
今の207の前の車は、307XS。
いやー この車。 罪作りでした 私にとって(^^ゞ
パワー、トルクは並。 追い越しだって躊躇することが(ToT)
しかしですねぇ、
スピードにのったコーナーリングが気持ちいい。
マジにカルチャーショックを受けました。
右コーナー手前で左に少し車を寄せて、進入点で
クリッピングへ向けて大きなRを想定しながらハンドルを少しずつ、ゆっくり右に切り始める。
そうすると、307は素直にハンドルとリンクしているがごとくに鼻先をクリッピングへと。
クリッピングを越えてハンドルをゆっくり立ち上がりに向けて戻してゆく。
この当たり前ともいえる一連の流れが、ものすっごく気持ちいい。
少し重めで遊びが少ないハンドルから伝わる路面やタイヤの状況、ハンドル操作に
リニア感をともなって反応する車。 そして、フラットな車の挙動、腰に伝わるGの快感。
これらすべてが、気持ちよくリンクしている。
これを実現するには、日本のメーカーでは無理だと 心底思いましたね。
おそらくは、テストドライバーと設計者、そしてプジョーの首脳陣が超車好きに違いない。
実際、私が乗ってきた日本の大衆車では、この味を出すものは皆無だった。
まじカルチャーショックでした。
307は、だたの一般大衆ファミリーカーです。 ましてやスポーツカーでもない。
それでも あれだけの美味しい走り味を出してる訳で、私としてはわかりやすい車だった。
そう言えば発売の年には このハンドリングの妙が評価されて欧州ベストカーになってました。
私としては、当然だなと(笑)
もう一つ307の走りの美点を。
それは、大きい凸凹でも飛ばされません。 いわゆる「へっちゃら」。 車の上下動を完璧に抑えてる。
これはコーナーにおいても同じで、この足とハンドリングの妙がまさにプジョーの新しい猫足。
旧来の猫足とはちと違う味です。 この点は賛否両論ですが、走り屋(^^ゞの私としては、
307の方が安心して楽しめます。 あくまで私の思いですが(笑)
ということで、307は私を無理矢理に欧州車に引きずり込んだ功労車(^v^)
207GTは、またひと味誓いますね、少々残念な思いもなきにしもあらず(^^ゞ
たぶんあのハンドリング味にはもう出会うこと無いだろうから、良い体験させてもらいました(^・^)
Posted at 2009/06/10 21:58:44 | |
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