2011年02月20日
今日、羽田迄営業があり、考えるとこがあり、帰りにふと某市場に立ち寄ってみました。
最近はめっきり連絡をしてませんが、ある意味、私の商売の先生のお店。何コ上とか下とか歳はあまり気せず、尊敬できる方には尊敬しますが、「あの時のこの先生の歳に今なった俺は、越えてるだろうか?」と比べてしまいます。
もう20年近く前。時はまだバブルがはじけて数年。後から考えれば不景気ながらも名残もあった頃。先生とは8つ離れてたのですが、多大な影響を受けてました。
「一人でやっていくんだ!」といきがってただけで現実が伴わない私を、何かと後押しやバイトをさせて頂いて、面倒をみて頂いたものでした。
このところ私自身、仕事業界の先が見えない恐怖感からかどうも全てにおいてマイナス思考でした。自信がないといいましょうか…従業員が増えるにつれ、仕事が増えるにつれ、責任を感じてしまい、押し潰されそうでした。
しかし…ワケがあって、なんだかふとふっ切れてしまい「馬鹿馬鹿しいな、今まで何だったんだろ」と気持ちが入れ替わり、ふと立ち寄ってみたくなりました。
お店に入ると、案の定先生はおらず。
もはや知らない店員さん。当たり前か。
「アイスコーヒーを1つ。テイクアウトで」
懐かしい店内は、時間的に市場の仕事も終わった頃なので賑わっており、座る場所もなさそうなので
テイクアウトにした。
お勘定をし、「社長は?」と訪ねると「プライベートが忙しいみたいでお店に顔を出しませんw」となw。
…さすがだ 先生っwww
そして市場独特のジョークで返す女性店員さんも流石だw。
勿論、お店だけが仕事ではないので、そっちが忙しいという意味なのでしょう。
もう何年も連絡をとってないので「来たことだけお伝え下さい」と外に出ました。
ターレーや冷凍車が走り回り、魚の匂いがぷんとする。
高校の頃、築地でもバイトをしていたこともあり、市場がとても居心地がよく、そして懐かしい。
「短い間だったけど ここでもいろんなことあったな」
当時はまだ当たらし目に感じた建物や設備も、月日の経過で多少老朽化が始まってる。
「喫煙場」と目に入ったので、アイスコーヒーを飲みながらタバコを吸って。
先生のとこでバイトをしながら、一時は「一生ここで働くかも…」とまで思ったこともあった。(けど 今に至る)
「そんなこともあったっけ」と思い出すと なんだか可笑しかった。
店に全く顔を出さないでも、このご時世お店を続けて行けてる先生は流石だw。
「わたしゃ無理…」
わたしゃ職人がちゃんとやっているか、結構気がかり。
たまに「頑張れベ○ーズ…カヨ…」と思うこともある。(序盤のダメダメチーム)
某チューンショップのオヤヂと某整備屋サンの社長が一緒に飲んでたときの話し というのを思い出した。
どこかで2人が一緒に飲んでて、某整備屋サンの社長が「明日があるから、帰るよ?」とショップのオヤジに
言ったところ、「なんで帰るんだ?」とショップのオヤジ。
「だって、朝朝礼もしなきゃだし…仕事が…」と整備屋サンの社長がいうと
「そんなに几帳面に活きなくとも、最期はバック一つを持ってフラッとどこかに行けるだけの自由は日本には
ある」と言い放ったそうな。
んまぁ、このオヤヂは有中で有名で、ただ飲みたいだけだったかもしれませんがw。
でも、なんだか 今の自分にピッタリあてはまる。
「自分の信じるように行き、ダメならダメなときに考える で いいのかぁ」 と。
飛行場が近いこの市場は、低空で飛行機が飛んでいく。
ジェット音に気がつき青空を見上げ… なんだかスッキリした。
「かーえろっと」。
「このアイスコーヒー、うすくないか?」
とかとか思いつつ、帰りの高速は無駄にすっとばしてみた。
ふぃっとは 馬力に物足りない感はあるものの、回転を落とさずに走ると案外気持ちいい。
走りから遠ざかってしまってた今の私には、丁度扱いやすいのかもしれない。
上りは渋滞だけど、横目にみながら下りはスイスイ。この感じも懐かしい。
なんだか全てが懐かしく感じ、忘れていたものを取り戻した…そんな気がしてきました。
にゃろぉぉぉ みてろよぉぉおぅ 好き勝手やってやる!
もっとも言うほど嵌めを外すことは出来ない小心者ですがw、それでもなんだか勢いがついてきた。
初心を取り戻した…というか、なんといいましょうか。
妙にスッキリした今日この頃でした。
Posted at 2011/02/20 01:12:31 | |
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