こんばんは!
今日も、親父のぼやきをさせて頂きます。
おっと、その前に今日あった感動もののお話をさせて頂きます。
昨日の整備手帳に見慣れない方からイイねを付けて頂きました。早速お礼のメールを送ったのですが、速攻で返信が来ました。その方は私の住んでいる町出身の方で、現在は私の実家がある県に住んでいらっしゃるそうです。まるっきり入れ替わり状態でした。その方も「出身地の情報を見れて嬉しいです」とおっしゃってました。私も思わず嬉しくなってしまいました。こんな事があるんですね。改めてみんカラやって良かったなと思いました☺️
さて本題です。冒頭にスピーカーを載せてありますが、車のオーディオの中で、重要なウエイトを占めるスピーカーについてぼやきます。
最近余りないと思いますが、昔はテレビが日本中に普及した後、ステレオが普及していきました。よく応接間にドーンと構えたレコードプレーヤー・FMチューナー・アンプ・スピーカーがセットになって置かれているご家庭があったと思います。それからオーディオという趣味の文化が始まり一般ではセットになっていますが、各々拘りを持った物を決めてシステムを組む方もいらっしゃいました。
スピーカーの中では
先日のぼやきでお話したJBLのコンシューマーモデルの最高峰「パラゴン」
これは名器と呼ばれるに相応しい奥行きのある音場再生が良かったですね。
あと現在もTVの番組のバックのオブジェで飾られているビクターの「SX-3」
たしか「さんまのまんま」か「嵐にしやがれ」のバックに出てますね。これは庶民的な価格で安定した聞きやすい音で人気がありました。
もうひとつ、ここ数日ぼやきに出て来るヤマハの超名器「NS-1000M」
このスピーカーは、一般家庭のみならず放送局や、録音スタジオのスタジオモニターとして大活躍してました。
これらをご覧になってお分かりだと思いますが、スピーカーユニットが木製の箱(エンクロージャー)に収まっています。やはりより良い音を出すには、共振が少なく加工がしやすい天然の木を使った物が殆んどでした。勿論安いものだと、プラスチックなんかもありました。
そこで、車のオーディオについてお話します。
本来であれば、このような木製BOXに収まったスピーカーを車内にセットすれば楽に良い音が聞けます。
しかしながら限られた空間ですからスペースがない。ましてや最近の車は色々な機能を増やしてますから、それらのユニット等をダッシュポード裏側に収納しています。従って残る場所はドア内部。それが基本になってしまいました。
最近、デッドニングという音を良くする為の施工がメジャーになってきましたが、それについて少しお話させて頂きます。
家庭用スピーカーは、ユニットの全面から出る音と裏側(箱の内部)を交わること無く遮断しています。そうしないと表裏で干渉しあってちゃんと正確な音が出ません。特に中低音が出なくなります。これを密閉型と言います。
それ以外では、箱に小さい筒状の穴が付いてある「バスレフ型」や箱内部に迷路のようなラッパ型の開口部を持つ「バックロード型」などもあります。この2つの方式は低音を効率良く出そうという狙いがありまして、クラシック以外のポップス系やジャズに適していました。
さて、車のドアの構造を考えるとウインドウガラスが付いているので、密閉型は無理。従って先程話した2番目の「バスレフ型」か大きいスピーカーボード(それなりの大きさの一枚板にセットすると低音も出る)をイメージしてください。
ドア内張りを外すとドアインナーパネルに防水用のビニールが付いてますね。これが音楽の音でビビって音を濁すし、インナーパネル自体も鉄板ですから、共振しまくります。
そこでビニールを剥がしデッドニング材(吸音材、防振材)を使って振動を止めようとするわけです。
ドアのアウターパネルはほどほど(色々貼り付けるとウインドウの動きに干渉したりする)にして、インナーパネルをしっかりした状態にする。そうすることにより、1メートル角のスピーカーボードになるわけですね。
予算が無ければ100均で売っているMDFボード(木屑を固めた板)を使ってインナーパネルの穴をふさいで接着しても、充分な効果が出ますよ。ただウインドウガラスから滴る水滴に耐えられる工夫が必要ですが。それ以外でも出来るだけ振動しない物であれば同じです。
あとは、ユニット固定部にオーディオメーカーからバッフルボードが発売されていますが、これも買う予算がという方は
元々付いている純正の枠(大体樹脂製)の裏側に粘土を貼り付けると、これまた効果があります!(スピーカーユニットの振動板に当たらないように貼り付け)
要するに、インナー側は出来るだけ振動しないようにする事が大事ですね。
よくアフターメーカーの高いスピーカーを付けたけどイマイチという方のお話を聞いた事もあります。取り付け状態を少し工夫することで、グレードアップします。
あとは、これを鳴らす為のオーディオユニットですが、オクターブ毎の周波数を調整するイコライザーがあれば、それの調整次第で、音質を良くする事が可能ですよ。現在は大体の物に付いていると思います。
あらかじめプリセットされているパターンもありますが、各々の周波数を思いっきりアップダウンしてみてくださいね。例であげると125ヘルツは+5だけどオクターブ上の250ヘルツは-8にするとこもり音が減ってボーカルがはっきり聞こえるようになる場合もあります。是非挑戦してみてください。こればっかりはその車に使用しているシステムでどう鳴るかは、付けてみないとわからないのです。
グダグタ長くなりましたが、ポイントをまとめると以下の通り。
①イコライザーを色々変えてみる
②ドアのインナーパネルの振動を抑える
これだけで、随分音質アップ可能ですよ。今の状態に不満がある方は、先ずお試しを。。。
以上今晩の親父さんぼやきでした。最後まで読んで頂いた方には感謝致しますm(__)m
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Posted at
2019/09/25 01:54:38