は出来ないが、念話で自らを"リリィ・シュトロゼックと名乗った。
同時刻
第12管理世界フェディキア st.ワレリー港
"銀十字"と"ディバイダー"を捜査をしていた時空管理局本局執務官フェイト・T・ハラオウン、ティアナ・ランスターとシャーリーは"エクリプス"の感染者の捕獲の為に動いていた。
2話
リリィ・シュトロゼック
第23管理世界ルヴェラの文化保護区
リリィてともに街へ来たトーマはスゥちゃんに連絡をしようとしていた。
同時刻
第18管理外世界 イスタ
エクリプス所有者による村の壊滅を調査していたティアナ・ランスター執務官はエクリプス所有者組織フッケバインの行方を追っていた。
さらに
第3世界ヴァイゼンと第1世界ミッドチルダではそれぞれ、フェイトとシャーリー、元機動六課部隊長八神はやてとリーンが動き始めていた。
一方ルヴェラではトーマがリリィに服を買って宿で休んでいた。
そんな時服を買った所の少女が地域警らが来る事を伝え共に脱出する。
さらに一緒に着いてくる事になった少女はアイシスと名乗った。
3話
フッケバイン
ルヴェラ鉱山遺跡を調査していた時空管理局本局航空武装隊 シグナム1尉とアギト一士。
フッケバインの仕業にしては手口があっさりしていることを指摘するアギト。
シグナムの任務はEC兵器―ディバイダー保有者の確保だった。
ルヴェラの丘陵地帯。
トーマ、リリィ、アイシスはこれまでの事を話していた。
トーマは施設を脱出するさいに使ったナイフ付きの銃を思い浮かべECディバイダーと呟く。
するとあの時の銃が現れアイシスが驚く。
聖王教会に着いたトーマだったが教会から火薬と血の匂いがしたことから単身教会へ入る。中は無惨な有様だった。
しかし奥に1人の男がいた。
男はディバイダーとリアクターを寄越せと言っている。
しかしそんなことよりトーマが驚いたのは男に自分の故郷を滅ぼした奴らと同じ藍色の羽根の紋様があったことだった。
4話
エクリプス
トーマは男と対峙する。
奴が故郷を滅ぼした仇なのか問いただす。
しかし男は答えずに攻撃を始める。
応戦するトーマ。
戦いの最中もう一度故郷のことを聞くが、ディバイダーの話とともに笑いとばされる。
怒ったトーマはECディバイダー全開でSilver Hammerを射つが相討ちに終わる。
様子を身に来たアイシスが男の前に立つが、男は鉱山事故のことなどを知りたければ俺のところに来い。
"フッケバイン一家のヴェイロンた"と名乗り立ち去った。
傷を治療して気付くトーマ。すでに包帯の下に傷はない。しかしディバイダーの腕輪付近から出ているアザが前より濃くなっていた。
同時刻
ミッドチルダ首都クラナガン
はやてのもとへかつての機動六課フォワードライトニング分隊、エリオ・モンディアルとキャロ・ル・ルシエが合流。
そして機動六課時代の切り札達。
港湾特別救助隊のスバル・ナカジマ防災士長は本局航空武装隊・航空戦技教導隊のエース・オブ・エース、高町なのは1尉と再会した。
そしてなのははスバルへ、前に紹介してくれたスバルの弟みたいな子は元気?
と聞く。
今1人で旅行中なんです。と答えるスバルのファイルの中には
スバル、ティアナとともに写るトーマの姿があった。
Magical girl
Lyrical NANOHA
4th Series
原作・都築真紀
作画・緋賀ゆかり
魔法戦記リリカルなのはForce
角川書店
角川コミックス・エース
娘TYPE
vol.1~vol.5

Posted at 2010/02/06 03:48:16 | |
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