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リアガーニッシュの塗装を敢行したわけですが、構想自体は半年以上前からあったのですが、最大の難関は如何にしてメッキを剥がすか。メッキを剥がしてようやくスタートライン、と考えていましたのでメッキを剥がす方法を自分なりにいろいろ調べていました。WEB上では「サンポールに漬ける」「ハイターに漬ける」といった方法も載っていて、実際試したのですが、メッキの種類や仕上げにもよるようですが、車の外装に使われているメッキにはどちらも全くビクともしませんでした。（プラモデルなどのメッキはうまく剥がれるようですが・・・）結局、専門の業者に依頼するか、自分でやすりでゴシゴシ地道に削るしかないのかなぁというのが私なりの結論でした。メッキが剥がれればマイブームの「鋳物ブラック」に塗装するつもりでした。



で寸前までポチろうかと考えていたのが下の写真のカッティングフィルムなんですが、かっこいいですよねぇ。ただお値段が８８００円（本体）＋２２００円（エンブレム部）もするんです。これ自分でやるのは失敗が怖くて手が出せませんよねぇ。購入時に作業を依頼すると６０００円でやってくれるのですが、物を送る必要があるのでさらに送料もかかると軽く２万円を突破します。




そんなこんなで「メッキじゃなくて黒に」の思いを抱えたまま、仕上がりやコストに見合う具体的な手段が見つからず長らくペンディングとなっていました。

先日の休みにオートバックスに別件で物色しに行ったんですが、そこでたまたま見つけたのがこの「ラバーフィルムスプレー【マットブラック/艶消し黒】」なんです。




存在自体は知っていたのですが今回の目的に結び付ける思い付きが出来ず、金属面にそのまま塗布できるとあり、店舗で思わず叫びそうになりました。もう即買いでした。

マットタイプの塗料って塗るのが割と簡単で、ムラになっても乾くと目立ちません。この塗料の場合20分ほどで乾きますので、納得いくまで上塗りするだけです。

またこのラバーフィルムの上に普通のスプレー塗料も上塗りが可能（実験済み）でM900A系純正色X07（ブラックマイカ）＋クリアーの上塗りも可能です。そこまですると耐候性、耐久性もかなり向上するとは思いますが今回はそこまで凝ることはやめました。が結果的に2万円のフィルムよりもかなり安く（3000円）でこの仕上がりですから大満足の結果となりました。スプレーも半分程度残っているようですので、何かあったらペリペリっと剥がして再塗装するだけです。