前回スタティックディスチャージャーの備忘録をアップさせて頂きました。
大変多くの方がご覧になって頂き誠にありがとうございました☺️
みん友さんの方々は散々ご覧になったかも知れないので、今回は初めてご覧になる方、これからやってみようかなと思われた方向けにお話させて頂きます。
・マイオリジナルスタティックディスチャージャー
(アルミワイヤー+銅ワイヤー)
・一般的なスタティックディスチャージャー
(錫メッキ平織銅線)
スタティックディスチャージャーは取り外し簡単でどこにでも付けられる利点があります。
ただ、これまで色々な場所の静電気放電策を施す中で、失敗や新発見もたくさんありました。
今回は筒状の物の放電策に絞ってお話させて頂きます。要は流動体(吸気・排気・冷却水)についてとなります。
特に筒状の物への施工は色々な問題がありました。例えばゴムホース類にアルミテープを貼ってシワクチャになったり、施工してもいまいちわからなかったり。
また静電気対策を始めた頃は先人の方々のご意見を聞き、合金束子をインテークホースや排気系に巻き付けたりしてました。それで改善はみられました。
それから月日が経ち、スタティックディスチャージャーブームが始まって、私もマフラーエンドにホースリングに取り付けてステンレス束子より抜けの良さを確認しました。
それからある日、みん友さんに筒状の曲がったところは流れが乱れるというお話を聞いて閃きました☺️
要するに曲がった筒でも均一にスムースな流れを作るには、筒全体に放電アンテナを付けて均一に放電させる治具がベストだなと考えました。
因みに工業用としてこの様な放電ベルトと呼ばれる放電治具もあります。
これも参考にしてあみだしたディスチャージャー!
それが「ガトリングディスチャージャー」です。
2mmのアルミワイヤーをホースクランプに折り込んで作った物です。
これはマシンガン等の弾倉に似ていることから名付けました。
詳しくはこちら↓
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3146255/blog/44712022/
これまでのスタティックディスチャージャーを筒状の物に付けた場合、図のようになってしまいます。それでも十分な効果はあるのですが、ベストな流れを作るために筒全体を同時に放電させてあげると、このような感じになります。人間で言うと血流が良くなるイメージでしょうか。
また湾曲部では、何もしないと流れが乱れイオンレベルで下記の様に乱れが生じます。それを磁石の力も借りて整えるイメージです。
そこでこれまで施工した場所を備忘録として残す為に記載致します。
①排気系(センターパイプ前端・後端・マフラーエンド)
スタティックディスチャージャーからガトリングディスチャージャーに変えたら、更に抜けが良くなり激変ぶりに驚きました。
②インテークホース(ネオジム磁石付)
磁石を幾つか付ける事で強力な放電が可能となります、
③エアーダクト(エアクリーナー前)
・吸気口
(銅テープの上にアルミワイヤーを並べたアルミテープを巻き付けてあります)
・ダクト中央湾曲部(ネオジム磁石付)
アルミテープにアルミワイヤーと磁石を並べて上からアルミ板を貼り合わせてあります。
③ラジエーターホース
これは銅テープにアルミワイヤーを並べて上からアルミ板を貼り合わせてあります。
吸気系は、この3つのディスチャージャーでかなりの吸入量と吸入スピードが上がる様になりました。
純正のエアーダクトが付いていますが、消音効果のダクトの入口はヒューヒュー音がする様に変化しております。
※注意点
排気系は、かなりの高温になります。ネオジム磁石は耐熱性が磁石の中では低く300℃にもなると破損の可能性があります。ご使用はお控えください。
これでこれまでしっかり取り付け出来なかったホース類や吸気・排気系のパイプにとってもイージーに取り付けられるようになり効果も絶大❗️
ただ、これに必要な放電治具の製作には少し手間がかかります。
それだけは悪しからず🙏
もし、興味と根気のある方はお試しになっては如何でしょうか。
Produced by コッペパパ
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Posted at
2021/05/16 00:31:25