突然だけども…
ROMチューンも久々。
昔はめんどくさくなってフルコンにいったのにね…w
結局ここに舞い戻るのは、何の呪縛か「純正品サイコー!」ということなのだろうか。
ということで…探り探りで。
海外で浮遊しているデータをもってきて入れてみた。
1つめのステージ2。
この車、アクチューエターにEVC的な機能をもたせててECUで制御している。ブーストが上がるが…あがりすぎなのか、セーフモードに入りNA化してしまう。
どうもこの具合がわからない。NA化するとシフトチェンジもしないのが面白いがそれでも案外走る。
で、ヒューズを抜き、ECUのリセットを。
やっても数分走ると同じで。
「だったらステージ1のデータを入れるか…」と、路上でやったのが間違いで、エンジンがかからなくなってしまった。
ちょうど吉野自動車さんちの周囲で遊んでたところで…
停めたところからバックヤードまでグーグルマップで2.4km? 歩いて助けを呼ぶかぁ…と、変なバス旅とか歩き旅みたいなのの見過ぎで、距離を見誤る。
1Kmすぎたあたりでヒーヒーのフーフー。電話をかけたところで土地勘がなくわからない。これじゃ行くも戻るも地獄だなと、歩き倒し、積車で迎えにきてもらう…とほほ。
この日は社長も不在。社員の方からさっさと「帰りはこれにしなー」と代車がたまたまその日あいていた日産キューブと決まってしまった。
翌日はスマートの会のツーリングOFF。「お?!ドタキャンするかぁ?」と言っていたら、従業員の方に「ずる休みはせず、キューブで行きなさいw」と窘められる…ちぇっ。
夕刻までバックヤードで遊んでたら、社長から電話で指示。
代車は黄色号で、翌日のOFFはそれでいきなさいなとのこと。
感謝感謝(?)。
スマートの会とは、月一程度でどこかにツーリングに行くというFBで展開している
で、この黄色号をお借りした。車種は451と呼ばれるタイプ。1000ccだがモデルチェンジでマイルド化されていて、ツマンナイなんて言われているが、この黄色号はベツモノ。3000回転以上をキープしてパドルシフトで遊んでいくとかなり面白い。5000回転付近で「あれ?トルクが薄い?」と気にしていたけども、なんてことない、この車、ターボモデルではなくNAだそう。ROMではなくスロコンで軽く調整しているんだとか。
「これはこれで楽しいよ」というと、周囲のおじさん達は鼻で笑った。
「451だし…NAだし…」「それでも面白いんだからいいじゃん」と反論する私。それを聞いてニヤニヤしていたのはY社長だけw。
これさぁ、マフラーかエキマニか、ちょっといい音させたら本当におもろいはず。
ノーマルECUでこれだけ面白いと感じるのだから…。
ちなみにウチの娘ちゃんは「ぴかちゅうのくるま」と大喜びでしたw。
で、翌日は過酷だった「タケノコ狩り」の疲れで…何かとバタバタしていて…
1日あけた翌日。
フォークリフトで持ち上げられw
フェンダー等をガバッと外して…ホースチェック。
というのは、この車ホースの劣化が激しいらしく、それで不調になったりすることもあるとかないとか。
見ると…
ここのホースはデフォルトで切れるのだそう。
周囲がオイルっぽくなっててよくわかる。
外してよく見ると…カッターをあてたかのようなパックリ裂けてる?
他のホースもよくみると劣化している様子はゼロで、この車、ずいぶんと丁寧に整備されていたよう。このホースだけ製品不良か何かで切れていたのでしょう。
手持ちのアールズメッシュホース(AN6サイズ)に交換。
内径サイズ的に小さいのか…結構厳しかったけど、なんとか入った。
そしてECUを部品どり車両から拝借して、交換。
イモビでキーマークが入る。どうやらECUがCANでつながった様子。
DASをお借りして、キーの認識をすると…エンジンがかかった。
さて原因はなんだったのだろうか?!
そう思いながら…検証のためにもう一度データを入れてみる。
ホースを変えた分、セーフモードに入らないといいなぁ…
そう思いながらバックヤードを後にし…
帰路。やっぱりセーフモードに入ってしまう。
なんでだろう?!
散々調べると…どうやらブースト1.2barあたりに何かあるようだ。
このデータを入れた際、R-VIT(OBD2からのデータで)で1.1barを超えていたのは数字で見えたので、もしかしたら機械的に、もしくは、表示しきれなかった部分で1.2barを超えてしまったのかもしれないなぁ…。
ブーストカットをカットする方法(アドレス)はないものだろうか?。
色々調べていくと、どうやらこの車は「1.2Bar以上上げてもいいことないよ」というのが海外では定説のよう。
でも実際のとこ魚屋さんとかはそれ以上をあげているそうだし、そんな記事もあちこちで見かける。国内の情報が見つからない…どうなんでしょうね…この辺は今後調べていきたいとこ。
「ならば手っ取り早く、ブーストをさげればいいじゃん」
ということで、ステージ1って書いてあるデータを入れてみたら…
エンジンがかからなくなってしもた。「あぁぁコレかぁ」
前回車を止めた時も…このデータを書いた後だった。
データが悪いのか…
つまり、チェックサムエラー、うまく書けなかったこと。
これのせいでECUは立ち上がらなくなり、CANエラー。OBD2で反応しなくなる。
なるほどね。了解っ。
ということで次の手法。
ECUに直接書き込む。
ブートモードにしてECUに書き込む…のだ。
ていうか、逆に、ブートモードにすれば、データを読めると思っていたが、450はどうやら簡単には読めない様子。まぁそれは後に…今は失敗の原因を探るのよ。
せっかく自宅で車が停まったのだもの、誰にも迷惑をかけない。
かけてもお嫁ちゃん位なものだ。なのでせっかくなので時間をかけて復旧方法を探る。
もう一つ別で購入したOBD2ハーネス。
これをパソコンにつなぐものの…どうも不安定。
デスクトップパソコンのWin7ではかろうじて立ち上がるので、これを利用して…
ECUにピンを指して…
「これで書き込みできているのかなぁ?!」と何度か書き込みを繰り返す…と
なんだか反応しなくなった。「本当に安定しないなぁコイツ」と思い…
Win7がなぜか海賊版だとか失礼なことを言い出したので、インストールをしなおしたりなんなりしてやりなおし…時間ばかり過ぎていって…脳が疲れる。
おかしいなぁと調べていくと、どうやらこのハーネスは10回書き込みをすると、ロックがかかるそう「なんだそりゃ?!」。
コピー製品殺しの意味でそうなっているようだけども、もはやどれが正規品でどれがコピーなのかがわからない市場。また金儲けのために「これ以上先のモードに入りたければ金を振り込め」的な寸借詐欺のようなのもあるそうで、混沌としているそうだ。
あぁどうでもいい…ほんとどうでもいい。
書き直したECUを車につなげると…イモビのキーマークに。
どうやら飛ばしたと思われたECUは無事復旧したようだ。
もう一台、研究用にロムチューン済みと言われるECUをポチった。
どうせこれを繋げてもイモビのキーマークになるはず。
イモビのキーマークの解除するのにはDASが必要で。
で、DASをお借りしてくる。
ダスとはいえ、エキセンチュリーと呼ばれるやつ。
MB専用の器具で、故障診断とかそういうやつ。
もちろん通常は貸出しはしていないし、本職さんなので業務に差し支えないように休み前の社長の気分の良さそうな(w)時を狙い、オネダリ予約をし…
借りてきて…イモビの認証をおえて使えるようにして…無事成功。
チューンしてあるECUをお手本に、データを作ってくつもりなのだけども…
でも…よーく考えると…
ECUの個体を変えるごとにイモビの認証が必要ということになる。
というかこのイモビ、どうでもいいんだけど、なんとかならないものか^-^;;;
エキセンチュリーにしろ、書き込みPCにしろ、何台もノートパソコンを用意することになるよなぁ。うーん…