みん友さんのお一人は大阪御堂筋などの散策で、
少なくとも10000歩ほどウォーキングされるそう。
いいなあ・・
この辺は退屈なコースしかないのです。
現在PC依存症でして(笑)、はあ~っまだ750歩!!
なんてことがしばしば。
そこでルールを課すことにしました。
(家の中で)1000歩稼ぐ毎に40分ほどのPCタイムのご褒美・・
たやすく3000~4000稼げます。
後は外をちょこっと歩けば8000歩は軽い。
う~んなかなかいいぞ、これで行こう
4月30日
南イタリアは春の終わり以降が本シーズン。
結構寒かったし、雨も多い。
イタリア人の多くは皮のコートを着ていたっけ。
もう来ることはないが、青の洞窟目当てなら夏がベストかな。
このホテルにはプールがあるが、今は静か。
ダブルベッドのある部屋は心地よく、バルコニーからは眼下にプールが望める。
フローリングはベッドルーム、サニタリースペース共にかわいい模様のマヨルカタイル張り。
普段はYH のドミトリー(相部屋)に泊まることが多いので居心地まんてん・
さて出発
フェリーの船着場までホテルの車に乗っかることになった。
ドイツ人の青年二人と相乗り。
ドライバーは、昨年父親からホテルを受け継いだばかりの若オーナー。
三人ともなかなかの好青年。
こちらは半世紀前、女の子だったおばさんー。
ここ2年続けてドイツへ行っているので共通の話題に事欠かない。
もちろん若い3人は英語が話せる。
笑いを乗せ、車は気持ち良いスピードで走った。
カーブの先が見えない片側崖の細い道は
ホーンを鳴らす場所、鳴らす側などに不文律があるよう。
フェリーポートに着くころには、すっかり打ち解けた雰囲気に。
別れ際にオーナーの写真を撮るつもりだったが、
”二人並んだところを撮ってあげますよ”
と、オファーしてくれたドイツ青年の言葉に、
それでは、と横に並んだその瞬間、
あっという間もなく私は宙に浮き、
軽々と抱きかかえられていた。
ひゃー、お姫様だっこー
フェリーに乗る人でいっぱいの場所。
もう恥ずかしさで顔が引きつりまくり…
”どうみても介護老人が介護スタッフに抱きかかえられてる図ー”
と、誰かが草葉の陰で苦笑いしてるから写真は没。
オーナーの彼はかっこよく
写っていたので少し残念・・
写真を撮ってくれた本人も赤面・・・
さて ナポリ行の窓口を探しチケットを買うと
”今すぐ出るよー”
と窓口のおばちゃん、
またもやこのパターン!
”ふねはどっち!”
”あっち”
指さされた方角へ走ると、これが正反対!
で、ポートを端から端まで韋駄天走りに走る羽目に・・
乗客はすでに乗り終わり、渡しを上げるばかりになっていた。
これからはイタリア人の
”あっち” は信用しない!
イスキア号は昨日の船よりずっと小ぶりで乗客も少なく、
凪いだ湾を滑るように進んだ。
きのうの嵐の中の喧騒がうそのよう。
ナポリにつくとそこからはバス。
ナポリ中央駅”ガリバルディ―”への
151番バスは間もなくやってきた。
せっかちが災いして手前のバス停で降りてしまったが、
近くにいた地元の人のアドバイスで近接のメトロに乗り換えた。
クールな紳士も、怪しげなグループのお兄ちゃんたちも
言葉が通じなくても一生懸命、お節介に教えてくれる。
ぶじ 駅近くのホテルに荷物を置き、スパッカナポリへ。
まず 手じかなリストランテに入り、
おすすめのピッツァを尋ねた。
すると すかさず
〝ディアボラ”
と返事が返ってきた。
じゃそれいこう!
写真を撮っていいか聞くと、”もちろん”、とポーズをとってくれる。
な~かなか・・カワユイ
お~ 出てきたのは美しくも真っ赤な色のピザ。
ところがこのディアボラという言葉、
後に調べてみるととんでもない意味が・・
Diavola とは悪魔風。 赤く燃え上がるように調理するという意味で、
赤唐辛子などスパイシーな調味料を使うので、食べた人が業火に焼かれたように、
舌がピリピリする事に由来するとも言われている、らしい。
まあ、辛いのが苦手な私でも許せる範囲の辛さ、
しかもとても美味。
しばらく格闘していると、
モッツァレラチーズのサービスがあった。
今日はいい日だったな。
Posted at 2020/05/07 19:46:02 | |
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