みなさんこんばんは…というかご無沙汰してます、
超低浮上のらいおんです(^ω^)爆
みんカラに整備ネタ書くほど508が壊れてないのは良いことで、、、という言い訳です。笑
さてさて本題です…。
直噴エンジン乗りの方であれば痛いほどご存知かと思いますが、直噴エンジンの宿命と言えばエンジン内へのカーボンの堆積です。
低燃費、低排気量でより大きいパワーを生み出す環境対応エンジンとして、すでにプジョーはじめとする欧州車のみならず国産車においても主流となりつつありますが…。
特に吸気側においては仕組み上、燃料などがかからないために洗浄作用が働かず、いくら高回転で回そうが、添加剤やRECSを使おうが、カーボンは間違いなく堆積していくものです。
何もせず放置していればいずれ吸気側がカーボンによって詰まりを起こし、パワーダウン、燃費悪化、エンジン不調などにつながります。人間でいえばだんだんうまく呼吸ができなくなっていくのと同じですから、車も苦しいですよね…(´ω`)
508も例に漏れず、プジョーシトロエン車に広く採用された所謂EP6と呼ばれる1.6直噴ターボエンジンを搭載しています(´Д` )
もちろん調子が良ければトルク感に溢れ、扱いやすい大変良いエンジンなのですが、いつかカーボンの除去をしなければなぁと思っていました。
特に走れないなどそういった極端なわかりやすい症状にならないので、正直どのタイミングで必要なのか迷うところではありましたが…。
ちょうど走行も9万kmを超えてきたこともあり、
10万kmを迎える前に一度メンテナンスしてもらうことにしました。
ということで、川口市にあるBMW専門店、
ステラモータースさんへ。
こちらでは「クルミ爆破処理」というメンテナンスメニューが用意されていて、
このような専門機械でクルミの殻をエンジン内部に噴射してカーボンを除去していただけます。
ちなみに「クルミ爆破処理」はウォールナットブラストのGoogle直訳そのままとのことです(^ω^)笑
画像はショップHPより。
こちらが噴射するクルミの殻。
こちらもHPより。
ちなみに本国のBMWディーラーでは普通にこの機械を持っていて、メンテナンスメニューとして行われているそうです。
日本のディーラーはなぜ導入しないのか…(´ω`)?
施工の様子はこんな感じ。
けっこうやりづらいそうです…。
吸気側の配管類を取り外して、施工いただきます。
さてさて、
まずは施工前の508の吸気バルブの状態ですが…。
はいドン。
もっと分かりやすい画像だと、
はいドン。
けっこうバルブ周りにカーボンがガッツリモッコリ付いちゃってます…(´Д` )
吸気ポートも真っ黒。
ヒェェ…。
やっぱり自分の車も例外ではなかった…(*_*)
割と街乗りは少ない方だと思っているのですが…。
ちなみに施工いただいたお店の方によれば、
これはまだまだ中程度の堆積具合だそうで…。
酷いものは吸気ポートが半分以上カーボンに閉塞されていることもあるそうです。
そこまでいくと明らかな症状が伴ってくるそうですが…。
さて、この状態からクルミ爆破をしていただいた結果がこちら!!
う〜ん、サッパリ綺麗になりました(*´ω`*)
金属肌がしっかり見えています。
吸気ポートも光が反射して白く輝いています✨
エンジンをかけて乗り込んでみると、まずアイドリング状態での振動が静かになった感じがありました。
以前は息つくような振動が出る時もあったのですが、それもなくなりました(*´ω`*)
エンジンが綺麗に回っている感じです。
さらにお店を後にして走り出してみると、立ち上がりが鋭く、以前よりさらに加速が力強くなった感覚に。
最近はモッタリした加速感が当たり前に感じていましたが、本来の性能を取り戻したようです。
まぁ508のキャラ的にはこの鋭さ、いらないと思いますが…(^ω^)爆
カーボンの堆積に関しては乗り方による部分がかなりあるそうで、やはり街乗りメインやアイドリング時間の長さなどが主に影響するそうです。
今回はこのようなタイミングで施工することができて良かったなぁと思っています(*´ω`*)
508とはまだまだ長い付き合いでいたいので、これからも定期的にカーボン対策をしながら乗っていきたいと思います!
直噴エンジン乗りの方、特にプジョーシトロエンの同型エンジンの方はオススメですよ〜(*´ω`*)
ちなみに費用は4気筒、パッキン類込みで8万円でした。
それではまた〜(*´ω`*)
Posted at 2020/12/23 22:21:18 | |
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