
開閉「度」の計測をどうしたものやら、と考えてました。度数じゃなくって揃い具合。
全開時は、お口からマイクロメーターを突っ込んで、一番出っ張るトコを調べ、そこに「全開ストッパー」で固定するわけですからここはいいのですが、全閉時にバラ付があり、そこであわせた場合は「3つ揃って全開にならない」わけです。
もともと一般的なリンケージ式だったものを、T○Mのようにレバーでお互い押していくような仕組みにしてあるので、リンケージ式の時のようなシャフトのネジレによる「開きが遅い」というのは避けたいとこ。というか、今考えたらリンケージ式でもハコのように真ん中あたりでアクセルワイヤーにしてしまえば、開きの遅れが理論上1/2になるんだなぁ…。
まぁそれはともかく、せっかくですので、できるだけ開閉度を揃えたいのです。
分度器に穴を開けて…とか考えましたが、一番てっとりばやいのは、バネののびる部分のストロークを測って比べてみたらいいのか…とカンタンに計測してみると、プラマイ0.5mmの差。しかも新品がゼロでこれが2番なので、1番が0.5mm広く、3番が0.5mm浅い。1番と2番の間でワイヤーを引いているので、2番の延長上にある3番は遅れ気味になる筈で、都合がいいかも…。
調子の悪かったスロットルは2mmの差があった。
やっぱりポイ!だったってコトか…納得。
ここでふと気がついた。
先日学んだバネレートの話。
同じバネでものびてる長さによって荷重はかわるので、開きが遅れ気味ということはシャフトに荷重がかかりすぎてるということ、つまり荷重を若干下げればいいということは、バネを交換しなくとも、ほんのちょっと短くセットすれば荷重は下がるはず。
ってことはなにか、バネレートまで拘った北の師匠の仰ってた通りってことか…。
もっとも今までスロットルを例えネジっても無理に締める方向でバネを強く強くとしか考えてなかったのですが、スロットルを適正にすればそんな必要もなく、バネも過度に強くする必要もなくって、シャフトがネジれず、開きも揃う…ということか…もっと早く気がつけばよかった。
トメイの薬、やっと佐川さんのラインにのったっぽい。
在庫切れだったらしいのはいいとしても、ルブ的なものくらいメーカー直販で「すぐに送りまっせー」的でもいいと思うのは私だけなのでしょうか?。この手のもので、見積もり数日、在庫切れ、などなどで1週間以上もかかってるようじゃ…。
3番の「もうちょっと詰めたいな」的なスロを、どう詰めるか考えてて。1、2番は左右のレバーの押し具合でバタフライの動きがわかるけど、3番の奥はスロポジなので片方だけ。
もうどっちがどこが先に当たってとまってるかなんか、目でみただけじゃわかんないので、耳にあててバタフライを指で軽く叩き、音の違いで詰めてみてたら、お客さんがきてたのに気がつかず、見られて笑われた^-^;。
Posted at 2009/04/12 01:42:49 | |
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