奥秩父山塊 瑞牆山 2011年11月27日(日)
カミサン達が急に静岡の実家に行くことになり、週末自由な時間ができることになりました。
そこで考えたのが・・・・山に登りたい!
ということで、水曜日にくりのすけさんにメッセージを送ったのですが、みんカラをあまり見ていない様子で返事が来なかったので、直メで金曜日の夕方に「週末空いていませんか?」と送ると、快く瑞牆山を紹介してくださいました。
そういえば2年前に金峰山や瑞牆山に登りましょうと言われたのを思い出しました。
それにK5さんも11月に金峰山に登っていて、ヤマレコのレポートでは巨石がいっぱい出てきたので興味いっぱいでした。
ということで日曜日に約束をして土曜日は一日休日出勤して仕事を片付けたのです。
今回の行程はご覧のようになりました。
諏訪5:15─6:15瑞牆山荘6:25─7:15富士見平小屋─
7:50天鳥川出合─9:30瑞牆山山頂(散策・昼食)10:10─
11:20天鳥川出合─11:50富士見平小屋─
12:20瑞牆山荘11:40─入浴12:30─14:00諏訪
[歩行時間約5時間00分]
今回は出発時にカメラを落とすという大失敗をして、レンズのギアが外れ、頂上付近ではフォーカスすら動かなくなるハプニングがありましたが、何とか写真を撮ってきたので、お時間がありましたら見てください(^-^
ウィキより
瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市(旧北巨摩郡須玉町)にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。「瑞牆」とは神社の周囲の垣根のこと。日本百名山のひとつ。
山名の由来は、山稜を三分割する「みつなぎ」の転訛説や、崖を意味する「がき」に由来する、また。『甲斐国志』では、玉塁と呼ばれる金峰山に対し、瑞塁を呼び習わしたとする説が紹介されている。古くからの信仰の山で、洞窟には修験者の修行跡や刻字が残り、山頂の西峰には弘法岩があり、空海開山伝説も伝わる。
全山が黒雲母花崗岩で形成される。南西部は風化や浸食の影響を受け、独特の岩峰が聳える景観を作っており、地元ではコブ岩と呼ばれる。
深田久弥は、この山を「針葉樹の大森林からまるでニョキニョキと岩が生えているような」と表現した。鋸岩、大ヤスリ岩など、岩々に名前が付けられている。
近くに黒森鉱泉(含炭酸食塩泉)、増富温泉(信玄の隠し湯、増富ラジウム温泉郷)がある。
今回は私のワゴン車で向かいました。
そして信州峠の近くのダムで止めてこの写真を撮っていると、くりのすけさんが「家族でいる時もこんな感じで写真撮るのですか?」と聞いてきました。
私はハットしました。
普通家族でいる時はこんなふうにブログの為に写真はとらないのですよね(::
ぎんがめさんも他に人がいる時は遠慮するって言っていましたね。
これだから(自分勝手)家族から「またあ~」なんて言われちゃうのですね。
くりのすけさんはちょうど先日、もう登山はしないだろうということで、用具をしまわれたばっかりだったのだそうです。
それなのに私に誘われて、こんなに寒い朝に山に登るとは思っていなかったようですw
そうそうこの時です、カメラを落としたのは(::
ザックを持ち上げた時、カメラのヒモが引っ掛かって車からカメラが落ちてしまいました。
レンズから落ちたので本体は無事だったのですが、レンズカバーが少し傷が付いた程度だったのです。が・・・
すると東の空が赤くなってきました。
あ~もうちょっと高台にいたらきっときれいな富士山が見れたんでしょうね。
ちょっと残念な気分で朝焼けを撮っていました。(この時はちゃんとカメラが動いたのですが)
協力金100円を入れて瑞牆山荘のトイレに寄ります。
掲示板では明日から閉鎖されとか(@@
登山口はご覧のように踏み後がなく、広くて、どこが登山道かわからない感じでした。
もちろんくりのすけさん先頭で私は付いていくだけです。
くりにすけさんは毎年この山は登っているようでした。(でもこんな寒い時期は初めてとかw)
段々巨石が出現してきました。
転がらないように?
大きな石にはご覧のようにつっかえ棒がw
この登山道は思ったよりも倒木が多かったです。
それに、階段になっていたところは雨で削られ、ハードルのようになっていましたw
するといきなり山頂でしょうか、昇仙峡のような山が出現しました!
くりのすけさん曰く、暖かいときは木々に葉っぱがあって、山が見えないところとか。
寒い時期だといいこともあるのですね!
ん~いい感じ(^-^/
今にも落ちて来そうですよね。
気温はちょうどゼロ℃でしたが、深夜はかなり冷えたのでしょう。
遭難しないようにしないと。
こんな立派な看板があるのでよっぽどのことがないと道を誤らなさそうですが、大きな石を避けると方角がわからなくなるとこもあったので、注意が必要です。
2人ともストックを使って、写真撮りながらゆっくり上がって行きます。
山荘の真下には水場がありました。
私たちはお腹に自信がなかったし、水筒を持ってこなかったので飲むことはなかったです。
そして、富士見平小屋が見えてきました。
金峰山へはここをまっすぐ進むようです。
これが富士見平小屋ですか、30分ほどで着くのですが、駐車場の車の数を考えると、ここに泊まっている方も何人かいたのでしょうね。
すると富士山が見えるではないですか(@@
富士見平と言うだけはありますね!
曇っていたので見えないかと思っていました。
あ~今日も富士山見えてパワーをもらいます(^-^/
もちろんアップで(^-^
何とかこのときはフォーカス動いてくれていたのです。
足元には2日前に降ったと思われる雪が残っていました。
葉っぱがないので岩山を見ながら登っていけました。
ここでくりのすけさんから「そんなにしゃべり続けてよく登れますね?」と(笑)
そうなんです。久々だったので、いろいろなことを思い出して、ずっと話しかけて登っていました。
ここで沢に下りるため少し下ります。
天鳥川まで降りてきましたが、なんと(@@)川が凍っていました。
この沢に来た瞬間、冷気が谷に沿って降りてきています。
水が少ないとはいえ、この時期川がこれほど凍るとは(@@
突っついてるw
天鳥川を越えると、なにやら雰囲気が一変します。
ないかあるのでしょうか?
お~ガイドブックにあった巨石です(@@(@@
くりのすけさん曰く「桃太郎岩!」
まさに桃を包丁で真っ二つといったところですね(^-^Y
望遠のままになってしまった、私のカメラを渡して、撮ってもらいました(^-^
「助けて~挟まれる~」のイメージでしたw
真下から割れ目を見るとこんな感じです。
それにしてもこれだけ大きな巨石が転がってきて、ここでドスンと落ちたのでしょうか?本当に不思議です!
さて、ここからは倒木が多くて足場の悪い坂を上がって行きます。
こんな感じなのですよ(@@
ピントが合わなくなりました(;;
真新しい木の階段までやってきました。
下るときにすれ違った家族は、「もったいなくて」と階段を使わず、その横を必死に登っていました。
記録のために
このときはまだ近くが撮れたのですね。
8:17 1875m
本当に登り難いところです。
帰りはお子さんに何人も会いましたが、子供にはちょっとつらいですかね、私達はフィールドアスレチックみたいといって、もちろんおしゃべりしながら楽しく登っていきました。
まだまだ先は長そうですね。
なんかそそり立つ岩山がチラッと見えてきました。
8:43 2035m
多少は高度差の誤差はありますが2000mを超えてきました。
本当に大きな岩が道をふさぐように邪魔をしていますが、これも楽しいですよ!
すると右手に富士山が見える大きな岩がありました。
ここでぎんがめさんに富士山の写メールを送りました。(返事が直ぐに返ってきたようですが、電波状態が悪く、また電池がなくなってしまったこともあり、返信が夕方に到着したのでした。)
やっぱり富士山見ると元気が出ますね!
そしてここでくりのすけさんが「休むときはちょっとでも何か食べた方がいいよ」と注意してくれました。
そうなんです、私は休憩時はいつも展望の良いところでとるので、景色(写真)に夢中で行動食をとららない癖があるのです。だから頂上付近でシャリバテになってしまうのですね(反省)
まだまだ登りますよ~
8;55 2060m
先ほど見えた巨石が目の前にやってきました。
大ヤスリ岩
さすが100名山ですね!
私達を楽しませてくれます(^-^/
雪が乗ったら登れなさそう。
もう直ぐ頂上です!
ここでついにレンズが全く動かなくなってしまいました(泣)
くりのすけさんに先を譲ってもらい、頂上に到着!
無風状態でしたが、さすが頂上は風がありますが、我慢できるぐらいでした。
せっかく目の前に大ヤスリ岩があるのに~
でも無限大で焦点があっているせいか遠くは撮れますねw
大ヤスリ岩の脇から南アルプス
八ヶ岳方面は雪が解けてしまったらしく残念でしたが、曇っている割には見えました(ピンボケ(;;)
またまた富士山(^-^
金峰山
あのちょこっとしたところ登るの大変そう。
そしてもちろんカップルなのですが・・・ピントが(::
2230m
山頂の標識もピンボケ(::
富士見パノラマスキー場の向こうに見えるのは御嶽山ですね!
お~北アルプスは真っ白で見えました(^-^
もちろんぎんがめさん風にw
ピントは奥ですがなにか?
今にも転がりだしそうですね
お~この霞具合が大好きなのですよ(@@
もちろん富士山も
せっかくの高度感もピントが合わない(::
そして早い昼食後の後の二人でねデザートタイムw
何を食べたかわからないですね。
南アルプス方面
振り返って群馬方面(どこの山が白くなっているか分かりませんでした)
三角点が見つからなかったので、それらしい木にタッチしたところw
もちろんピンとはこんなんです(::
一時間近く頂上にいたので、さて降りるとしますかね
望遠でピンとは無限大(;;
小屋もうんと後ろからw
林道を迂回して山肌は何とか見えますね
やっぱ100名山!
この後温泉により
もちろん最後は定点観測(ぼけていますが)
ここからは、くりのすけさんが撮ってくれた写真をアップします。
私をこんなにとっていてくれたなんて(@@
本当にありがとうございます!
なのに私はくりのすけさんのお尻ばっかりですみませんでした。
カメラを落としたすぐ後です(;;
なぜ?こんな無理な体勢で撮っているのだろうかw
川の氷を突っつくTAB
巨石の桃太郎岩に感動する私(^-^/
レンズを無理やり押し込んで、やれやれと言っているところです。
結構岩が多いし、倒木も多く、私的にはこんな登山道もあるのかといった感想を持ったのです。
時々ロープもありストックをしまって頑張って登るTAB
レディーファーストと言われてw、
頂上寸前で先を譲っていただきました。
ここが一番雪が多かったです。
早い昼食を採って、さあ写真を撮るぞと言った瞬間です。
もちろん山頂でのツーショット(^-^g
ちょうどここでリュックを降ろしていた60歳ぐらいの「お父さん」に撮っていただきました。
K5さんの真似をして万歳ポーズY
この向こうは絶壁で、くりのすけさんは遠慮していました。
頂上から巨石「大ヤスリ岩」を指さすTAB
一時間近く頂上にいて、さあ下りましょうというところの写真
なぜこんなにニコニコしていたのだろうか?
たぶん雪に滑って苦笑いw
くりのすけさんになぜこんなに山になっているかと聞いて
桃太郎岩の前なのでパワースポットなのではという答えに、私もまた来れますようにと石を積みました。
向こうに写っているのは、頂上で「お父さん」と声をかけた東京の方です。
結局温泉でも一緒になって、いろいろお話できました。
林道を迂回して、くりのすけさんに「ここに立って」、その後「振り向いて」と言われ振り向いた瞬間 です
本当にいい山でした!
そして最後に
くりにすけさんの赤ちゃん!
奥さん頑張りましたね!!
今回は急に誘ったのに、登山計画書からすべて用意していただいて、くりのすけさんにはご迷惑をおかけしました。
これからは、スキー、来年にはまた一緒に山に登りましょう!
LOVEVEEもですね(^-^/