今年の春、東京の同級生に会う機会があり、その時信州の良いところを語ったところ、皆さん来たいという事になり、皆さんを南信州へお誘いしました。
実は元気の無いカミサンを励ますのが目的でしたが、子供の行事が重なり、皆に会うことすら出来なかったが残念でした。
初めはかんてんぱぱガーデンと駒ヶ根高原、養命酒辺りを案内しようと思いましたが、なぜだか宝剣岳を登ることになりました。
さらに一番登りたいというのが同級生の娘さんでして、かなり心配でしたが、怖がることなく(私はちょっとビビッていましたw)無事登頂、縦走できたので報告したいと思います。
私を含め7人で古い本家で寝て5時半に出発です。
6時ごろバス停に到着、雲が多いのが気になります。
一番前の席をゲットしたのはいいけれど
それにしてもよくぞこんな細い道、バスの運転手さんガンガン行きますね(@@
空がだんだん晴れてきました!
ロープウエイ駅しらび平に到着(6:50)
バス代込みで大人3800円
ここで整理券を渡され一時間ほど待たされました。
この時期でこの時間だと普通のことです。7時ごろ
時間があるので売店に行くと、こんな工作セットまで売っていましたよ。
やっと乗り込めそうです。
それにしても私と同じ歳のロープウエイ、よくぞ作ったものです。
今回はくろゆり号(8:05)
中間地点ですずらん号とすれ違います。
この高度感がたまらないですねw
上空は晴れています。
やっぱり2600mは景色が違います。
本当に気持ちよさそう!
2612mの千畳敷駅に到着です。
真夏なのに気温は14.5℃
早速降りてみるとご覧のような景色
皆感動しています。
連れてきてよかったと思う瞬間(晴れていて良かった)
千畳敷には今年はまだ雪が残っていました。
今回は3人はお花畑散策で4人でこちらの宝剣岳に登ります。
据付の登山届けに名前を書いて出発です。
途中高山植物を撮影しながら進んでいきます。
ミヤマキンバイ
クロユリ
それにしてもこんなに雪が残っているとは(@@
夏山最高ですね!
視界はというと、ちょっと雲が多くて他の山々は見られませんでした(残念)
一級の観光地だけあって、雪道はご覧の通り大渋滞w
花畑だけでなく雪見も手軽に出来て最高のところですね。
歩き難いですが涼しくて最高です。
こんな写真が撮りたかったのです!
さて一番の難関の八丁坂を登ります。
(高度差300m)
振り返ったところ
それにしても凄い人です(@@
ここが一番辛い、休憩しましょうか?
もうちょっと
休憩中に見つけた高山植物を紹介します。
ハクサンイチゲ
キバナノコマノツメに似ていますが、きざきざ葉っぱの形でクモマスミレ
たぶんチシマギキョウ
ヨシバシオガマ
八丁坂を制覇しました。
振り返ったところ。
後25分ほどで宝剣岳に行けます。
さあ休まず行きましょうか。
宝剣山荘を通過して
直ぐに天狗岩が私たちを迎えてくれました。
残念なことに御岳山は見られませんでした。
木曾方面、この高度感、緊張感ありますよねw
さあ怖がらずに登れるでしょうか?
今回私は鎖を使わず、3点支持で登りたいと思います。
そうはいったものの・・・
勿論ここも渋滞してますね(::
振り返ったところ(汗)
予定通り、宝剣岳山頂に到着(9:30)
同級生の一人は難なく登ってしまった(@@
そしてこんな高いところで万歳しているし(@@;
私も頂上に上り下界を観察します。
駅の人はおもちゃのよう、確か同級生が残っていて、私を確認できたとか。
このとき携帯に電話しますが、混線していて繋がらなかったのが残念。
今回のお気に入りの一枚です。(頂上から立って撮影)
ここでスイーツと思ったのですが、一人が縦走路を降りて行ってしまいました。
予定では危険なので、来た道を帰るつもりでした。
私もこちらの登山道は行ったことがなかったのです。
でもあの渋滞を待つより、怖がらないし、行ってみましょう!
それにしても最高の景色ですね!
これぞ蟻の行進w
木曾方面
たまらないですね(ゾクゾク)
ゾクゾクパート2
縦走しながら下界を見下ろすのって気持ちいいもんですね!
すると目の前に垂直な登山道発見(@@
登るより降りるほうが怖そう(ゾクゾク)
さすがに下りは鎖が命綱ですね。
女性も順調に降りてきました。
さあ鎖を使わず登れるか?
娘さんは普通「え~こんなところ~登れない~」って言うものだと思っていたら、ぴったり黙ってついてきて、気がついたら登り終わっていて写真撮れなかったです。(凄い!)
最後の同級生は普段から危険なところで訓練しているせいか、鎖を使わず簡単に登ってきました(@@
振り返って、宝剣岳山頂を見たところ。
これだけの高度差あるところを進んできたのですね(@@
待っている3人はそろそろ飽きてきているところだろうなあ
ちょっと覗くと転げ落ちそうです(::
岩場が終わって開けたところに出てきました。(三ノ沢岳分岐付近)
緩やかな稜線歩きが続きます。
山々が見えないのが残念。
極楽平に到着です。
ここを下から登ってくると極楽に感じるのでしょう
やっとここでスイーツタイム
というか寒天ドリンクをいただきます。
ここで空木岳から降りてきたグループとすれ違います。
ここを降りれば直ぐ千畳敷駅です。
でもまだ距離はありそうな感じ。
下の3人は極楽平を通ってきているとは思っていないので、どうしているのか?(喫茶店でお茶していたそうです)
途中で見つけた、アオノツガザクラ
青い帽子をかぶった老人団体を立ち止まって待ちます。
極楽平までのピストンと言っていました。
こちらから見る景色もいいですね。
なんか駅周辺は急に混雑してきた様子
そろそろ降りる団体が多いのでしょうか、急がないと。
到着しました。10:40
団体さんが並び始めたので、待っていた3人と合流して直ぐにロープウエイの列に並びました。
気温15℃と朝と全く変わらない温度の中、乗り込みます。11:00
登りの待ち時間は1時間半ほどのようでした。
うぐいす嬢の近くでちょっと緊張気味なおじさんですw
雲の中を通り
すずらん号と中間地点ですれ違い
8分後には1662mまで降りてきました。
まだこの辺りだと気温は24℃と涼しいのです。
しらび平駅では登りのロープウエイ待ちの人でごった返しておりました。
私は喉も渇いたのでソフトクリームを頂き
お昼までちょっと時間があったので光善寺に寄って
ヒカリゴケを見ます。
光るのではなくて光に反射するので、こうやって細いところを覗き込むと分かりやすいのです。
以上同級会の様子でした。
実はカミサンも同級生なのですが、今日は娘の大会があって合流できませんでした。(残念、元気つけたかったのになあ)
実は帰りのバスで熟睡し、携帯を落としてきたのはここだけの話です。
届けられていて良かったw
最後に私の姿ですw
宝剣岳手前
カメラが邪魔でうまく登れないでいるところ
それ以上覗き込むと危ないぞw
このぐらいなら鎖を使わなくて登れるようになりました。(度胸がついたのか、これが危ないのだけれど・・・)
最後に天下をとった気分の私ですw
Posted at 2012/08/13 16:47:50 | |
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