
『BMWモトラッド R12試乗報告書』
空冷のボクサー熟成極まる!
私が空冷ボクサーに乗り始めて何年だろう。
乗っているのは『R1200S』
2006年モデル
水冷化 大排気量化の昨今。
排ガス規制の関係だ。
年々厳しくなる排ガス規制。
各メーカーは、
空冷では排ガス規制が通らずどんどんと無くなっていった。
それでもBMWモトラッドは空冷モデルを残している。
2023年に100周年を迎えたBMWモトラッド。
車よりバイクの方が歴史が長い!って
知っている人はクルマ好きかバイク好きの方。
大抵の人はBMWはバイク作ってるの!?って。
2013年に売り出したR nineTがヒット!
空油冷ボクサー だ。
90周年モデル とは言わずに
nineTと読ませるあたりは流石である。
nineTヒットから10年
2024に後継の『R12』が登場した!
R 12 nineT
BMWのボクサーエンジンを積んだR1200GS
水冷では2013年から発売したシフトアシスト。
R1200GS LCでオプションで
シフトアシストが採用されているが
空冷モデルでは初採用となった
上下のシフトアシストと、
電子スロットルをどうしても体験したくて
R12を試乗しに行った。
頼んだモノを取りに行ったついでだが。
(*´∀`*)
BMW R12nineT
メーカーHPより。
今回のR 12 nineTではシリーズ初のシフト・アシスタント機構を採用しました。このギアシフト アシスタントプロはコンフォート・パッケージで標準装備しています。クラッチ操作なしでスムースかつ確実で素早いシフトチェンジが可能となり、運動性と快適性を向上しています。
店舗に部品が届いたので取りに行ったついで。
R12試乗車があると。
気になっていたので試乗‼️
春のモーターサイクルショーでお披露目されていた。
nineTから10年
私の乗っているR1200Sから約20年
試乗後の感想を一言で言うなら
『空冷のボクサー熟成極まる!』
そんな試乗記
テレレバー(テレスコピック)ではないフロント
実に素直なハンドリング。
テレレバーではカーブの時に何もさせてもらえない感
それがない。
好き嫌いがあるテレレバーのフロントは
コレには当てはまらなかった。
爽快!
それ以外に言葉は見つからない。
109ps (80 kW)
220kg
私の乗っている
R1200Sは122馬力
こっちのR12nineT方が非力なはずなのに全く逆である。

ヘリテイジな
外観からは想像できないようなスロットルレスポンス!
これが電脳化
スロットルポジションセンサー、
ECU、IMU
各部品が指令を出してそれを最適な空調比で…
シリンダー内に燃料を送り込む。
BMWの最新のトラクションコントロールの制御が
空冷のR12nineTに採用された。
R 12 nineTでは3つのライディングモード
レイン ロード ダイナミック
正直に言うと
私のR1200Sは、R12nineTでいうとずっとレインモードで走っている感じだ。
古臭いレスポンスの悪い乗り物に思えてきた。
あまりにもトロいR1200S それが答え。
これほど俊敏なレスポンスな空冷エンジンは初めてだ。
R12nineTハイスロ化されているらしい。
馬力じゃ無い進化 20年の時は凄い。
剛性もはっきり言ってR1200Sの比でない。
しっかり過ぎて笑ってしまう。
言葉では言うのは難しいが、『ヨレ』が無い。
しかし硬いわけでは無い。
スポークホイールからそう思うのか!?
キャストバージョンを、乗らないとその答えは出ないが明らかに私のR1200Sより数段剛性はよい。
ブレーキもラジアルマウントのブレーキは優秀としか言いようがない。
非力なR1200Sのブレーキからかなり進化した。
R12nineTのフォークと共にブレーキもよく出来ている証拠だろう。
ヒラリヒラリとテレスコピックのサスペンションはほんと良くできている。
フロント、
振動初期の細かい振動吸収はオーリンズなら良さそう!?
リアのサスはプリロード調整が固かったかもしれない。
調整ノブが車体右側にあったがショップに帰るまで知らなかったため試すことができなかった。
左手
ジャクダイヤルはあるがもう少し大きいいつものC400GTやR1250GS ADVで使っている液晶なら見やすく、使い勝手がいいだろうけれど、小さすぎる液晶には無駄装備かも!?
リアのシャフトドライブの塗装も良くなっている。
R1200Sのスポーツバージョンから派生した
HP2sports
2007年に発売したHP2sports のシフトアシストが
実はこの
R 12 nineTの空油冷ボクサーのベースらしい。
20年の熟成!
2019年モデルの
R1250GS ADVでシフトアシストを使っているが
それと同じでよく出来ている。
と言うよりむしろ最新のこのR12nineTの操作の方が快適かも。
マフラー正直
サウンドはめちゃ良い音していると思う。
R1300GSのおもちゃみたいなサウンドとはまた違う。(個人的感想)
水冷のエンジンのそれが残念なところ。
メーター周りは 小さいLCDディスプレイか、従来のアナログメーターの車両のどちらか!?
があるらしい。
だから何?って
私は思う。メーターうんぬんより…
そんなことより車両の特性が大切!
ワクワクドキドキ感!
ここ10年!?
で乗ったBMWで1番楽しかったことだけは報告したい。
R1200GS LC 2014 所有していた。
R1250GS ADV 2019 所有
R1200RT
R1250RT
F800GS
F850GS
S1000RR
S1000R
G310GS
CE04
C400GT 所有
R1300GS
K1300S
K1200S
etc…
R12まず乗ってみて欲しい!
これぞバイクっ!!て!
(*^o^*)
フロント19のR12
先代のR nine T
R12
金スポークのR12
旧 R nineT 719
R12 シリーズ
選びたい放題との事
アルミタンク
ただし!
高すぎるわ〜!!
適当にアクセサリー入れたら!?
400万超えた。
オプションで120万
値段が先代のR nineTが発売した時の200万ちょっとならね。。。
( ̄O ̄;)
400万っていつかはクラウン!
600万でセルシオでしたからね。
( ̄▽ ̄;)
でもまぁ旅バイクでは無いけれどこれほど楽しい空冷ボクサーは久しぶり。
36℃の中走ってたけれどそういえば暑くなかったな!?
ネイキッド!
R1250GS ADVの風が来ないのは冬は良いんだけれどなぁ〜!
フロント軽いと次のカーブが待ち遠しい!
R1250GS ADVでは得られない軽快感!
R1200Sから進化した爽快感とブレーキ感!
お勧め出来そうな車両です!
旅しない人、ビッグオフ要らない人は是非乗って!!
そんなボクサー!!
これも6万キロごとにドライブシャフト無料交換だつっけ?
知らんけど。。
今日買いに行った部品。

ボディのカウル留めるゴム
R1200Sの部品だ。
1400円ほどで2時間の試乗。
ある意味レンタルバイクより安いな‼️
もっとディーラーに来て試乗するべき‼️
(*^o^*)
敷居は高くない‼️
(о´∀`о)
増車は流石に無いけれど、
久しぶりにググッときたバイクであった。
おしまい。
ほな、また!!
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R1200S
Posted at
2024/07/24 00:14:49