
実は5年くらい前から自宅の庭に鳥の巣箱を取り付けています。
巣箱と言っても捨てようと思っていたCD収納ケース(引き出し式)の前側に適当に穴を開けて、木に据え付けたものです。引き出しなので掃除が楽です。1年目は営巣ならず、2年目は「シジュウカラ」が巣をつくり、3年目はまた「シジュウカラ」、4年目は上部に観察用カメラを取り付ける穴を開けましたが営巣がなく5年目の今年は色がきれいな「ヤマガラ」が営巣しました。比較的自然に恵まれた団地の中なのですがプラスチックのケースでも入ってくれるんですね。
今年の「ヤマガラ」は、巣を狙っていた「シジュウカラ」のツガイと壮絶な闘いのあと勝ち取って営巣したものです。4羽でけたたましく枝から枝へ飛び跳ねながら戦っていました。自然界の生存競争はきびしいですね。
4月上旬に抱卵しておそらく2週間から3週間ぐらいで孵化したものと思います。今回は6羽生まれていました。親鳥は給餌に来るたびに「ニィー・ニィー・ニィー」と結構大きな声で泣きます。画像はセットしておいたカメラで5月7日に撮影した映像から切り取ったものですが、給餌中に6羽の雛の顔が全て見えたベストショットです。親鳥の体もきれいな色です。
巣立ち間近か?と思って、その瞬間をビデオに撮りたいと準備していましたが、思い通りにならず5月8日次の朝早く寝ている間に巣立ってしまいました。もう少し楽しませてほしかった・・残念!!
さて来年も営巣してくれるか、ここで生まれた子どもたちが来てくれたら嬉しいですね。まるで親になった気分になります。新型コロナで大変な時期ですが、少しほっこりした1ヶ月でした。

Posted at 2020/05/09 19:35:03 | |
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