
ここのところあまり出かけられていないので、今更ですが夏休みに東北を走ったときの写真をだらだらと載せたいと思います。
なかなか映えそうなポイントもいくつか見つけましたので、皆さんもお出かけになって見てください。
今回の目的は特にありません。
唯一あげるとすれば3泊5日の中で竜飛崎まで到達すること。宿も青森県は小泊での民宿以外はとっていないので、ほかはキャンプか車中泊か、あるいは適当な宿を取るかします。久しぶりのロングドライブです。
8月11日の夜にドライブ仲間である会社の同期を拾って、とりあえず夜通し新潟を目指します。こういう旅の時はやっぱり下道に限ります。神奈川から群馬県まで北上した後、そこからは国道17号を延々新潟方面へ。深夜帯のドライブは車が少なくてスイスイです。途中国道117号へ寄り道して、、、
翌朝には道の駅豊栄。日本で最初の道の駅です。
第一号だけあって記念碑が立っていますが、黎明期の道の駅だけあって流行りの道の駅と比べると設備はイマイチです。道の駅というより高速道路の小規模PAに近いイメージ。
そのまま日本海沿いをひた走ります。
途中で海岸に入れそうだったので来てみました。あとで調べると荒井浜というそうです。写真中央の海の上に見えるのは、、、
なんと石油採掘用のプラットフォームです!
岩船沖油ガス田。日本で唯一の現役海洋油ガス田。その武骨さと存在感がメカ好きにはたまりません。中学生の頃、社会科の資料集に日本でも石油が取れると書いてあってびっくりしたことを思い出します。そう、この辺りは日本有数の油田地帯なのです。
北の方にもう一つ小規模なプラットフォームが見えますが、なんという油ガス田だかよく分かりません。先にも書いたように現役のプラットフォームは岩船沖だけだそうなのですが、解体を待つ廃墟なのでしょうか。
ちなみに荒井浜から南を見ると、でかい銅像(親鸞聖人らしい)が見えます。近くを通ったとき、てっきり何かのテーマパークの廃墟だと思っていたのですが、れっきとした現役の温泉施設らしいです。温泉にどでかい銅像ってどういうこと?
岩船には由緒ある神社がありました。
神社は大きく分けると3種類あって、一つは役行者から始まる仏教色の混じった神社。御祭神は~大権現などの名前がついていて、高尾山などはこちらになります。二つ目は原始信仰により生まれた神々が日本神道に組み込まれたもので、3種類の中で最も古いものです。大山阿夫利神社などはこちらの系統です。最後の一つは日本神話が始まりとされているものですが、確認されていないだけで原始信仰が始まりである可能性もあります。伊勢神宮などはこちらの系統かと思います。
さて、その名は磐船神社。社伝を読むに、二つ目の原始信仰が始まりの神社のようです。大化年間、この地に蝦夷討伐の最前線として、岩船柵という城柵が設置された際に既に祠が存在したそうですから、少なくとも1380年以上の歴史があると思われます。
岩船神社参道。
神社を出た後は岩ガキを食べたり酒田ラーメンを食べたりしながら北上。
酒田ラーメンは子どもの頃に初めて食べた時に比べ、随分有名になった気がします。酒田市じゃなくてもそこら中に店舗があるみたいです。
秋田に入ったあたりで、同期と今日はもう走るのは無理かなという結論に達し、「法体園地キャンプ場」でキャンプ+車中泊することにしました。
この晩はあいにくの雨で、同期は苦戦しながらテント設営していました。道中のホームセンターで調達した薪を使って焚火を楽しむ余裕もなく、大人しくカップ麺で夕飯を済ませて床に就きました。初日はずっと天気が悪かったせいで、いまいち映える写真を撮ることが出来ませんでした。
続きます。
Posted at 2020/10/12 21:20:23 | |
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