
第16話
落下させるマリアは蝿の頭をもつ
1914年―リトアニア
グレートウォー(世界大戦)の最中、そこには幾多の修道女と負傷者がいた。
ある夜、プロペラの音とともに戦闘機が現れ爆弾を投下する。
建物はあっという間に炎に巻かれた。
死者を前にした修道女たちは戦闘機を駆るものたちに呪いをかける
すると空に巨大な女神が現れ戦闘機を惑わし撃墜した。
1924年 秋
ソヴュール王国
街中を久城はアブリルと歩く。手には日本からの手紙
平和な日々
アブリルはお菓子屋を見つけ、久城はヴィクトリカへのお土産を吟味する。
いつものように図書館の最上階に上がりヴィクトリカを探す久城…しかしヴィクトリカはいない。
床には食べかけのお菓子、読みかけの本、そして彼女がいつも使用しているパイプがあった。
胸騒ぎがして急いで図書館を出てヴィクトリカを探す久城。しかしヴィクトリカは見つからない。
そして彼女が休み家へとたどり着いた時、部屋にはセシル先生が涙目で待っていた。
ヴィクトリカは連れていかれてしまった。ブロワ侯爵の手の者に。
ヴィクトリカがいない日々を過ごす久城。しかし彼女からの「バカ」という一言の書き置きを眺めているとヴィクトリカの声が聞こえた気がした。
久城は決意してヴィクトリカの荷物の荷造りをする。
そこにブロワ警部が現れ、彼女はベルゼブブの頭蓋にいると伝える。
久城は荷物を持ってヴィクトリカのもとへ向かう
リトアニア―
ベルゼブブの頭蓋へと
ベルゼブブの頭蓋
そこでは月に一度、満月の夜に夜会が開かれる。
招待状を持つ者のみが入ることが許されるその場所で久城はヴィクトリカを目にする
…夜会で賑わう広場
人ごみにまぎれて見つけては見失うヴィクトリカを追って久城はとある塔へと足を踏み入れる。
ヴィクトリカに誘われるかのように最上階まで駆け上がる久城
塔の最上階の部屋には…
いた。
ヴィクトリカが。
ヴィクトリカを見つけ安堵する久城
しかしヴィクトリカはこの部屋から一度も外へは出ていないという。
しかし久城はヴィクトリカを追いかけてここまで来た。
ならあれは誰なのか?
ヴィクトリカは驚き、そしてある事実へとたどり着く
久城をヴィクトリカのもとへと誘ったヴィクトリカそっくりの女性。
それはコルデリア・ギャロ。
生き別れた灰色狼の娘
ヴィクトリカの母だった。
窓から夜会を見下ろし
役者はそろい、魔術の夜は始まったばかりと囁く2人
その窓辺には
ブライアン・ロスコーと
コルデリア・ギャロが佇んでいた。
なにやらいきなり展開が回り始めた感じのする16話です。
あぁ…でも16話なのか。もう。
前回リヴァイアサン編が終了し、ブロワ侯爵が一枚噛んでいた事実が発覚しましたが。
ブライアン・ロスコーの登場回数の増加とともにコルデリアも本格参戦してきましたね。
またしばらくシリアス展開ですね。
コルデリア・ギャロ
沢城みゆき
声がまんま岩沢って言うか毒島先輩だったです。
ヴィクトリカはうまくトオルやまどかと違う声になってるよな。
声の静かさはノエルっぽいけど。
さておそらくこの展開でラストまでいくのか行かないのか。
次週
第17話
螺旋の迷宮にその箱はねむる

Posted at 2011/05/07 12:59:48 | |
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