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2021年01月27日 イイね!

車検1日目

もうね。タイトルで出オチw。

ユーザー車検で予約。
午前中に印鑑証明をもらってきて…
 
第四ラウンドなので1時杉頃到着。

まずは予備検屋さんに飛び込んで…
「初めてなんでわかんねっすけど」と一言付け加えてから声をかける。

代書は今はここではやってないそうで、陸運局の中で と言われる。

前の人なんてヤカンに水で…何度か入れてる。
ラジエターから漏ってるのかなんなのか。

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で、わたくしの番。
光軸がなかなか合わず…苦労されてるようで申し訳ない。
ライト回りいじるなら、ほんとならば前回り全部をバラさなきゃだもんねぇ。
10分くらいかけて光軸OK。

で、陸運局に入る。
書類は…真っ先に代書屋さんにお願いしたらスムーズだった。2900円。
吉野社長もおすすめで。慣れないトコで間違ってたらイライラするしね。

でも…むしろお願いしてよかった感じ。
工程が少ない分、まごつく回数がない。
「次どうすればいいの?」と窓口で受け取りながら訊ねればヨロシ。

印紙払ってユーザー車検窓口に行って予約番号をいうと、●番で並んでねと言われる。
代書がないと、いちいち窓口に行って右だ左だと指示を受けねばならないっぽい。
ケチるとこではないと思う。

いっぱいならんでるねー
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「ユーザー車検は見学レーンがあるので、一度見学してね」というので
一応中を見学。子供の社会科見学のよう。

…別にみたからってどうってこともなく。
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いろんな車やバイクがいて

マフラーから煙が出てる車も…それ、オイルさがってるよね…とか。

かっちょええね。4Cかな。alt

で、私の番。

検査員さんに「初めてなんで」というと親切についてくれる…

 けども

「ライト、ロービームついてないね」

ええええええええええええええええええええええええええ!

たたいてもなにしてもダメ。←これ鉄則なのだけども…

「しかたないのでライト以外を検査で」と言われ…

 結果他はすべてOKで、ライトだけNGだった。



予備検を受けたお店にいき…球切れっぽいけど何とかなる?と尋ねると…

…時間が… …まってね…

…しばらくして…

…この車…知ってる…ベンツの、でしょう?…

…ライトの球あるかなー?…わかんないな、ウチにないかもよ?…

 …吉野社長に電話。H7だよーと教わり伝えるが…

今度は…

…これ、前回り、全バラシでしょう?…
 
…今からでしょう?時間が…大丈夫かな…

 と やんわりと断られたw。

まぁしかたないよ。なれない車だろうし。

悪がって「次回来たら予備検は無料で見ますんで」とな。

ありがとう。

 検査場に戻って「明日以降にしたい」と確認すると
「2週間の猶予」とのこと。

 ならば…明日持ち込んだほうがいいなと…
 …吉野自動車さんちに戻り…
 
 ワケを話すと…
 「それよりも、たぶん、テスター屋もわかってて、ボディが割れるのを知ってるんだよきっと」と。つまり初期の初期のは…ね。

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最初は「えー道路を横断して検査しようとしたらタマがきれたってー?何のネタだよw」と笑っていたけども…
 
 球…切れてないじゃん。
 ヒューズは?飛んでない。


 あっれー?!

 んが!どうやら球ギレではなく…
 配線に電気がきてない…原因が特定できず

 DASで「ハンドルポストのライトスイッチを疑え」というし、以前も経験があるからと言ってバラすが…変わらず。
 
  というか、そもそもライトスイッチ以降の配線が12V直で…スイッチレバーに電気の負荷がかかってしまうタイプらしい…まぁよくあるよねー思い起こせば昔の車とかR32もそうでした。原因追及迄に結構時間がかかり…どうやら断線らしい。

 いずれにしても…

 車検後、HIDにしろ、LED球にしろ…これでは配線が細く、引き直したほうがいいので、バッテリー直の電源を前回りにもってきては?という案。
 いままでの電源線は信号線として利用をし、ステアリングポストのライトレバーの負荷を抑えるのもいいのではと…実際のとこ、このレバーのスイッチの接点のとこがボロボロになってる車もあるとか…昔の車というわけではなく、結構ありますよね…結局配線が熱で固まっちゃったり…。
 
 というわけで素直に…
 適当なリレーをもらい、バッテリー直の配線を引き直してライトを強制的?に点灯させました。これならわかりやすい。

 ついでに…
 センセーからいただいたハロゲンの白っぽい球を入れ。
 HIDの白いのも見にくいですし、LEDも…うーんカッコいいけど、結局ハロゲンが見やすいのではないかという結論で…迷うとこ。 
 
 翌日現場で一人でも簡単に前回りを外せるように、グリル等を未装着にしておき…

 作業終了は22時半過ぎ…

 吉野社長、畑センセーお付き合い、本当にありがとうございました。

 ということで翌日につづく。


Posted at 2021/01/28 19:02:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業ネタ | 日記
2021年01月26日 イイね!

作業八日目。

作業八日目。本日は引き取りの移動日。
 
娘ちゃんの起きてる関係で お嫁ちゃんに送ってもらい…午前中。
その後、ただ帰るのも何だし、試走的なものも行いたいので、センセーを誘いガレージで磨いていただく。

エアコン付きで、中で「不自由なくつろぎ」が出来るガレージ。
あえて電子レンジや冷蔵庫を置かずにピザが焼ける漢の隠れ家。
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で、お昼から…洗車、コンパウンド掛け、等々をし…

夕方までかかってビカビカに…

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今回は天気の都合でコーティングはかけられませんでしたが…
ワックスでも十分。

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プラスチックに禿げかかったクリアがかかってるだけとは思えないほど。

とってもきれいになりました。
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その後、吉野自動車さんに迄戻り…
書類等を受け取って…

「スペアキー、これなんだよねぇ…」と出されたのはボタンが欠けたやつ。
昔のファミコンのA B角型ボタン(初期)のようにゴムが飛んでます。
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別にスペアキーだし、私としてはどうでもよかったのですが、
スペア社外パーツを出してきて、交換してから渡す気の使いよう。
書類等が入ってた袋には「450部品取り車」ってニックネームまでついていた車なのに…w


さて明日は車検。
ってか、普通車って印鑑証明っているんだったのに、先ほど気が付いた私ですw。
良かった時間があって…

Posted at 2021/01/26 22:10:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業ネタ | 日記
2021年01月25日 イイね!

作業七日目

作業七日目
お久しぶりの投稿なのに、いいねとかご訪問ありがとうございます。
ちょっとばっかり…ワケあって時間があんまりないのでご挨拶に伺えませんが、落ち着いたら今後ともよろしくお願いいたします。

月曜日。
今日から使えるように自賠責を作ってもらったので、市役所に行って仮ナンバーを借りる。元の車検証と自賠責の紙を見ながら最大5日間に設定。身分証明のための運転免許と現金で750円。
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あぁこれが憧れの仮ナンバーか。
車関係のお仕事以外…まっとうな社会人だと、車庫証明にしろ、仮ナンにしろ、平日仕事を休んで取りにいくとか無理。(返すのは郵送でもいいそうな)

360でレースやってた頃も試走をするの仮ナンバーをと考えたけど…結果当時はどう借りてくるとか情報がなくって…挫折してね。zで移動の時は…積車にしたんだよなぁ…
簡単だというのだけども…なかなかやったことがなくてね。

…なんてシミジミ思い出しながら…

車検のほうは…

ったく誰だよ!ドタキャンしてんのは!!www

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今日になって、午後からあいてるらしいけど…まぁ今日の午後は無理だが…
まぁいちいちpcに張り付いてキャンセル待ちなんてしてる暇あったら家事でもできるのでアレなのだが…

まぁ急ぐことでもないし、余裕をもって…ね。

ということで、バックヤードに作業に向かう。
オーディオの配線なのだけども、変換コードを使うと楽なようだけども、無駄なので、コネクターを外し配線を直でやる。
451の配線の画像を見ていたけども、どうやら450とは違うよう。
で、調べるとなかなか出てこなかったが先駆者のおかげで助かりました。

結局のとこ、スピーカー・ツイーター用配線で±LRで軽8ピン。
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もう一つはアクセサリー電源、常時12V、アース、イルミのみ。
451はここにアンテナ線用電源が入るっぽい。
アース線が黒でないのが迷うとこだったけど。

ということで、名前をふってギボシをつけておく。
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取付のパネルには、もともとエプトシーラーがついてたので、せっかくなので買ってきてつけてみる。
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で。試験的にオーディオが通電し、音が出るのを確認したので
「楽勝」と思いながら車にはめてみよとすると…だめ。

 あっれ?!

と思ったら、パネルの横のほう、もともと折れそうだったので補強した場所が悪くて、車体側のほうで干渉し…結局割れてしもた…

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あーあ…w

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んま、車検には関係ないので、両面テープを適当にはり、くっつけておきました。
あとでなんか考えましょ。

音は… バックヤード備え付けのFMラジオのほうがいい音するんだよな^-^;;;
 これで魔法の箱やツイーターが入ってるというし… んー。

 あ、わたしゃあんまり音楽は聴かないんだったw。

ということで 次の作業は…

ルーフのバイザー。
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もともとべろんと剥がれてて…
まぁ剥がれるのもデフォなんですと。
スポンジみたいなのがくっついてて汚いのでどうするかという話。

 「とっちまえ!!!」

海外でも夏も役立たずの「意味なしのバイザー」とされていて、とっちまうそうな。

とり方は簡単でした。

まぁ事前に指導を受けてからの作業でしたが…

このばっちぃバイザーを外すのには…レールを外すしかなく。
左右のバイザーを外し、その上のカバーをビス4本を外し。
隙間をのぞき込むとレールを抑えているプラの部品が見え、それのセンターの位置決めのとこがあるので、そこをプライヤーでつかみ、折りw、あとはプラハンでレールをたたいて横にずらせばボコッとはずれました。

左右に滑車がついてたりして、よくできてるんですけどね。

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でも意味なしのバイザーなので ポイ!です。
だって、前後に動いたところで…ねぇ。

「んじゃぁ夏場は暑いでしょう?!」という話は、代わりに夏場はサンシェードを差し込むらしい。今はいいフィルムもあるし…追々考えましょ。

でもって、前回?写真撮り忘れの…

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ここ。んね 3角窓とハネをきれいにするだけで見栄えが違うものでしょう?
…というか、この3点以外がガラスでキレイなので、劣化で汚いと目立ってしまうというとこ。

そのほか…
タイヤのエアのチェックや、ハブボルトの増し締め等を行い…
作業終了。

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中のほうもオーディオが光ると、少しはエモくなるものですなぁ。
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で。ふと見上げるとこんなシールが…

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めるせですべんつなか…

どんなとこって
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こんなとこで整備をされてたらしぃ…
とはいいつつ、車検証に明記されている前の所有者は…怪しい名前のブローカー会社のようで、下取りで買ったとな?。なにがなんだかわかんない世の中ですな。


Posted at 2021/01/25 22:16:42 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業ネタ | 日記
2021年01月24日 イイね!

予約を取ったり宿題したり

予約を取ったり宿題したり
ユーザー車検の予約。
翌日からとれるらしいけども、ほとんど一杯。
どうやらキャンセル料が発生しないのか、とりあえず予約で後キャンセルすりゃイイ的な感じなのか?本職に言わせると、ドタキャンとか予約とかは煩いらしいが…それは本職相手だからではないかとのこと。まるで羽田空港の駐車場予約のようなものか?
 

月曜に仮ナンを借りにいって…
火曜に車検と思ったが、予約がとれないのでギリ1席空いてた水曜にしておいた。
しばらく見ていると、月曜の枠がたまに空いたり閉じたり。
まぁ明日もう一度見て、空きがあれば取り直してもいいのかもしれないし別に水曜でもOK。

オーディオのアンテナ変換コネクタが届く。
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昨日の夕方、結構でかいスーパーオートバックスに行ったら「ない」と言われたシロモノ。ないというか品物は置かない方向か?と考えてみたら、イマドキは自動車メーカーのオーディオが一番いいもんな。社外にするニーズが少ないのもあるのだろう。
というか、調べたらほんとは、あとで買うもんではなく、社外の本体にオマケでくっつけてる品物らしい。なるほどだからないんだな。
で、まぁどうでもいいが届いた。さすがアマゾン。ただ、安すぎて「合わせ買い」してくれというので買うものが特になくて困り、とっさに一平ちゃんを12個買った。よくよく考えたらやっすいドラレコでもよかったんだったか。まぁいいわ一平ちゃん食べるだろうし…とよく見たら、同時に送ってこないで翌日なので更にどうでもよかったのかコレ。



Posted at 2021/01/25 00:11:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業ネタ | 日記
2021年01月24日 イイね!

作業おやすみ

外は雪だといわれてたのと、バックヤードが定休日。
なので宿題を出されたのと…


まぁ突然始まったこの企画ですが…

「ワケあって激安の車見繕って!」とワケアリおじさんの私がお願いしたら
「それ、激安で売ってあげるよ」と出た車が今回のブツ。


そもそもこれはワケアリの700ccの10万キロ走行のブラバス仕様。
ブラバス仕様とは、たまーに季節販売される限定チューニング車がある。
誰かがそれに近づけようとしてたこの車が売りに出ていて…
自社のデモカーにしようと購入した直後、走行距離がめちゃくちゃ少ない個体が発見され「ウーーーっ…」となったところで「えぇい!両方買って移植しちゃえ!!」となった部品取り。
ECUに関しては残念ながら走行距離のカウントの関係(※1)、車屋さんのポリシーの関係で移植はできなかったけど…というもので、そもそも走行距離が少ない車の部品と交換されたものなので、足回りはまだまだいける。
※実際には走行距離をカウントしているのはSAM。ECUとはベツモノ。
情報元のアイマイな発言で「メーターが過走行になってしまうと困る」と敬遠された結果。

 というか、実際のとこ、この車の嫌なところは主にエンジンマウントが切れやすいところだそう。それはデフォなのでクリアしてしまえば、あとはエンジン内部の問題…だけどもエンジン類も割と丈夫なこの車。一般的には10万キロといえばスクラップへの一区切り。でもこの車は「まだまだいけるよー?誰か自分で作って…乗る?」と身内への訳あり車として保管してあったもの。


そもそもこの車って知ってるけど…
…なに?おもろいの?

というとこ、わたしゃエンスーでもないので間違ってるかもだけども、適当に書いてみる。

カラフル時計のスウォッチとベンツの共同会社とかそうゆうのはウイキペディアで見てちょうだい。結局時計屋さんは最初のころのかけ声だけで、ベンツが本気になって作っていく…けどもその辺ウイキペディアをみればいいとおもう。

初代モデルが450シリーズと呼ばれるタイプ。

 その450の中でも初期のモデルが600ccターボ。1998年から発売される。
 2001年には、「どうせ600ccなんしょ?フェンダーつめりゃ軽?」という日本向けのスマートKというのが発売され。派手な色や柄のボディで街を走ってた。
 この頃が一般ではおなじみのスマートなのかもしれない。
 
 2002年にマイナーチェンジ。
 同形状に見えるが、ここで大きく変わる。
 割れにくいボディプラスチックパネルが採用され、非力感があったエンジンは700ccターボになる。ミッションはセミオートマで、まるでMT車のように
つながるのが 乗ってる人にとっては面白いが、助手席では頭がふられて酔う車なんて言われたものでw。
 このボディパネルが割れない、走りの700cc、というのが人気があるモデルとなった。
 この中で 屋根が開くカブリオ(れ)、右ハンドル、左ハンドル等数々のバリエーションや並行輸入の関係で よくわかんない組み合わせの車両も存在する。

 のちにマイナーチェンジをし451シリーズ。
三菱のエンジンを載せた1000ccNA 1000ccターボと続く。数字的には450の700ccよりも上だが、がっつんがっつん走るのが反省されたのか、この車は走りよりも、とてもマイルドに整っているが、内装もよくできていて、季節によってはこれのカブリオレでドライブ…なんていったらとても気持ちいいデートができると思う。

 そして2014年以降、453シリーズとなるわけですが…

 実際のとこ、いくら安く仕上げようにも、ボディパネルが劣化で割れては話にならない。そこで愛好家は「いじりに耐えるのは700cc以降」とされるのだが…

プライベーターとしては…一番の欠点があって。
部品供給…とか…ディーラーが…ベンツ…そう、ヤ●セ。

 この車は本来、ベンツ乗りの家に ヤ●セの営業マンが
 「奥サマ用におひとついかがですか?」と。
 「ではおつきあいで、そうね、赤色でも頂こうかしら おほほほ」となって、買い物チョイノリ用に買われていった車も多い。
 それが原因で外装が非常に汚くとも、走行距離がめちゃくちゃ少ないという車もまれに存在する。
 セカンドカー的な車なのだけども、この車。生意気にもこんぷーたー仕掛けで。
 OBD2での診断はもちろんのこと、ベンツディーラーでしかもってない専用の調整こんぷーたー(DAS)で,クラッチのつながりから、インパネの照明の具合まで、細かいところまでまで調整する。
 「その機械便利ね おいくら万円?」と尋ねられても… 
 横流しや流用?的なものでさえ二桁万円の規模のよう。コアなプライベーターは持つようだが、一般の方は持たない…そこいらの整備工場も持っていないのだそうだ。
 すると、ヤ●セに持ち込むしかなく…でもキレイないい匂いがするディーラーには…入るのも抵抗があるわけで…外車の新車ディーラーなんて、まーず 人をみるわけで…

 となると、専門ショップに持ち込むしかない?

 この車、中古車として中古屋さんに並べられるが、簡単な整備以外DASの関係でいじれないという。「何かあればお近くのヤ●セで整備を」とか言ってしまうブローカーも存在し、そもそも敷居が何十メーターも高いのに、並行輸入の車両はヤ●セで扱ってくれるかどうかもわからない。
 専門ショップ…大変勉強不足で申し訳ないけど、関東にどれくらいあるのだろうか?いや…あったところで、ちゃんとDASなどが整っている整備工場というのは数店舗あるようだけども、パッと調べてもうちの近所にはないらしい。

 …ついイマドキの車のように、故障も不都合もコンピューターで記録をされる…そんな仕組みの最初のころだったので、どこか整備屋さんと仲良くできねば修理もできなくなることになる…

 そこに目を付けた悪いオヤジが、某センセーだ。

 トライ●ンフに乗ってたのだが、突然フェラーリを買うことになる。
 昔はさんざん「何がハネ馬だよ」なんて言っていたが「一度は乗ってみたい」と気が変わったのは御歳を召したからかもしれんw。「360モデナ」をチョイスする。
 聞けば「スーパーカー投資」のようなもの。
 まぁカラクリは犯罪でもなんでもないのだが、大事に保管し、大事に乗れば後に価格が上がってくる…なんて話。特にFは中古車市場で一度下がるがその後V字回復していく。小さなガレージと、普通のローンさえ組めれば誰でも手に入れることはできる。「すわちゃんおひとつどう?」と誘われた。
…マテマテ私にはそんな甲斐性もない。そもそも籍を入れたし、奥さん2人目だし。
その前にどうもフェラーリの痺れるようなエキゾーストノートが「いい音」とは思えず「騒音」にしか聞こえなくなっている程、車の趣味から離れてる。
 その前にこんな車を維持するのには、
 安心して任せられる主治医が必要。
 どこのドイツだ?!と紹介されたのが、
 埼玉県三郷市の吉野自動車さんだった。
 
 行けばわかるが、外見は街道沿いのスズキの整備工場。
 商用車が多く入っているところは、あまり良い整備の腕がないといわれることがある。
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ところが…それは世を忍ぶ仮の姿…というのも面白い。
漫画「湾岸ミッドナイト」での地獄のチューナーは、自転車屋だったりするもので。そんな話あるわけがない…わけでもなく。実際にはここにある。


名刺には「軽自動車からロールスロイスまで」と書かれていて。
まぁぶっちゃけ書くのは自由だ。
下町のナポレオンだろうが、大統領だろうが、言ったもん勝ちで、どんな冷めるギャグをかます日本酒臭いオヤジが出てくるのかと思ったら…
お酒を一滴も飲めない、たばこも吸わない…言葉数も控えめなしゅっとした社長だった。

 実際にロールス…以上の車を秘密裏に整備をしていた億単位の車も私自身が見たことがあるので嘘ではない。フツーにフェラーリが二柱リフトに乗っかっていたり、軽自動車と隣り合わせでFナンチャラの整備がされていたりする。
 また…上記のフェラーリに関しても光軸のとこが割れるとか、そのような小さなトラブルに調整用の金物を開発し量産したり、360の修理も自社で行うのだが、これがまた、イマドキの「部品交換」ではない。そもそも外車や古くなると「入手できない部品」というのも多く存在する。そんな時どうするか…普通の整備屋なら、薄っぺらなプライドで何かと言い訳をしてくる…のだが、ここんちの社長は「なんとかします」とか「ないものは作る!」とプライベーター魂を携えているから…社員達だってたまったもんじゃないw。それだってぼったくるわけではなく、軽自動車の工賃で換算する。そりゃもちろん車種によっては気の使い方が違うので、全く同じとはいかないが、おおよそが社長の中の「自分だったら」の価値観で物事を決めるよう。

 さすが4代続く老舗の車屋。

 有名人だって訪ねてくる。
 あのスタアニ●キ●…だって、ローラースケートで…の●●もここに通ってたそう。
 私は尋ねた「それはなんで?」と。例えば知り合いの紹介とか、伝手とか、御用達…とかとかいう理由があるのかと。しかし答えは簡単で「他で修理を断られたから」だそう。
 芸能人だって大変なもんだw。


なので、センセーも「任せて安心」だという。
 スーパーカー投資…
 私の会社の運営が順調ならば…「ほほう!それで?」と深入りしたかもしれないが…
 それどころじゃなかったので「そ、そうなんだ」としか返しようがなかった。
 紹介された当時は…ワタシは車から相当離れていたし。

 けど…それはおいといて…
 私だってプライベーター歴は…まぁここ10年ほどはさっぱりだったがその前は20年ほど車にどっぷりだったし…仕事柄、近くの整備屋さんと付き合っていたこともあった。が、やっぱりダメなのよ。整備屋さんがダメなのではなく、世の中の流れについていけてないというか。私は餅は餅屋と考えるほうだったけど「長年の付き合いだから」と逆に甘えられてダメだったなぁ。整備も板金も保険も結局はパッケージでディーラーに任せておいたほうが何かといいわけで…整備屋さんとかとちゃんとお付き合いしたことはほぼなくなってしまってた。
当時だもん、バカにされたり、ナメられたり…が普通だったなー。
日産ディーラーで店頭でも、露骨にバカにされたこともあるしね。
整備にだしてもオイル交換をしたと伝票にあっても、交換されてなかったり…
ブレーキのエアがカミカミでぜーんぜんきかなかったり…
それを指摘しても、こっちは素人だから…とかいわれてね。

結局自分でやるしかなく、自分でやって疲れてしまったのも事実で。
とはいえ、私だって歳をとるわけで…
だから結局…車いじりから遠のくのは事実なのだけども…
まぁ360モデナは幅がでかすぎるというのもあるけども、他の車だったらどうなのかなーとかいろいろ考えたものだった…

そんな中。
センセーは、とあるくそ寒い中、クロスブレードという車を買ってくる。
屋根もフロントガラスもドアもない車だそうだ。
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当然のようにくそ寒い中に見せにきて…

「スマート、おもしれーよ すわも1台買えよ」

 「えー…一台付き合えって…あなた…」

25年…いや、30年くらい前になるだろうか。
インターネットが始まる前、パソコン通信のころ。
平成2~3年頃。私はランチャデルタの並行輸入物というのを、写真も見ていないのに話しを決めてしまっていた。そのころすでにセンセーはランチャデルタに乗っていて…
情報が欲しいがために、クラブを作り、遠方でOFF会を行うのは面倒なので「おまえらから来い!」とした。
 ところがそれがうまくハマり、大きなクラブになりそうだったのにも関わらず…
 あまりにもデルタが壊れるので嫌気がさし…さっさとR32GTRに乗り換えてしまった経緯がある。まぁ乗ってないのだものクラブの長の座は降りるべきなのはわかるのだがw結局そのクラブはなんとなく自然消滅はしたようだけども…そんな経緯を知っていたので「またはじまった!」wと私は思っていた。


 こんな車面白いわけがない。
 いや、面白いのはアナタおひとりでしょうよ…
 そりゃあなたは面白いでしょうけど…。

 ところが…
 確かにこれ、乗ってみると面白い。

 高速道路でも法定速度あたりまでは楽に走り…峠道ではスピードレンジが低いもののクイクイ走る。見た目は小さいが乗ってみると気にならない。昔のミニのようなものかもしれない…なるほどねぇ。

 一番ハマってしまったのは、何を隠そう吉野自動車の社長かもしれない。

 クロスブレードを見て…
 「えぇえ…こ、こんなの買ってきたんだ…」
  吉野社長のファーストインプレッション。そう思ったそうだ。

  スマートなんてへんな買ってきて…本音だったそう。
   
  ところが、親戚が「スマート!いいね!それほしい!」となり…
  しぶしぶ整備をしているうちに…
  乗ってみても…「なにこれ?あれ?面白いぞ?」と

  気が付けばヤ●セの協力工場なので、
  作業でできないことはなにもない!

  オークションで目に付いた際に買ってきては…厄介とされている カブリオの幌の屋根も直してしまった。逆に純正パーツがなくとも世界中を探したり、リプロ品で直せるのだからディーラー以上なのか。
 
  「楽しくってさぁ、首都高をぐるぐる走っちゃったよ」
   …フェラーリも大型バイクも操る人のセリフとは思えない。
   小さい車は小さい車ならではの楽しさというのがある。
   私だって360ccの軽をこねくりまわしてた時代は楽しかったし…
   今や飛ばしたって…あまりいいことがない時代だもんなぁ。
  
  吉野社長も凝り性で…
  スマートを知ってから、あっという間に数十台の車両を整備し、また同じくらいの台数を販売したという。
 面白がって店頭になんとなくプライスを掲げて置いておくと、パッと売れてしまうのだそう。そりゃそうでしょう、趣味で良いと思った車を仕入れ、プロがキチンと整備をして売るのだから、見る人が見ればわかるもんなぁ。
 のっぱらにプライスが掲げられたヨレヨレの艶がひけた車ではなく、びかびかに磨き上げられてるのだから、ほっとくと売れてしまう。
 また…いつも社内工場のどこかに整備中のスマートがあり、お客さんのオーダーによっては好きな色の塗装まで自社でできるのだから面白い。

 くれぐれも…この整備工場の宣伝のつもりで書いているのではなく。

  車好きはどんどん肩身が狭くなっていく。
  歳もとるから「卒業」となってしまう。
  整備工場も、車業界は先細りだという。
  私からすれば整備の業界は顧客を大事にしなかったツケとしか思えないのだけど、ここんちのように車好きとして顧客と一緒に楽しめるようなビジネススタイルにすれば、お互いWin-Winなのではないかと思うのです。
 私が知らないだけで、他にも同様な、お客といい関係を保っている整備工場さんがあるのかな…。
 そんなところがあればドンドン盛り上げないと、もっともっと肩身の狭い趣味になりますよ。
 





 

Posted at 2021/01/24 17:24:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 作業ネタ | 日記

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