⚠️ネタバレしないようにします。
見終わって、まず感じたのは「シン・ゴジラの庵野監督の病気がまた再発しないといいなぁ」
というのも山崎貴監督と庵野秀明監督の対談があったのですが、
試写を観てる庵野監督は完全に上目線で話してました。
しかし映画というか興行モノにはついて回るのは数字。
G-1.0は連休初日というのもあったとしても、シン・ゴジラとの対比265%をたたきだすという。
評価も概ね高評価。
適切な予算と期日を守る納品の山崎貴監督を東宝は離さないでしょうね。
しっかり続編への振りもありましたし、山崎貴監督も乗り気だとか。
これには庵野秀明監督はきっと拗らします。
庵野秀明監督、エヴァヲタの僕からしたら手放しで「シン・ゴジラこそ至高」とか思って観てましたけど、よくよく考えれば政治映画。
あの切り口はさすがだとは思いましたが、単に「日本にはリーダーがいない」というのを揶揄した部分が強調されていたところが多すぎたような気がします。
確かにその通りなんですけどね。
一方でG-1.0は反戦映画です。
宮崎駿監督のように左の思想とか入ってる訳ではなく、単純に反戦映画。
米軍が日本に落とした核をゴジラに重ねて訴えています。
主人公を囲む世界観はとても狭いんですが、当時の日本国民の皆が思ってることを投影してくれていました。
個人的には好きではないですが、泣かせるところもしっかりありました。
でも、このG-1.0なら海外でも評価されるはずです。
海外でコケたシン・ゴジラとはそこが違います。
いろいろと庵野秀明監督のシン・ゴジラとカブる部分は多かったですが、山崎貴監督はそれらを調理するのがとても上手、そして優しい。
優しいから白組が作ったVFXにダメ出しできずに陳腐なシーンもありました。
役者を追い込み切れずに、安っぽい演技もありました。
観た人にはわかると思いますが、青いブツのシーン。
専門学校1年生ですか?みたいなシーンはいただけませんでしたけど。
というかネタバレせずに書くと愚痴ばっかりになっちゃいますね。
次から気をつけます。
これだけは言えます。
サブスクやレンタルで見たら半分も迫力が伝わらないと思います。
伊福部昭氏のテーマ曲、マーチ曲があんなに爆音で聞けるとは思いませんでした。
ぜひ、劇場でご覧ください。
そして僕はBlu-rayも買ってしまうでしょう。
浜辺美波良かったです。
取り留めのない話ばかりでいません。
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2023/11/06 01:09:29