REALステアリング TYD-42BRW-BK ブラウンウッド 交換

注文していたステアリングが到着したので早速交換します。

用意した工具は十字レンチと、D型パイロットスクリュードライバー。ナットの位置が奥にあるので十字レンチは必須です。D型パイロットスクリュードライバーはバイクのキャブの調整に使用するドライバーですが、先端が窪んでいるのでステアリングのエアバックを外すのにちょうどいいんです。穴の中のピンを押すときに先のとがったプラスやマイナスドライバーではちょっと苦労します。割り箸のほうがやりやすいかも。

ステアリングの根本、左右と下に穴が開いていますので、ここにドライバー等（私はD型パイロットスクリュードライバー）を突っ込んで固定しているピンを押して外します。初めてやるときは場所が全く分からずちーと苦労します。（写真でもわかる通り先の尖ったドライバーでは苦労します）

3か所のピンが外せるとエアバックがごっそり取れます。ここでエアバックの配線を外すのですが、大前提としてバッテリーのマイナスを外し９０分ほど放置するよう付属のマニュアルに書いてあります。最近の車はバッテリー外すと後がめんどくさいんでそのまま強行しちゃいました。(あくまで自己責任です。最悪帯電した電気で爆発することもあります。事故が起きても責任は取れませんのでアシカラズ）

<<よい子は絶対マネしちゃだめですよ>>

黒いホーン用配線を外します。
エアバック配線は黄色いパーツを引き固定をリリースした状態で引き抜きます。バッテリー接続したままなんで、さすがに緊張します。気分は爆発物処理班。

無事エアバック撤去。
その他のコネクター等を外します。

１９㎜の十字レンチ等でナットを緩め、完全には外さずチョットだけ残しておき、ステアリングを思い切り手前に引き抜きます。(その時にナットをちょっと残しておかないと顔面強打します)

ステアリングを外します。この時スパイラルケーブルは軽く回りますが回さないように。位置がずれると舵角センサーが狂います。

純正ステアリングに付いているスイッチ等はそのまま移植して使いますので全て分解します。ネジ等の固定は無く引き剝がすように取り外します。その際、勘合部を割らないように注意します。

このピンも移植しますので忘れずに抜き取ります。×３個

新しいステアリングにピンを移植します。

その他のスイッチ類も移植します。

ステアリングを軸にはめ込みナットで固定し、コネクター類を元通り接続し、エアバックを押し込んでピンをロックさせ完成。
エアバックの配線を戻すときは、直前に車体金属部に触れるなどしてなるべく除電しました^^;

あとエアバックを押し込むときにバッテリーマイナスを外していない場合、どうしてもホーンが鳴ってしまいますので、ホーンだけ配線を外しときました。

以前TANKの時はステアリングの軸にはめ込む部分のギザギザ一個分以内のズレが出て、センターが若干ずれてしまいDでステアリングロッドの調整をしてもらいましたが、今回はばっちりセンターがあいましたので一安心です。こればっかりは車体個体差＆ステアリング製品個体差ですので運任せです。

使用感は最高の一言。
ステア時にWOODの触感が手に吸い付く感じ？とでも言いましょうか、ステアを切りやすくなったと感じます。