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2019年03月28日 イイね!

妄想と現実


FBで仲間内でスマートの話。

何故か楽しそうなのがうらやましくてしかたないw。

「その前にZあるだろ!」と言われそうだが…

どうもスロットルが悩みのまま先に進まない。

数年前「ちょっと待ってみたらぁ~」と意見を頂き…

ずぅーーっと 待ってみたら…なるほど。

 ミ●ニのね。

でもそれも進展があるのだかどうなんだか…

数年眠ってても、あんまり状況が変わらない。

というか、業界自体もう行きつくところまでになっているように思えるので、先が見込めない。
中華大陸では進展があり、誰がどうしたのかはわからぬが、45φ程度のものが並び始めたが50φまでに至るとは思えない。

実際のところ、シングルスロットル化というのが最適なよう。
でも、それをやるのに…何かこう、面白味がなく、やる気になれない。

やはり車というのは、面白味がないと先に進まない。
何かこう…ドキドキさせるものがあるといいのだけども…L型にはもう…ネェ。

で、スマートの話。
妄想

スマートで「ぷあまんずぽるしぇ」なんてことを書いたが…

 非常に面白そうだ。


センセーはクロスブレードを黒から赤に塗ったそうだ…
まぁ外装の塗装には興味が無いのだけども…

でも、べんつなのに、本物に近いふぇらり化するのも、オトナのオモチャとして手軽さといえば面白そうだ。


前回お借りした黄色号で例えるのならば…

ホンチャンのオクションで1桁万円台。
誰も競らずに終わったという。
もし競って即決でもMAX1桁万円台。

これはお買い得だったと思う。
低走行車、車検もガッツリ残ってる。

一般の買い取り価格はそんなもんのようで…
あとはキレイに磨いて整備をして、20マンとか30マンとかで売るのでしょうな。
ぼったくりとかではなく、商売としてはこんなもん。
 
外装は磨けばビカビカになった…
けども、内装は焼け焼け。
まぁこれはいいでしょうけど、ダッシュ上の追加メーターみたいなタコの針ですら色が抜けているくらい。ツーリングで行った先で話をしていた人も、やっぱりこの辺はすぐにボロボロになってしまうのだそう…だけども、ダッシュ自体も合皮だかなんだか知らないけどもステッチが効いたオシャレなカバーが海外では売られているようで、シートに関してもカバーがあるそう。そんなこんなで、この辺は、遊ぶにはどうでもいい話らしい。

ところがこの車両。
「屋根代」みたいなものだと判明。
「かぶりおれ」なので幌が切れてて、幌代だけで新品で約10万。
作業手間云々やると、2~30を超える。
なので車両本体は「1桁万円だった」という話のよう。
まぁ買う時点で幌がしっかり…してるとは思えない。なんせ10年選手だもんな。

なんだか、ケーブルテレビの「名車再生…」のような話である。

でも…
これが出来るのはプロな方々だけで…いわば「本業の素材」。

 私ら素人庶民は本職のオクションでは買えない。
なので手数料を払う事は当然のことではあるが…となると、そこに加算されるのは致し方ないところだが… 1桁の車両でも、素人が買える「手数料」を加算すると2桁万円となる。

かぶりおれならば、幌代の10万を意識して買う事になる。
自分で作業に自信がなければ2~30万覚悟。
なるほど、屋根有りが市場価格2~30万な理由。

ということは、我々庶民のスタートとしては…3~40万となってしまう。

「もっと安いのあるじゃん」となるのだけども…

これ狙うべき700cc以降の話。

スマートは600ccがあり、その後600ccの軽自動車枠。

その後700cc。700ccで各種大きく変更を受け、走りには700cc以降が向いている。
排気量や数字の馬力だけではなく、ボディパネル自体もそうらしく600ccのパネルは脆く、屋根すらも経年劣化で雨漏り…なんてことがあるらしい。

この車のいやらしい所は、限定商法をしているところ。
もちろんこれはパッと調べただけであり、マニアの方からは否定をされるかもしれないが、頻繁に限定車両を出している。車両の色もそうだが、ブラバスという高級仕様がある。内装も馬力も上げている。この辺の流用パーツを使って車で遊びたい所。

700ccの低走行車を買ってきて、ブラバスのタービンなどを海外からひっぱり、450ならばECUチューンも気楽にできそう。これでガシガシと走ったら面白そうダ…と思うのだが…
そのパーツ代を考えると…
市場で、ブラバスの車両が4~50万で選べてしまう。だったら最初からコッチに…となってしまう。

となると、内装等がいい1000cc、いや、どうせ1000ccを選ぶならターボ付き。
そうなると、ウチのお嫁ちゃんの足車にすればいいわけで…
アルトRSと乗り替えれば、現行に近い車両…となってしまうと… グルグル。
結局「めんどくせー 別にスマートが欲しいわけでないし」となってしまう。

やっぱり狙うとしては700cc。
妄想してみるが、やっぱりこの辺が面白くなりそうだ。

内装に関してはなんとでもなるので、端折るが…

取り急ぎアクセルとスロットル開閉度がリニアではないらしく、この辺から遊び始めると面白いと聞く。
いわゆるスロコンだそうだが、どうせ先に進むであろうから興味はECUに。
一通り調べたが、450シリーズであればOBD2で読み書きできるようだ。
451シリーズ、つまり1000cc以降はECUをバラし、ROMに電源を当ててフラッシュロムからデータを吸い上げねばならないようで その辺はワカラン。
いずれにしても、何かいじるのには、イモビとかなんとか電気で雁字搦めになっているので、ナンチャラっていうテスターのような物がいるらしい。一応その辺を調べ上げ。

インジェクター容量がどこまで持つかわからんが、壊す迄ブーストアップで遊ぶのが宜しいようで。
1Kとか1.8Kとかかけて遊ぶも有のよう。アクチュエーターで遊ぶのが良いようだ。

エンジン自体は数万円で中古でゴロゴロ。載せ替えも苦じゃないようで。
タービンも後ろからすぐアクセスできる。
ちょっとだせばリビルドや、もともと間に合わせ程度のタービンのようだから、ブラバス程度のタービン、もしくは、何かハイフロー的なものか、はたまたマフラーを作る覚悟があるならば、他の軽太郎の流用タービンでも面白ろそうだ。今の技術であれば、EXのフランジもCADで起こして外注レーザー加工で切断できる。360ccでやってた頃は、ガスで切って自分で削ったもんだけどなぁ…
 溶接用のエルボ使って適当にたこ足も出来そうだ。効率を考えたら…ここに「見かけの効率」を求めて等長とかを求めなくとも、純正より断然良いハズ。

 マフラーは別にステンである必要はまるっきりない。
 大人のおもちゃなのでちゃんと触媒をつけ、静かで踏み込んだ時に多少ご機嫌なサウンドを奏でればよい。
 RRレイアウトのマフラーの長さが短い分、また排気量が小さく、流速を稼ぎきれないはずなので、手頃なパイプである程度ウネウネッと長さを稼いであげて…

 ECUで追わなくとも、追加インジェクターコントローラーなんてのも面白いかと…調べたら、最近はもうないのねw。火が出たら怖いので、余計な事はしなくて良いのか。

 しかしイマドキの軽太郎の馬力はどんなもんかなと調べると…
 100馬力強程度で相当ご機嫌になるらしい。
 となると、上記のブラバス仕様+ちょっと 程度でその辺になるらしいので、無理する必要はない。というか、イマドキどこかで競うわけでもないので、気分よく走れる程度になればよく。
 
足回りは純正のままでも割と良いハズだが、ほんのちょっと硬めにして、車高を下げ。
ビルシュタインで設定があるそうだ。でも結構高いんだよな。車両代でそこまでどうかな?とも思うところでもある。
昔の貧乏チューンよろしく、中のオイル交換等でなんとかならないかな…なんてのも面白い。

デフに関してはLSD的なのがないの?とずっと探してた。
峠道のカーブ(コーナーとはいわない)で、モタモタっとすることがあったので。
この辺、馬力を出し、おちりをブリッと横に出たら頭がグイッと入るのか?
それはおもしろそうだぞぅ!と思ってデフ関係を探す…と、案外ない。
サーキットを走らないから設定が無いのか…国内でないのはわかるけど…と海外で探してたら…ら、ないのがわからない。
 これだけ国際的に販売され、世界のおバカちゃんの目にとまり、いじりつくされてるのに…
 これ、なんてこともないESPの関係らしい。
 だからカビカビのタイヤでも怖くなく、足回りが良いような錯覚をしていたのか。
「ESP切り」という、インチキデフロックのような事ができるらしい。
どうしてヒューズを切ればそうなるのか、構造上は調べてないのだけども、それをやってしまうと、ホイールベース、トレッドが極端に狭く、重心が極端に高い車両なので一気にバランスを崩すらしい。

 海外ではバイクのエンジンを載せて、まっすぐやグルグルと回ってるのは…チェーン駆動でデフロックをしているからのよう。
 ソコイラの軽よりも足回りが良い「ハズ」のスマートが、あんまりサーキットでピュンピュン丸として走り回ってるのを見つけることができない。なんでだろ?と思っていた。

 youtubeでサーキットを走ってる車が、最初は気持ちよく走っているが、縁石で横転…というシーンがある。 
 横転に関しては…昔の軽のレースではよくあった話で、重心が高い車ではよくあった話なのでさほど気にもとめてない。というか、ロールケージよろしく、この車はフレームが立ち上がっている。
 特にベンツのAクラスでは横転事故が多く…なんて話があったが、その頃の車なのでESPという形で良く出来ているようで、youtubeの動画がESP切をしていたかどうかはわからないが、ESPの限界を超えた場合こうなる…という事なのかもしれない。
 ということは…LSDやデフロックとかではなく、ESPである程度生きている走り迄が安全の限界のようだ。

ブレーキに関してはフロントディスクでリアドラム。
フロントは国産のよさげなパッドが売られているし…まぁカマボコあれば作れるもんなぁ。
リアのドラムをディスク化にするのは…海外物でキットがある。
360ccの頃もそうだったが、フィールの関係なのだろう。シューの張替えで効きは済ましても、都度都度調整や、エア噛みを正してるのもだるい。

借りた黄色号も実はそうだった。
低走行車、車検とったばっかのようだが、ブレーキに不安があった。
行きの最初の頃は「あれ?」と思う程度だったが、途中峠道を走る際には2度踏み。
昔、レースをやってた頃もそうで、走行中だんだんと…なのを思い出す。
この辺は整備次第なのだろうけども…どうなんだろうか。

タイヤ、ホイールは無駄に大きいのにはできないはず
ハブボルト3本だもんな。無理すると折れそうで怖い。
これは馬力でも同じ。でも…過度な馬力を目指すならば…他の車にすればいいわけで。
ついでにATは…いわゆるクラッチプレートがあるので、馬力を出しても良さそうだが、この辺は電子制御らしく、やはりある程度の調整をナンチャラとよばれるセット機で合わせねばならないらしいが…
クラッチ強化はなんとかなるにしても、ハブボルト3本はちょっと怖い。

かなり昔の話。まだネットだのなんだのとあったか無かったかの頃。
ハブボルトの本数の目安として「5本は200km/h以上、4本は以下」と聞いたことがある。
これは人伝に聞いた話で、今調べてみたけども特に根拠は見つからないが、荷重と「ボルトのせん断」の話なのだろう。
 
当時最高速テストで大きな事故があり、その際にホイールがすっ飛んだのは4本だったから と噂され、ナーバスになっていた頃。(後にドラシャが折れたからだという情報も有)
 この頃「ホイールのスポークが折れる」という話もあったので余計。
しかも「強度で有名」と思われるメーカーのホイールのスポークが折れた(クラック)ので、更に更に余計にこの辺は騒がれたのかもしれない。
市販車は280馬力競争が始まり、ブーストアップ一つで400馬力。アフターパーツメーカーも想定なんてしてなかったのか、性能が全く追い付かなかった。タイヤだってそう。オイルでさえそうだった。

それからというもの、ハブリング(ハブセントリックリング)という「考え方」も出てきた。
ワイドトレッドスペーサーなんて品物が出始めた頃で「ハブ径をホイールに合わせる」なんてのを意識し始めた。そうなれば、ボルトのせん断、ホイールとハブとの摩擦だけで接続するわけではないので良い。フォーミュラマシンのようなセンターロックの理屈と「似たような物」なわけで…。

そんなノウガキはいいとしても…3本というのはやっぱり怖い。
 この車のアフターパーツでは、3本を4本にするチェンジャーというのがあるのだけども、ファッション性や過激な走行をしないのであれば良いが、流石に怖いシロモノ。

昔ながらの情報で「200km/h以上は5本、以下は4本、じゃぁ3本では?」となるのだが…

ギア比の関係もあるが…
700cc/61馬力、140Km/hが限界。
パワーのあるブラバス75馬力でもうちょっとの160km/h位らしい。
現行のは160km/h巡行可能(本国アウトバーンの話)だというが、現行に近いモデルはハブボルトが4本となっている。

速度とか本数とか、「そこまで出す所ないでしょ」という話ではなく、荷重の話。

なんで3本から4本に増えたのか…もっとも車体設計者が違うといえばそれまでなのだろうけども…そうゆうウンチクは別としても、やっぱり…ね。

つまり、ハブボルトあたりが一番弱そうなのが怖いので、今の、しったかぶった知識では、ここが一番ネックではないかと…。まぁ140km/h以上で遊ぶ所なんてないので良いけどね。


んー良い車両が手頃な値段で…ならばいいけども… そんな感じらしい。




で、以上妄想。


で、現実は…


  700ccどころではなく…


 3674ccでした。

 頂いてきましたよ。


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こうゆうことw。


Posted at 2019/03/29 16:37:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月14日 イイね!

生存確認用

 生存確認するといいですよ。

 前々回の「れぼーぐ」の項あたりから、夜間・休日と資格のガッコーに通い始め…1年留年で、開放されたのが去年秋、発表になったのが年末で2年ビッチリかかりました。…この歳での勉強は…厳しいもので…

 その間に、2廻り違う居候だった子と入籍し…
 
 その後、妊娠が発覚。予定日は…あと数日な状況です^-^;;;

 気分転換に釣り…という手もあったのですが、ガッコーの課題だので思うようにいけず、留年した年には、少し勉強慣れしてきたこともあり、思い切って「2級船舶」の取得もしましたが1度しか乗った事ありませんw。

 ネコちゃんは…去年11月に急に亡くなり…

 ニューフェイスになって新登場。


 これがまたおてんばさんで、困ってます。

 仕事の方は業種が同じながらも、スタイルをかえたもので…
 
 しっちゃかめっちゃか…最近やっと…本当にやっと…ここ数日やっと…なんとか回ってきた…そんな感じです。

Posted at 2019/03/14 07:59:34 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記
2019年03月13日 イイね!

久々の書き込み

「明日暇?ならドライブいかない?」と、某センセーから電話。

そういえば。最近発足されたスマートの会にサクラとして入会を強いられたっけw。

確かそこに告知が…次週の事かと思っていたのだけども…そっか。
 
…曜日感覚がまるっきり抜けていて…
 
 
  
翌日、朝イチに吉野自動車さんに向かって、先日葛西から引き上げてきた黄色いスマートを預けられた私。
 
 ビカビカに磨き上げられ、全く見違えるよう。

先日、たまたまオークション会場から引き上げる際に、なんとなくついていった時の車。

 なんでもオークションはネットで入札出来、「下見屋」というのがいるらしく、実際に見なくとも意見を聞いてくれるシステムらしいのだけども、その方曰くあまりいい評価ではなかったのでドキドキだったそうだ。

 「もともとの色がそうさせてたんだね」
 
 くすんだコケのように見えたのかもしれない。
 
 ちょっと磨くとビカビカになったそうだ。

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引き上げ時のスマート。画像ではわかりにくいが…オークション会場。

「スマート700cc。何代か前。確か軽枠もあったよね」

 あえてその程度の知識しか持たないようにしている。
  



先々月だっけか。センセーが名古屋から「ゴルフカートのような物」を持って帰ってきた。
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屋根もドアも窓も…ない。矢印の先は 安全面の「バー」だけがガルウイングのように上がる。

しゃべっていたら24時を廻り…外気温は0度だか。車の中に霜がおりていて爆笑をした。

申し訳ないけどこんな車は知らなかった。
 
たまに流れてくるネットニュースでも写真が流れてくればコンプリートカーかと思う位で。
 
 
「ウケ狙いにも程がある」
 
30年程前、こうゆうのを「節操がない」と言っていた。
  

「なんでこんなのがいいのかな 意味わからない」
  

これは、他人が言えば失礼な言葉であるが、身内のようにお付き合いが長くなるとある意味「誉め言葉」となる。
 

内心「あぁそっか」
 
だいたいオープンカーやバイクは冬に買うもの。

センセーはオープンカーが好きで…ジープやロードスター、少し前迄はトライアンフのオープンだもんなぁ…。
  
スマートか。外野としては想定外。確かにチョイスとしてはイイかも。

この辺は私の中の車への気持ちとマッチしている。
 

「それにしても窓もないの?!フツーの…カブリオレもあったでしょうに」
  
「これがいいんだよぅ!」

 …そうなんだ^-^;
 
 でも調べて世界に何台、日本には50台弱しかないそうだ。
 

 …レアかぁ… 実際のところ、中古市場でも売りに出されると即売らしい。
 
   
センセーから「乗ってみる?」と言われたけども、他人様の車はあえて乗らないようにしている。
 
フェラーリの時もそうだった。普通ならば喜ばしい申し出なのだが、それに甘えるとロクなことがない。
 
悪魔のささやきなのだ。いわゆる覚●剤と一緒。

 危険なものほど面白い。
 
載せてもらったお礼にお世辞の一つでも言わねばと、良い所を探すもので…それが「印象」となり、言霊となり…感染してしまい身を亡ぼす結果となる。
 
過去に何人もそうゆう人を見てきた。というか、センセー自身もそうだ。
  
こうゆう場合は「興味がない」と貫き通すのに限るw。


 
話を当日に戻す。

吉野社長から操作系を軽く教わって。
 
とはいえ、カブリオ(れ)は すでにホロは開けられていて。
 
特別な操作も何もない。
  
細かいところはウィンカーレバーが逆、という、初心者外車アルアル。
 
右手だけで運転しようとしてしまうと、ついついワイパーを動かしてしまう。今回も数回やってしまったのは、書くまでもあるまい。
  
 
どうやらパワステはないらしいが、全く不要か。ふんふん。
 
あくまでも普通に走り出した。
 
「んま、こんなもんかな」
 
外車にとって、特に癖もないのが誉め言葉。
 
今時はそこいらの軽自動車と比べると…と、ついつい思ってしまうのだが、それは内装の快適とか豪華さとかか?。
  
このスマート、何年オチだっけ?!庶民が乗れる外車というのはいつの時代でもこんなもんなのかもしれない。
  
逆にいうと、その分国産車は素晴らしい。特に軽自動車はよくできている。
 
後で知るのだが、この車の内装に関してはグレードや年式によるものらしい。 

お借りしたスマートは「まるで商用車のよう」だったが、全く気にならない。
 
屋根や窓をあければ、エアコンだって関係ない。スピードをあげたらオーディオも聞こえないからどうでもいい。
 
純粋にドライブを楽しめばいい。チョイ乗りやバイクのようなものか。
  
 
 
そもそもわたしゃ、オープンカーに乗ることは滅多になく…その辺はセンセーとは反対で、ビンボー症のせいか屋根有りの方が良いと考える。
 
晴れの日の爽快さよりも、雨の日の苦痛さの方を考えてしまう。
 
またオープンカーは大抵ホロを被せると、狭くて不快感があるので…乗れないし選ばない。
 
サンルーフですら「雨漏りトラブルが面倒」と考えてしまう。

一時期、前妻用にカプチーノを所有していたことがあったが、雨漏りの件でワーワー言われ、ヒドイ目にあった。日本のような気候にはオープンカーは合わないと考えているタイプ。
 
しかし…この歳になり「少しはイイかもね」と思っていたのも事実ではある。
 
もともと前妻との離婚をきっかけに「ここから先の人生折り返しは、車の事は考えないで楽しもう!」と決め込んでいた。

その前の人生は車漬けだったから離婚されて…という反省ではなく。ただただ食わず嫌いも駄目かな?と思っただけで… 
 
なので積極的に知らない物を吸収しようという考えはあり…以前は毛嫌いをしていたオープンも…悪くないかもと考えていた。
 

  
朝の冷たい風がおデコを冷やす。
 

「帽子、被ってくりゃよかったかなぁ」
   
 
三郷から常磐道に乗り…
 

料金所スタートで多少モタつくかな?!とアクセルを踏み込む。
 
オートマの操作、シフトダウンをさせてみる。
 
ふとルームミラーを見ると、軽く白煙が舞う。
 
 
「あらあら…いかんいかんカーボンでも溜まっているかな」
 
 後ろを走っていた仲間が、トランシーバでワーワー言っているように聞こえるが…風切り音で全くわからない。

  
事前にこの車を調べていたが…
 

アーシングで調子が良くなるだのこんな小さなエンジンなのにツインプラグでDIだのと、ちょっと様子がおかしいところがある。
 
物の考え方からすれば、ツインプラグが高性能に繋がるわけではない。
燃焼の理屈からすれば「ちゃんと火」が付けばいいのだ。

これはL型で散々やって学んだ。

何かが駄目だからプラグを2本にし、デスビが駄目だからDIにする。そう考えるとこの車、点火系は過剰な設定。
 
製造コストだってグンと跳ね上がるのだから、なにか理由があるのだろう。
 
ある程度回してないとカーボンが溜まりやすいのか。市街地ばかりを乗る設定なので、いつでもエンジンがかかるようにするためなのか?。
 
何かを設計段階で予見されていたからこうなってるのか。

エンジンの傾きが大きいから、インマニの向き、インジェクターの気化具合で失火しやすいのか…?どうなのかは知らん。
  
…んまぁその辺は…ズブズブの素人のオッサンにはどうでもよく…
「トロトロ走るより、ある程度廻してプラグを焼くのが良しなのだろうな」と考える。
 
 
守谷で集合。合流し…そこから北へ。
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 何人来るのかなーと思ってたら8台とね。

 私は回走屋のようなものでw。


「すこし試してみようかしら」と、センセーのクロスブレードを追いかけてみる。
 
出発時はトロかったエンジンはだんだん調子が出てくるようになってくる。
 

「走行2万キロ弱」以前のオーナーは本当に足代わりしか使わず、放置されていたのだろうか。回せば回すほど調子がよくなるのがわかる。 
 

 
しかし、驚くのが「速度を出しても怖くない」こと。
 

 
足回り、ボディ剛性の関係か?。

速度といってもたかが知れているが、それでも私が前に乗ってたフィット、しかもRSは「ボディ剛性が高められてる」なんて本当かどうかわからない噂もあったが、このスマートと同じ速度だとフィットはヨレヨレだった。
足だけではない、Aピラーとドアの隙間が開くのがわかる位だった。 

みるからに腰高で、トレッド、ホイールベースを考えると…高速で巡行なんて軽自動車では考えにくく、「この車、良く出来てるな」と思うようになってきた。
 
  
峠道に入り。
 
「オートマのシフト操作を強いられるだろうな」と思って操作してみるのだが、全く慣れないし、忙しいのでメンドクサイ。
 
逆にオートマモードに入れて走ってみたら、こっちの方が断然気持ちよくシフトチェンジをしてくれる。 
 
「このAT賢いなw」思わず笑ってしまった。
 
 
あとで聞けば、600ccからこの車の世代の700ccに変わった際、この辺が改良されレッドゾーンあたりでシフトチェンジしてくれるらしい。
 
 
気持ちよく峠道を駆け上がる。狭い峠道だから十分楽しめる。
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おっと、タイヤがカピカピなんだ…と思いながらも、タイヤが鳴く事もなく、面白いように曲がっていく。
 
「足回りが良い」と言うことか。タイヤをちゃんと接地させられているのだろう。

とはいえスピードレンジは低いけど…キモチイイ。
  

 確かセンセーは「RRだから」と言っていたな…
  
 RR…乗ったことが無いもん。
 
 
 一般的に車は本来FRが良しと言われるが、良いと思った事は一度もない。
 

 朝日峠…昔 FFのAE92で走り回っていた事がある。この車はノーマルでも十分楽しかった。評判で86の方がとか101の方がとか言われたが、92は楽しかった。
 
 その後数台乗った…R32GT-Rにも乗ったが、峠道ではただ怖いだけだった。スピードや車幅、根性不足だと思っていたが…安心感なのかもしれない。
  
  
「何十年ぶりに(純正で)足回りが良いと思った車に乗ったな」

 実際本当にこの車の足回りが良いのかどうかは定かではないがそう感じた。
  

 まぁもっともここ10年ばかりは車の趣味から遠ざかっていたし、所有以外の車に乗る事は殆どなかった。
 
 思いおこせば…借りていたミニか…シトロエンか。それでも30年近くなるので感覚は忘れてしまったけども、これらだってチープなハズの足回りなのに「しなやか」だった。
 
 車好きならイタズラにショックやバネを変えたくなるはずだが…どこまでいってもその乗り味には敵わないはず。
  

 傍から見てもスピードレンジは低いだろうけど…恐怖感がまるでない。
 
 腰高で、お買い物車のはず…なのに気持ち良く走れるのには笑いが止まらない。

 
  
休憩のパーキングで。
  alt

「やっぱ700ccは速いね」と言われる。
 
どうやら私の腕ではなさそうだw。

クロスブレードとはこんな車。
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屋根もドアも窓もない。

 節操もないのだw。

「雨降ったらどうするの」 「かっぱ着る」 ってねw。

内装は「一応」防水仕様なのだとか。

話をお伺いしていて、一番困るのは、ドアがないので物が落ちる事らしい。

アイコスのホルダーをどこかにおっこどしてしまったことがあるらしい。

センセーのクロスブレードは600cc。世代的には700ccの方が後になるそうだ。
 

吉野社長の白は1000ccだがNAとのこと。 
 
山からの下りは、吉野社長と車を交換してみた。
 
内装は私が借りてきた700ccとは全く違い、イマドキのそこいらの国産車のようで豪華で。

誰しも選ぶならコッチよね。ちょっとしたデートにも使えるもん。内装だって飽きなそうだ。
 
 
しかし下りのコーナーで、どうゆうわけか、700ccよりも恐怖感が芽生える。
 
腰高感というか…なんというか。いや、それだけ700ccが良く感じたみたい。
 
1000ccはパワステ付き。

パワステ無しでのダイレクト感が良かったのかな。
  
あとは…何か車体が重く感じる。ロールセンターとか…まぁ素人が専門用語を並べるのはカッコワルイのでやめましょうかね。
 
たぶん…タイヤ外径、扁平率等を含めた足回りのバランスの問題なのかもしれない。
  
「乗り心地の良さ」に振ってしまったのか…味付けが違うように感じるが、何が違うのだろう。


市街地に入り、直線を軽く踏み込む。
 

「十分速いじゃん、これ!」
 

踏み込むとちゃんと加速をし、共にお尻が沈み、700ccよりトルク感があるように思える。
 
踏み込めば普通に走る…これを遅いというのなら…体感?。

オートマの設定か、タイヤの直径…つまり味付けなのかも…。

バイクで言うと中免枠の中での「4スト400ccと2スト250ccの違い」か…

1000ccはこれはこれで速い。トップスピードが出ないというのは…まぁこの手の車で10km/h差が付けば、なかなか追いつかないもんなぁ。
 
たぶんほんのちょっとの差じゃないかと思う。ATの関係とか… でも十分楽しい。
 

 
700ccだって走りがいいかというと…欠点がある。

 
料金所スタートの、加速するまでのタイムラグがはちょっと疑問で、モタモタモタっと加速しないことがある。

だからといって、それは問題にはならない。
 

逆にいうと、世間様からみた印象通りで、本来の正しい姿であり、追越車線を走ったり、峠道で気持ちよさそうに走る方がおかしいのよw。

今回だって、朝日峠のPAでは他の車好きの方々からはどう映ったであろう。
 
知らない方から見れば「可愛らしい車の集団」しかし操るのはオッサンばかりだもんなぁw。
 
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昔、360ccの軽をこねくりまわしていた頃…「プアマンズ・ミニ」と呼ばれていた。

スマートは、いうなれば、プアマンズポルシェなのかもしれない。
 
悪く言えば…「原付」…いや「サンダル」かもしれないが、でもサンダルがオシャレさんってかっこいいもんな。
 
そう考えると、ちょいのり足車がコレというのは、すごく楽しいということ。

360ccの限界の低さは非常に楽しかったのを思い出す。

当時はパーツなんてロクに売って無かったし…かろうじてヤフオクが始まった頃。

無理してボロボロのミラのタービンを買ったりしたよなぁ。今では新品が手に入る。
 

 
今や、スピードを出せる所はどこにもない。

先日も、当事者同士の事故の話なのに、他人のドラレコの動画でニュースになって取り上げられていた。

事故がどうこう、違反がどうこうという話は別として、日本中全員正論を語ってては肩身が狭い。

いくら当事者が「いい音」と思っていても、興味のない他人からすれば「騒音」で。
 
正直言うと私ですら、センセーのもっているふぇらりのエグゾーストノートが良いとは思えなかった。
 
これはセンセーのが悪いのではなく、私自身がそれだけ「一般人」「ただのオッサン」に成り下がっているということ。

あれだけサーキットのパドック裏で血が騒いだのも…今じゃなんとも思わないかもしれない。
 
なので…仕事場に置いてあるZも、走らせる熱意の原動力にならない。
 
もっとも、仕事で精一杯、老眼が始まり…四十肩にもなったw。 
 
何をするのにも おっくぅだけど… お恥ずかしい話、この歳で今月、初めて家族が増える。
 

…そんな中…

そう考えると…合法的に楽しく、スピードレンジも低めに設定…のこの車は非常に楽しく、センセーも「ナイスチョイス」だったと思う。

しばらく車から離れてしまっている私としては…

うーん…考えてしまう1台でした。


Posted at 2019/03/13 12:56:30 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「なんもしてない」
何シテル?   03/13 12:55
10年ぶりに車いじりに戻ってきました…?
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ン十年ぶりのバイク所有。「これ乗れば?」「バイクに乗ったほうがいいんだよ」と、半ば押し付 ...
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