
先日Blogで紹介した“最高傑作”のC-class、スペシャル試乗会に当選したので、17日午前の部に参加してきました。
会場はレインボーブリッジを見渡せるオシャレなレストラン『T'SUKI sur la mer』。ここをベースにレーンボーブリッジを渡ってお台場までの往復が試乗コースでした。会場入りしたのが2組目だったこともあって、試乗する車を自由に選ぶことができ、選んだのは「C250ワゴンのAMGパッケージ装着車」です。現Cクラスはレガシィからの車両入替で検討していたこともあったので、AMGワゴンを選択できたのは幸いでした。欲を言えば、C350かC63にというところですが…(笑)
試乗した車に関しては後でまとめてコメントすることにして、イベント全体の様子をご紹介しましょう。
今回のイベントはCarviewが主催していることもあって、メーカーやディーラーが主催する車ばかりのイベントではなかったのが、自分はもとより、同行した妻(免許なし)にも好評でした。
全体のプログラムはプレゼン・試乗・ランチビュッフェ・トークショーという構成で、特にトークショーは車を宣伝するという偏った感じではなく、それぞれのゲストが自分のスタンスで好きなことを話しているのが好印象でした。もちろん、ランチもとても美味しかったですよ!(^^v
トークショーは写真左から、
・Carview編集長加藤さん
・河口まなぶさん(MC)
・鶴見辰吾さん
・清水和夫さん
・M.Benz広報伊藤さん
・五味康隆さん
最近はめっきり自転車のイメージが強くなってしまった鶴見辰吾さんがなぜここに?っていう感じもしますが…(笑)
約30分という短い時間の中で、鶴見辰吾さんがNewC-classに乗ったお陰で数年ぶりに車を購入しようと決意したり、BMWのインストラクターも務める五味康隆さんがアウェー気味で軽いイジメにあってみたり、あまりにも理論的な清水和夫さんのお話しに会場が一瞬凍り付いてみたりという状況を、河口まなぶさんが上手くまとめていましたね。
できれば、もっと長い時間をトークショーに振り分けても良かったかもしれません。
また、試乗時間帯を2グループに分けて、片方のグループが試乗している間は、もう一方のグループは待機していたんですが、このタイミングで河口まなぶさんと五味康隆さんが各テーブルを回って世間話(他のテーブルは違ったのかな?)をしていたのも、気が利いていたと思います。
最後に会場出口でアンケートと引換にM.Benzのノベルティーを記念品に頂きました。M.Benzの試乗会等では、必ず記念品をもらえるんですが、いつもそのセンスの良さに驚かされます。たまに、どう使うのか考えてしまうようなもののありますが、それでもデスクの脇に置いておくだけで、いいアクセントになったりするんです。お金をかけなくても、ちょっとした工夫で印象づけられますから、日本のメーカーも、こういうところは積極的に見習って欲しいものです。
【New C-class C250WAGON AMG-pack Impression】
「最高傑作」という謳い文句はいまいち気になりますが、確かに良くなってるというのは実感できますね。でも、車の趣味なんて人それぞれ、万人受けするものなんてあり得ないのですから、ここはあえて自分の趣味に照らしてどうだかをざっくり言ってみたいと思います。
・外観
W203がどうしても好きになれなかった自分としてはW204の顔つきはマルです。さらに、今回のフェイスリフトでスポーツグリルを標準採用したというのは大正解だと思います。C63の押し出しの効いた顔つきがそれ以下のグレードにも見られるようになりましたね。
「C」の形をしたと言われるLEDのポジションに関しては、最近の流行ということで…。自分はあまり興味ありません。
・内装
インテリアの作り方は、とても好きです。メーターパネル内に液晶画面を埋め込んでいるので、ひとつ間違うとおもちゃのような感じになりますが、そこはさすがM.Benzです。この辺りは日本車にももっと頑張って欲しいですね。
ただ、シートのホールド感がやや物足りなかったかな。それでもAMG仕様なので、ノーマルよりはマシなもののようでしたが、自分も助手席の妻も同じ印象を持ちました。
・エンジン
1.8のターボということで、ほとんど期待していませんでしたが、町乗りには十分でした。今時のターボらしく下からトルクが出てきて上が詰まるという特性は、燃費効率なども考えると仕方ないのでしょうが、7ATとの組合せで上手く制御してましたね。
でも、個人的には守備範囲の広い大排気量エンジン+5ATの息の長い加速感の方が好きかな。
・サスペンション
AMGパッケージで18インチホイール&タイヤと可変ショックが装着されていたので、減衰を変えながら挙動をチェックしてみました。橋の上では継ぎ目を拾うときのショックの違いもはっきりを感じられますが、結果としてはスポーツモードの方だけで十分という印象です。
今回のモデルになって、ウリのひとつに足回りの良さが挙げられていますが、自分も同感ですね。
過去のM.Benzにありがちな、良くも悪くもグランドツアラー的な足回りのセッティングではなく、ハンドリングを楽しむという方向性に振ってあるのが嬉しいです。
・その他
ワゴンのラゲッジルームは、フラットで十分な空間を確保できていますが、あえて言えばもっと横幅が欲しいかな。それでも、BMW3シリーズのワゴンに比べれば、遙かにマシです。
・総評
ボディーサイズ的にもCクラスはベストチョイスなのですが、発売を控えているCクーペの存在も気になりますし、何より、買うなら「同一車種のトップグレード」という自分のモットーを考えると、選択に困ってしまいます。
現在の2台体制を1台にまとめるのであれば、C63ワゴンになるかな…。(笑)
Posted at 2011/07/19 14:45:21 | |
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