
5年ほど前にヘッドフォンアンプDAC(Topping DX3Pro)と同じ時期にPreSonusの5インチのスタジオモニタースピーカー、サブウーハーを購入して、その高音質にびっくりしたのですが、久しぶりにハイレゾ音源を聞いて、もう少しアップグレードを考え始めました。
以前は、大出力のアンプで大型のパッシブスピーカーをドライブさせていたのですが、アンプもスピーカーも経年で調子悪くなり、デスクトップのミニマムなシステムに乗り換えたのです。
それがもう期待以上で、物量投入した高級アナログシステムを軽く凌駕していると感じました。ま、最終入力段の私の耳はお粗末なものであるのはまちがいないですが。
そんなこんなで、今回はハイエンドなAKMのDACチップを物色していたのですが、そこに10万20万も投入するのはどうかと思い返し、いきなりグレードダウンしてESSのミドルクラスのDACチップ搭載したTopping D50Ⅲに落ち着きました。
それでもスペックを見る限りはハイエンドに近いものがあるし、DX3Proからはかなり良くなるんではないかと淡い期待をもっていました。
ものが到着して早速試聴しようとしたところ、なんと手持ちのケーブルがない…。
バランスケーブルとしてはXLRのものしかなかった。がーん。
D50Ⅲを選択した理由としてバランス出力を備えているからです。
しかたないから、RCAのアンバランスでスピーカー」に接続しました。
結果的にはアンバランス出力しかないDX3Proと同じ条件で比較できる。
で、試聴すると、DX3Proより高音質どころか、なんかパンチのない大人しめの音しか出ない。これがAKMとESSの違いか(DX3ProはAKMのミドルクラス)。
なんだか腑に落ちない。
DX3Proはwindows11のドライバは提供されずにMicrosoftの汎用ドライバだけど、D50Ⅲは確かメーカーのサイトで最新版がDLできるはず。さっそくDLしてインストールしたら見違えました。
それでもDX3Proとの音質の違いはほとんどない。やはり期待外れか。
明日にはTRS-TRSバランスケーブルが到着するので、再度比較したい。電源は5V1Aなので、スマホ等の充電器でGaNを採用したものがノイズ対策に良いらしい。リニア電源には及ばないだろうけど。これも明日到着の予定。

なお、Youtubeでこの手の中華オーディオ機器でBluetoothを使用するものは技適が問題になるから、そこらをうやむやに語るレビュアーが多いが、このD50Ⅲは技適を認証されている。
Posted at 2025/03/07 11:03:11 | |
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