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ちょっと行程に無理があったため、終盤は駆け足での南下となりました。
小泊半島の宿を出た後は再び北上。トップ画像は竜泊ラインで、この日は何とか霧は晴れてくれました。向こうに見える半島は前日に泊まっていた小泊の辺りです。
展望台から竜飛崎方面を望みます。曇っているといまいち良い写真になりません。ここはいつかリベンジする必要がありますね。
この先にある竜飛崎は前日に訪れているので、そのままパスして津軽半島の海沿いを時計回りに東側から青森市を目指します。
青森ベイブリッジと物産館アスパム。青森市の中心部のあたり。橋と港が美しい街です。アスパムは青森県で最高層の建築だそうです。このあたりは陸から眺めるより、フェリーから眺めた方が港町としての景色を堪能できそうです。
そのまま青森都市圏を通り抜けて、
昨年は通っただけだった奥入瀬渓流にリベンジすることができました。コロナ禍のおかげで観光客が少なく、写真が撮りやすい状況でした。
この日は曇天でしたので、途中寄り道することなく一気に福島市まで下りました。当初夕飯を飯坂餃子の名店「餃子のおがた」でとろうと思ったのですが、着いてみるとこの日は閉店。仕方なく福島市郊外のチェーン店で済ませました。
もともとはこの日はキャンプしようと思っていたのですが、前々日の法体園地での雨に懲りていたので、大人しくシティホテルに素泊まりです。
翌日の帰路はもちろん下道メインです。まずは太平洋を目指します。
ホテルを出た後は一気に東進。此方は大洲松川ライン。震災後に防波堤も兼ねて整備された今、長大な海岸道路が少ない太平洋側にあっては屈指のシーサイドラインではないかと思います。
大洲松川ラインを過ぎた後もなるべく海沿いを南下します。
こちらは途中、堤防上にクルマで侵入できるところを見つけたので登ってみたところです。かなりフォトジェニックな愛車写真が撮れます。
なお、このむこう側は海岸です。車で降りられるようになっており、ジギンガーと思われる釣り人のクルマが止まっていました。
これは国道6号線での1枚。なんか変だと思いませんか。
そう、ここは福島第1原発の近隣区域。だれも居住することのできない避難区域なのです。街を覆う夏草やくたびれた看板を見ると、あの時から時間の流れが止まっていることが分かります。街並みがただの廃墟にならないのは、通過交通のおかげで道だけが生きているからでしょうか。
ちなみに国道6号線と県道や市道などが交差するところにはバリケードがあるものの、その周辺には警備員がおります。バリケードの奥でも機動隊がパトロールしているようなので人間の気配はあるのです。
人の住めないゴーストタウンとはいえ人の気配はある。道も生きている。ただ人の生活している痕跡だけが2011年から途絶えている。悲しい街です。しかし私も電力の恩恵にあずかっている側の人間ですので、この辺りを通ると何とも言えない気持ちになります。
そんな浜通りも走り抜けて茨城県に入っても下道でまだまだ南下。
ですが福島に宿泊しているとはいえ、津軽半島の先端からほぼ下道で南下してきているのでさすがに疲れました。土浦北ICから高速道路に乗ってそのまま帰宅、今回の旅を終えました。
天気があまり良くない中でも、ある程度の写真は取れたのでまあ良しとします。それでも晴天時に行ってみたいと思える場所はいくつもありましたので、またいつか日本海側をぶらぶらしたいと思います。
Posted at 2020/11/11 00:01:15 | |
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