ASM / AUTOBACS ASM ASM　エキゾーストマニホールド07　Zircotec  

【総評】

「ASM　エキゾーストマニホールド07　Zircotec仕様」


エキマニ自体は定番中の定番です。

いわゆる強化版トルキークンです（笑）

ただし、英国Zircotec仕様です。

プラズマコーティングで表面温度を30～33％低減させ、排気温度を保ち
排気流速を高める効果があると言われています。
F1、スーパーカーなどでも定番のコーティングです。

エキマニ交換で懸念される熱害（主に幅射熱）で周辺補器類や
エンジンルーム温度上昇リスクを低減させる効果を期待したいです。


で、交換後の効果ですが・・・・・

まず、音に関して

排気音はとても乾いた澄んだ音となります。
BADMOONマフラーフルパワー仕様時の低音成分が大幅に低減、3000回転付近で
若干あった篭りが完全に無くなりました。
これはとても有り難いですね！

さらに5000rpm付近でこのマフラーはコワ～ン♪と鳴くのですが、4500rpmから連続して
鳴くようになりました（笑）


さて、性能について・・・・


まだ学習が完全に終っていないと思いますが、
現時点のインプレです。

[0～3000rpm]

出だしの回転域では純正エキマニのほうがトルクがあるように
思えます。


[3000～6000rpm]

このエキマニの一番得意な回転域ですね。
VTEC切替時の段付きというか若干存在していた谷間が、
完全に解消されてます。
いつ切り替わったかまったく分かりません（笑）
リザルトでは4500rpm切替なのですが、とてもスムーズにハイカムに
移行します。そしてさらに中速域のトルクが厚くなっています。

[6000～8000rpm]

音はすばらしいのですが、体感的には7000からの高回転域がシンドイ感じがします。
純正エキマニのほうが切替で若干の谷があった分、高回転域では
伸びていたような・・・・気がするだけかなぁ。
中速域トルクがかなり向上している為、そう感じているだけかもしれません。

加速はしているので、そういった特性のエキマニなのだと思います。

学習が完全に完了したら、このへんも変化があることを期待したいです。


[まとめ]

排気抵抗による低・中速トルクを狙ったエキマニであり、トルク増大により
絶対的速さは確実に向上していると思われます。

ただし、ハイカム時のぐぐ～っと伸びてゆく快感さは現段階ではあまりありません。
分厚いトルクに乗って中速域からの延長で加速していく感じ。
これは好みなのでしょうね～

楽しさだけで言えばASM　エキゾーストマニホールド04（TODA スタンダード）が
もしかしたら上かもしれませんね。

音はとても気持ちが良いです。

いずれも現在は学習中なので、トルクも次第に増してきています。
学習が完全に完了した時点でまた改善すると思われます。


楽しみは200km走行後にとっておくことにします（笑）




【満足している点】

・Zircotecコーティングの断熱効果による熱害低減と
　排気流速向上効果

・完全等長による上質なエキゾーストノート

・低・中速域のトルク増大とスムーズなVTEC切替


【不満な点】

・ハイカム域でのダイナミックさ
　（遅い訳ではない。むしろ総合すると速い）


関連情報URL：http://autobacs-asm.jp/blog/asm/index.php?mode=res_view&no=2014#myu2014