この記事は、
今年最後の…について書いています。
皆さん、こんばんは。
本日は予定通り、今年最後のアングラさんに参加してしました。
前回のブログに書きました通り、今のシステムを最大限発揮??できるような無難な選曲にはせず、完全に「ウケ狙い」でのエントリーとしました。
人によっては失礼だったかもしれませんが、お許しいただければと思います。
今回は台数が多いこともあり、色々な音が聴けてよい場でした。
主催されたB.Dさんを始めとしたスタッフの皆さん、ありがとうございました。
さて、アングラでどんな選曲をしたかをお知らせする前に、またまた押し付けで韓国の音楽番組事情をお話ししたいと思います。 笑
というのも、実はつねサン以外にも「ちょっと気になるから教えて」という方がいましたので、こちらに簡単に?書きたいかと…
ここ10年近く日本のテレビを見ていないので、今のテレビでどのような歌番組をやっているか把握していないのですが、韓国では地上波(3局)、ケーブルTV(90局ほど)があり、音楽専門チャンネルでプロ・アマを問わず毎日のように音楽関連の番組が放送されています。
アイドルなどが出るプロの番組はひとまず置いておきまして、今回は"素人"が出演する番組についてのブログとなります。
これから載せる動画は、実際に自分が番組観覧した中で印象に残っている番組の曲です。
まず最初に……
こらは今でもある長者番組で、ド定番のオーディション番組です。
できれば動画の後の説明を読まずに、目を瞑って聴いてほしいです 笑
1曲目はアイドルのカバーで、2曲目はオリジナルです。
声だけ聴いたら、大人な歌声しませんか?? 下手したらプロの曲にも聴こえませんか??
テロップで雰囲気を察した方もいるかもしれませんが、この2人は兄妹で当時兄は高一、ヴォーカルの妹はこの歌唱力で中一でした 笑
(韓国は最近まで歳の数え方が独自だったので、14歳は日本でいう12〜13歳です)
あまりのレベルと完成度に、審査員の事務所の代表やBoAも呆れてます。笑
この2人は後にプロデビューしますが、あまりに作曲と歌唱力が凄かったので、デビュー前にドラマの挿入歌に参加しました。
もちろん今でも第一線で活躍していて、妹は23歳ながらデビュー10年目というベテランの域に入ってきました。
次に、これは日本ではあまりない?タイプ??。
歌の上手い素人がただ参加するだけの番組です。
オーディションではないので、たとえ評価が高くても本人にデビューの意思がなかったらスカウトされることもなく、実際ほとんどの人がデビューしてません。
色々な事情でデビューはしなくないけど、歌は好き!という人たちが韓国には多いのです。
もちろん、韓国では素人の歌番組でも生演奏、生歌が基本です。
映像でわかる通り、高校生です。
これを生で聴いた時に鳥肌がたったのを今でも覚えています。
昔すぎて記憶が曖昧ですが、当時多分17歳でこの子はデビューしてません。
次は、大人になった人が本人を目の前にしてドヤ顔して歌う番組で、こちらも現在も放送されている長者番組です。
とにかく楽しい番組というのがコンセプトなんですが、この時は"神回"と言われた放送で、それに偶然観覧できた自分は幸せ者で、大切な想い出のひとつです。
そして、コロナ前最後に観覧した番組から……
こちらは、韓国でも人気のある素人参加番組で、
審査員(プロデュース側)がまず、プロフィールや顔を見ずに声だけを聴いて、「この声ならプロデュースしたい」となれば次のステージに進めます。
歌が上手い下手ではなく、プロデュースしたい。と思ってもらえなければ次のステージに行けない。というコンセプトで、次のステージではプロデュース側からレッスンを受けた曲を披露して、トーナメント方式で優勝を競う。というサバイバル方式の番組です。
ですので、1クール2ヶ月あまりかかるわけですが、これだけ色々やっても彼女たちはデビューしません。
で、そのプロセスを今回アングラさんで選曲した彼女で簡単にお伝えしたいかと。
この彼女は、当時16歳で番組初となるプロデューサー全員から指名をうける快挙を達成しました。
いじめられっ子だった彼女が立ち直れたのは、大好きな歌番組があったから。 そして歌が私の人生を救ってくれた。という話は、歌の後に聞くことになります。
(ガチのブラインドオーディションなので、プロデューサー全員年齢を含めた詳細を知りません)
ちなみに… 途中で涙が出て曲が止まりましたが、再び歌い出すタイミングを察知して演奏を始めた生バンドの人たちのテクニックにも感動できるのが、韓国の歌番組ならではの凄さと思います。
で、その後レッスンを受けて披露した曲がこちらです。
これはセミファイナルなので、この後ファイナルもあるのですが、自分が印象に残っているのはこの曲なので、こちらをアングラさんでかけました。
もちろん、彼女もデビューはしてません。(多分)
アングラさんとはいえ、カーオーディオのコンテスト形式のイベントで、素人が歌っている映像と音源を使うなんで、常識はずれもいいところなんでしょうね。
言い方は失礼かもですが、自分は今のシステムをよく見せよう。とか、評価してもらいたい。という気持ちはほとんどないので、今回は完全にウケ狙いと、韓国の歌番組事情の押し付けをするために選びました。
不快な思いをされた方もいるかと思いますが、視聴して下さった皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m