2009年03月25日
時間があったので、ココを眺めてると、ルビーストンレッドのぽるしゃの人がいた。
なかなか見ない色ですが、とてもキレイな色なんですよね、コレ。
注:なんだか翌日みたら、ごめんなさいね、ぽるしゃの人も検索でつられて来ちゃってるみたい。なんも関わり無い文章です。
そういえばね、むかーし。
お○ま氏はご存知かもですが、インターネットなんて無かった頃。
パソ通と呼ばれるものの中でルビーストンレッドのぽるしゃ乗りと自称する女性がいました。最初は私は内心「男だろなぁ」と思ってたのですが、話をすればするほど本当に女性らしい。年の頃当時、たぶん30代の前半位?の既婚の方。時はバブルが後退してた頃だった思う。一流商社に勤めてて、旦那様のお仕事までなぜか覚えてる。
今みたいにデジカメだのシャメだのなんて無かったから、簡単に確かめる術もなく。また、特に確かめる程の下心的な興味もなかった。
自称新車の964のターボ。RSだったのかもしれない。ブッツリにもってって、ブーストアップかなにかしたらしいとおっしゃる。当時20代前半の若ゾーの私。からかわれてるもんだと思って、モニターの手前の私は「またまたぁ」なんて思ってたのです。
普段の話もかなり大きい。ホントかなぁ…なんて思うとこもあった。逆に本当でもウソでもどっちでもよかった。当時R32GTRのローンや毎月の走行会費用、消耗品代でキュウキュウだった私にとって、チューニングと呼ばれるものにも飢えてて、話が続くだけでも楽しかった部分もあった。
ある時、私がとてもお世話になった人と深夜にご飯を食べてて、このお人の話になった。みんながなんとなく疑ってた人物でした。バブル丸出し。郊外の大きな一軒屋を売って、都内の一等地のマンション買ったとか、数十万円する最新のMacを買ったとか。それくらい話は大きい謎の人。
「実在するのかしないのか?」
何か手紙的なやりとりはしてましたので、住所はわかってました。
が、頂いた宛名の書き方や、失礼ながら実名がちょっと妙。
「一応行ってみよう」という深夜のナチュラル・ハイなノリと暇つぶし&ドライブ気分で都内のとあるICを降りて車をとめた。
ナビも当時は一般的じゃないし、地図を見るほど真剣に探してるわけでもない。
「この辺の住所ってなんていうのかな?」と、とあるマンションの表札を見ると一発で「あ!これ!!」と見つけてしまった。偶然そのマンションだったのです。
「…実在するんだ」
表札を見てしまったら、なぜか急に怖くなった。
実在しなければ、しない方がいい…そう思ってた部分もあった。
「お前、存在自体作り話だろ!」と突っ込んでやりたい部分もあった。
「呼ぶか?」という話になり、さすがに深夜だったし、まさか「来ちゃった」みたいなのは非常にカッコ悪い!
ちょうど送る筈の郵便物があったので、ポストに入れ「かえりましょーぉかえりましょうよぅぅぅ!」と、慌てて促して帰ってきた…
非常にびみょ~~な、後味のわるぅ~い心境の夜でした。
失敗したのが、郵便物というものは消印というのがおされるわけで。郵便受けにそのままいれたから、バレたわけ。
後日「来たの?」と聞かれ「えーしらないよー郵便屋さんの押し忘れじゃないの?」とすっとぼける私。
「なんだー寄れば良かったのに」 とあっさり言われ、ちょっとドキッとしました。
その後、「首都高を競争しようぜ」みたいに誘われたりしたけど、なんだか怖くて、断り続けた私。今までこちらもカラカイ半分。実在するとなると、どこかテレも入る。どのツラひっさげてお会いしたらいいのやら…という気持ちもある。
「ご飯おごってくれたらいく」「逆だろ!」と突っ込まれたりしながら、どこか意識しつつも悟られないように、以前と変わらず楽しく過ごしてた。
ある時悪ノリで「写真を見せろ」みたいなことを言ってみたら、しぶしぶ写真を送ってきた。かなりキレイな女性…だったと思います。
100%実在するんだ、この人。
その後インターネットも始まり、この方はネットのほうにいってしまわれたらしい。私はすぐには対応できなかったので、そのうち連絡も途絶えがちとなり、私自身仕事が変わっていったので、それっきりとなってしまいました。
この人からたくさんのことを学んだと思う。
私のことを、弟か親戚の子、みたいに思ってたのかもしれない。
怒られたり、からかわれたり、人生相談をしてもらったり…。
当時から感謝はしてたのですが、今思えばかなりお世話になった人。
あれから十数年。年の頃…もういっかw思い出は思い出のままにwww。
でも、ルビーストンレッドのポルシェを見るたびに、ちょっと思い出します。
Posted at 2009/03/25 16:53:59 | |
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