レース開催日:2011年11月13日
コース:オートポリス
路面コンディション:ドライ
ドライバー1:HIROKI KINOSHITA
ドライバー2:HIROKAZU HANI
ドライバー3:TAKATAKA
こんにちは! 今回のオートウェイレーシングチーム通信は、11月13日にオートポリスで開催された
「軽カー耐久2時間半シリーズ2011」の
今年最後を締めくくるレース、「
軽カー4時間耐久」に参加したチームの様子をレポートでお届けいたします!
このレースは、4月、9月、11月の年に3回にわたって開催されたシリーズ戦の最終レースにあたり(※オートウェイチームは7月に結成されたので、結成後の9月と今回の11月に参戦)、いつもは2時間半の耐久レースの時間が、
4時間に延長される特別なレースです。
また、今年活動を始めた我らがオートウェイレーシングチームにとっても今年最後のレースになるので、特別気の引き締まる思いで参戦してまいりました!!
今年途中から実戦投入したタイヤ「
ATR-K SPORT」も、ここまで文句無しの成績を収めてきてくれました。そして今回は、前回の「雨のオートポリス」と
同一コースで性能を比較できるまたと無いチャンス! 前回に比べ、ドライで走ったらどれだけタイムが縮められるのか走る前から楽しみです!
天気は快晴! 遠慮なく攻めていきます!!
戻ってきましたよー! オートポリスにっ!
しかも、今回は快晴のコンディション! 前回は雨で、スリップを考えるとどうしても慎重にならざるを得ない
「忍耐」のコーナリングでしたが、今回は
ATR-K SPORTのグリップ力炸裂です!!
11月の山の上で風が冷たく気温も低いのですが、大幅なグリップ力の低下に繋がるほどでも無いと判断、数周走ってタイヤが温まれば、
クリッピングポイントに吸い寄せられるかのような魅惑の「
ライントレーサー(※引いた線の上を狙った通りきっちり走るロボみたいな?!)」となってレースを楽しんで走れそうです!!
そして今回からこの【AUTOWAY RACING TEAM通信】を更に面白く盛り上げる為に
新アイテムを導入しました。 レース走行中のドライバーの臨場感を皆様にも伝えられたらと思い、オートウェイのレーシングカー「L275 MIRA」の
車内にオンボードカメラを載せて、車内から見たコースの映像を撮影しました。
そちらの映像も是非お楽しみください!!
では、いよいよ今年を締めくくる最終レースのスタートです!!
目指すは表彰台! 前回より順位を落とす訳にはいきません・・・。
前回の
雨のレースで
2位表彰台に上がった訳ですから、今回この絶好のコンディションで前回よりも順位を落とす訳にはいきません。 表彰台に上がる事はチームにとって
至上命令です!!
とは言ってみたものの、タイヤにとって路面コンディションが良くなったのは
他のチームでも同じことで・・・。
前回よりも全体のラップタイムが速くなることは容易に想像できます。
負けられないプレッシャーが重くのしかかります・・・。
あくまでみんなでワイワイ遊んで楽しもう!という趣旨のサンデーレースだったハズですが、やりだすと
熱くなるのはしょうがない。
レーススタート!
さあ、いよいよ4時間耐久レースが始まりました。オートウェイチームは、ハンディで1周コースを回ってピットからのスタートになりました。
最初の数周は
タイヤの温度を上げるために丁寧に慎重に。
十分に温まってきたかな?と、
バケットシートを通じて
伝わってくるグリップの感覚が高まってきたら、そこからはもう
スイッチオン! アクセル全開!! アドレナリンも全開!!で、次々に迫り来るコーナーを果敢に攻めて走ります!
しっかし、
「ATR-K SPORT」はいい。 もったいないくらい良いタイヤです。(←※再確認♡)
パドックから見てちょうど一番奥にあるきつい30Rコーナーでも、ギュッと路面を掴んでクルリンと、
一回り身が軽くなったイメージで回っていきます。 つっこめるし、多少「やばいかな・・」と思える状況でさえ、何事も無いかのように走れちゃいます。 自画自賛で恐縮ですが、タイヤのポテンシャルは疑いようもありません。
はやく皆さんにお届けしたいぞぉー!
ここで
車載オンボードカメラの映像を見てみましょう。コーナリングのイメージが伝わるかな??
ヒラリヒラリと軽快にコーナーをかわし、レースは進んでいます。
ピットイン! 燃料補給&ドライバーチェンジ! 耐久レースって面白い!
大したトラブルもなく順調にレースは進行し、途中ピットストップで
燃料も補充しながら(※これまで参戦してきた耐久レースでなんとこれが
初の燃料補給?!) チームは走り続けました。
今回のレースは
4時間と長いので、ドライバーも3名のチーム体制にしました。 またレギュレーションで5回以上のピットインが義務づけられていますので、1人が1回あたり約40〜60分間を受け持って、2回づつ位交代して乗ってレースを走りました。
4時間は長い!と思っていましたが、いざレースが始まってみると、そんな事を考える間もなく時間が過ぎていきました。
また、
チームとしての順位ももちろん大切ですが、チーム内でのそれぞれ
各ドライバーのラップタイムも気になる所です。
順番にドライバーが交代して入れ替わりながら走る
耐久レースはチームプレイです。
チームの力を集結させて総合力が強いチームがやっぱり速いと思います。
オートウェイチームも
「あのコーナーはこんなライン取りがいいみたい」とか、
「あそこは何速で進入してみて」とか積極的に自分の走りテクニックを交換しています。 そうした事がチーム全体の
スキルアップに繋がっているんじゃないかな?と思いますし、なんと言っても
クルマ好きには、そんな事を
仲間と話している時間が
何より楽しいひとときです。
と、こんな感じでワイワイガヤガヤと楽しくレースは進んで、チェッカーフラッグが振られました。
オートウェイチームの成績は?!?
やったー! またも表彰台ゲット! しかもシリーズポイント2位のオマケつき!!
オートウェイチームは手堅く
2位をキープ、今回も表彰台に上がる事ができました。 これで前々回
9月のオートポリス、前回
10月のHSR九州に続いて、
3連続の2位を獲得する事ができました。 しかも、今回はシリーズ最終戦という事もあって、シリーズポイントの
クラス2で総合2位もいただくことができました。 ありがとうございます。
今シーズンを振り返ってみれば、夏の暑い頃に「
自社のタイヤでレースをする!」という目標のもとチームが結成され、マシンの
選択からレース車両にするための
改造、岡山まで
遠征して出場した初レース、途中インドネシアから届いた「
ATR-K SPORT」を履いてのレースなど、いろんな出来事が本当に沢山あり楽しい思い出になりました!
ご協力いただきました関係者のみなさま、この場を借りて、熱くお礼申し上げますっ!!!!
そして来シーズンも、何卒よろしくお願いいたいます!!
では、みなさま来年のレースシーズンが始まりましたらまたお会いしましょう!
・・・・・・ん? なにか
大事なことを忘れてないかい??
それでは「ATR-K SPORT」のウエットとドライのタイム差を発表します!
このブログを読んでくれている皆様も気になっていると思う
ATR-K SPORTのウエットとドライの
タイム差を、リザルトから計算しましたので発表します。
※4時間走行後のタイヤ表面→→→
ウエット時のオートポリスのラップタイム:
2分52秒429
ドライ時のオートポリスのラップタイム:
2分39秒210
その差約:
13秒
オートポリスのコースで約1/10周分ぐらい速くなった計算です。(←※かなり乱暴な計算ですが・・・。)
どうですか? 皆様の
タイヤ選びのご参考にしていただけましたら幸いです。
今年も残す所あとわずかとなりました。
今年の冬はずっと暖かい日が続いていましたが、ここに来て
寒波が入り、冬らしく本格的に
寒くなってきました。
オートウェイでは只今スタッドレスタイヤの出荷に大忙しです! なのでチームの活動も来年の春まで少しお休みして、通常業務に邁進しております!!
来年も
オートウェイレーシングチームは積極的にレースに出場
する予定です!
またこの場所で、レースの様子をレポートさせていただきますので、
チームを応援していただけましたら幸いです。
今年も一年大変お世話になりました。 来年も何卒よろしくお願いいたします。