先日、悲しい知らせを受けました…
恩師の突然の訃報。
先生は音楽の先生で部活動の顧問でもありました。
私は高校生のときに吹奏部に入部し、サックス担当してました。
先生は音楽に対してはとても厳しく高校から楽器をはじめた私はいつも怒られていました。そんな指導があってか我が校は吹奏楽では県内では名門でコンクールにも連続で県代表に選ばれるまでの存在となっていました。
私の数年先輩にいたっては全国一位になったこともあります。
その時演奏したのが
ワーグナー作曲
“エルザの大聖堂の行列”
その後この曲は我が校の演奏会では定番の曲となり私も数え切れないほど演奏してきました。
家族葬でしたががご家族の好意でOB会会長をはじめ私も葬儀に参列させていただくことができました。
先生との最後の別れのとき ご家族の方が先生の棺にお花を手向けているとそれまで流れていたバックミュージックが突然変わり流れてきたのがエルザの大聖堂の行列。
ご家族の方がこの曲を選んだと思うのですが何も知らなかった私たちはここで皆 泣いてしまいました…
先生のたくさんの教え子,そして吹奏楽部OB会会員は813人、その中で実際に先生を見送ることができたのはほんの数名でした。
現在、コロナウイルスの影響で活動休止中のOB吹奏楽団ですが先生の意志を継ぎ大切にこの曲 ”エルザの大聖堂の行列“を演奏をしていきたいと思います。
先生のご冥福を心よりお祈りいたします。
告別式当日の12月14日 、2日後に授与されるはずだった勲章が輝いてました。
Posted at 2020/12/17 01:30:41 | |
トラックバック(0) | 日記