ようやく試乗レポートになります。
試乗車はブルーのGZ 6MT。AVS(アダプティブ・バリアブル・サスペンション…どういう意味? 笑)装着車でHUD(ヘッドアップディスプレイ)のオプション付きでした。
ネットでの拾い画ですがこんな感じです。
試乗した第一印象は「突き上げが皆無」ということです。かなり足回りが鍛えられていて舗装面が悪い状況でも不快な揺れはほとんどありません。18インチの40スポーツタイヤを履いているのにこの乗り心地の良さはヤバイ。マツダさん、トヨタもかなりがんばってますよ。
ただゴーーーというロードノイズはやや大きめです。これはタイヤの特性上仕方ないかもしれませんが車体内部の防音等にお金をかければまた違うかもしれません。
さてiMTですが。発進時にエンストしにくいという回転数自動制御。アクセルを開けなくてもクラッチが繋がる位置になるとエンジン回転数が200くらいアップし違和感なく発進します。これは確かに嬉しい機能ですね。
もうひとつ。スポーツモードにして減速のためにシフトダウンするとクラッチミートする前にエンジン回転数を適正にする機能もあります。ヒールアンドトゥーを車が電子制御でやってくれるという優れものです。MT大好きなユーザーからは「運転の楽しさを奪う」などの批判もあるようですが、僕はそこまでのMT信奉者でもないので、まぁあれば便利かも くらいのものです。実際MTで山道を走る時はヒールアンドトゥーを使うことはありませんがブレーキングの後にクラッチミートする直前にアクセルを少し煽って回転数を上げることは自然とやってましたし。もしカロスポに乗っても普通にやり続けると思います 笑
で、やはり評価が難しいのがシフトフィール。一部提灯記事には「シフトフィールもショートでスポーツを楽しめる」的な記述もありましたが、ショートではないです。どちらかというとシフト全体が長いなぁと感じました。直前に86を試乗したのもあるかもしれません。
僕は身長の割にシートポジションは前の方なので意識的に手をやや後ろに持っていかないとシフトを握れない感じです。手首半分くらいでも前にあると気持ちよくシフトできるのですが。シフトチェンジする時にセンターコンソールボックス?に肘が干渉します。僕の場合はセンターコンソールが肘よりも低い位置にくるのでそれほど違和感はありませんでしたが。そのためにシフトノブを高い位置に設定しているのかもしれませんね。
カロスポのMTはスポーツするためのものではなく気軽にMTを楽しみたい人向けだと感じました。また長年MTしかドライブしていないある程度高齢な人に向けての設定というのもあると感じました。
とてもよくできた足回りとやや非力な1.2ターボエンジン。そして万人向けのシフトフィールをどう評価するか。
ちなみに
MAZDA3標準の装備がカロスポではオプションになっているものも多く同等の装備にするとカロスポのほうがかなり高めになります。しっかりと比較していませんがおそらくMAZDA3の1.8Dが買える金額になりそうです。
ATで乗るならMAZDA3のディーゼルになるんですが。いやATなら今のアクセラのままで十分です。
カロスポかMAZDA3か…。BセグをターゲットにしてスイスポかMAZDA2かヤリスか…。
つづきは最終章へ…
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2019/11/16 11:08:00